また会えるかな、山口バルジャン。

8日の日曜日にまたまたレ・ミゼラブルを見に行きました。

何度見ても良いんです。

8日は祐さま最後のバルジャン。

会場と会場周辺は「山口祐一郎祭り」の模様を呈しておりました。

テレビにあまり出ないから知っている人が意外と少ないのですが

（この間、たこ焼き屋と居酒屋の店員と新聞配達員の役で出てましたけどね！）

帝国劇場に住民票を写した（本人談）というほど、

この方はほぼ毎日舞台に通っていますからね。

劇場の周りには祐さまファンがわんさかおりました。凄かったな～。

（私もその一部＾＾；）

 

1989年7月1日（土）私が生まれて初めて見たミュージカル、レ・ミゼラブル。

帝劇の一番前の座席！！

初めて見る本格的なこのミュージカルを最前列で見たときの衝撃と言ったら、

大変なものでしたわよ。

1幕の司教さまのシーン「さて我がきょうだい～♪」から泣きっぱなし。

バルジャンは今は仏像作ってる滝田栄さんだったなー。

何度通ったかわからない作品ですが、これで見納めかな～なんて事を

考えながら見ていると、とても複雑で不思議な感覚でした。

 

24年続いた今のレ・ミゼラブルの演出が今回で終了、そして

祐さまの最後かもしれないバルジャンに、どこも見逃すまいぞ・・・と

意気込んで舞台を凝視していたのですが

物凄く集中しすぎて、ちょっとくたびれ果てました・・・・。

途中から涙も出てくるし、席が舞台から遠かったから双眼鏡のぞいてたし。

レ・ミゼラブルの舞台はレンブラントの絵画のような光と影の照明。

ちょっと暗すぎ・・・と思うときもあり、目が疲れる・・・。

しかし、祐さま渾身の演技と歌を聞いてると心が安らぎます。

熱い愛にあふれたバルジャンでした。

なんというか、彼が歌い出すと、劇場の空気が変わるような・・・そんな気がします。

他のメンバーも本当に素晴しくて、スターを育てるミュージカルと言われた通りだなーと

思いました。

カーテンコールで、一足先に抜けてしまう3人のご挨拶（Youtube映像）があり

最初の2人でジーンとなった後は、祐さまの挨拶で泣き笑いさせてもらいました。

きっと祐さまだって熱くこみ上げるものもあったに違いないけど

前の2人がしんみり派のご挨拶だったから、祐さまはやっぱり

柔らかく楽しく明るいご挨拶になったのだ！と勝手に思ってます。

でもあまり自分の感情を出さない人が、「今日が来なければいいと思った」

というところなんて珍しいなあと思いました。

いつもは「この場にいられて幸せです・・」・って感じで終わっちゃうんだもん。

あの地団駄は何なのだろうか！悔しいなあってこと？

またバルジャンに会えるかなあ。

その時は赤いチャンチャンコが似合うお年頃？

 

とにかく、行けて良かったです。本当に幸せな時間をありがとーーー！！と

キャスト全員に申し上げたいです。

 

最近、ちょっとやっかいな事（自分にとって）が起きて、凹んだり考え込んだり

夢まで見ちゃって、嫌な夢だった・・・と寝起きが苦しいこともあるのですけど・・・

祐さまの歌聞くと元気になれるし、ちょっと頑張ろうかねーと思えるので

ありがたい存在と素敵な作品に出会えた～なと感謝です。

 

：：：

今日は11日。

2ヶ月経ったんですね。まだまだ大変な思いをされている方がたくさん

いらっしゃることと思いますが、思いは常に寄せていたいと思っています。

微力ながら今月も本日11日、前月の売上の10％を日本赤十字社に

義援金として寄付いたしました。

ご来店の皆様ありがとうございました！