ポワロ再起不能…

３月２９日に、右前足の骨折の手術をしたポワロ。
１週間後の４月５日の検診までは順調だった。

悲劇は、７日土曜日に起こった。
いつものように、リフォームで大工さんは仕事していた。
しかし、今回は、猫小屋のすぐ近く。
ポワロは、１頭、術後なので、ケージに入っていた。
昼過ぎに、裏玄関の上の方を壊し、
その後、天井板を貼るときに事件は起こったのだ。

大工さんは、天井裏を貼るのに電動ドリルを使った。
丁度猫部屋の横で、天井を貼るのにドアを開けてやった。
その大きい音に、猫部屋のニャンズもビックリ。
それ以上に、恐がりのポワロはいたたまれなかったらしく、
ケージの天井をぶち破って逃走。
そのせいで、ギブスがはずれてしまっていた。

父の
「猫が大変だぞ～」
の叫び声に、別の部屋の片付けをしてたが、
慌てて部屋に来てみれば、
ポワロが、５つ足になっている。
「ポワロ、ポワちゃん。落ち着いて…」
となだめて、じっとしたポワロを捕獲。

即、大学病院に電話を入れるが、ダメ。
いつもの病院に事情を話して連れて行く。
しかし、一度はずれたギブスは何度まき直してもうまく付けられなかった。

毎日、付けてははずすをくり返し、
大学病院にも電話するが、インフルエンザで先生がお休み中。

やっと電話が通じたときは、万事休す。
こんどは、先生とこちらの時間が調節できず、
いつもの病院でレントゲンを撮ることになった。
撮ってみた結果、やっぱり心配したとおり、
「骨をつないでいるワイヤーは切れてないけど、骨は曲がってますね。」
「もう、手術はできないでしょうから、これで固めるしかないですね。」
「そうですね。せっかく手術されたのに、不運だったとしか言いようがありませんね。」
本当に、ポワロには、不運でした。
でも、痛い足とうまくつき合っていって欲しいと思います。

ポワロの足の結果が出る４日前に
なんと、
ロンきゅ～ん自身も、右足の小指の付け根にヒビを入れてしまった。
昔みたいに、ぎっしりギブスでなくて、
足の裏に固定するＬ字型の形状記憶合金みたいなものを付けて、
あと包帯で固定しただけで、足の痛みが軽減した。
しかも、普通に歩けます。
医学の進歩を感じたね。
人間は、自分で動きを考えられるけど、
ニャンの動きを制限するのは無理でした。
ケージに入れていても、怖いことがあれば、
ケージをぶち破る瞬間的にものすごい力がでるのも野生のエナジーですか？

今は、ポワロと一緒に足を治さなければと思ってます。
そういや、１０年前に、左足を骨折して
あの時は、レントゲンにしっかり写っていたのにかかわらず、
誤診して単なる捻挫と判断され、忙しさに病院を変えたりしなかったから
ずれてつながってるのよね。
まだ、古傷が痛む。
ポワロも完全には治らないけど、うまく自分の体を御していくことでしょう。

ごめんねと何回言ってあげてももう後のまつりですから、
これからは、もっともっと気をつけてあげよう。
少しでも痛くないように。

仕事が休めなかったのも痛かったねえ。
でも、休むとニャンズを養えないしね。

ちょっと、落ち込んでいるロンきゅ～んです。
横で、ロンがうろうろ、
他のこたちは、新しいお部屋でおネンネです。
パソも、もうすぐビスタに変更。
ビスタちゃん、ちょいと人気無いんですが…
新しもの好きのロンきゅ～んなので、

ハイ？もうねましょって？
ロン、自分のベッドに戻ったら？
一緒に行く？
と言うことで、愚痴を言ってスッキリしたところで、
本日の映像は、最後に、このまま治っててくれたらなァ～、残念。