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ろっくんのうさ日記

12歳のネザーランドドワーフのろっくんと我が家の庭に居ついた猫たちとの楽しい暮らしを綴ります。

身体に良い食べ物を。

2015-05-31 17:44:44 | 日記

★ 好天続きで、庭の草花も日増しに成長している。先週紹介したリシマキアは、その後黄色い花が次々と咲き、一週間前には予想もしていなかった満艦飾状態となった。裏庭ではアジサイの花が咲き始めている。花の数がこれまで以上に多く、満開になれば見ごたえがあると思うので、発表はそれまで控えることにしよう。

 ゴーヤときゅうりもこの一週間でかなり成長し、きゅうりは支柱を立てていたがつるが地面をはって伸びだし、ゴーヤのつるは支柱の先をとうに越えてしまった。そこで、今日、それぞれネット張りをした。きゅうりは毎日花を咲かせていたものの、風通しが悪かったためか実になるものが少なかったが、これでちゃんと実が育つだろう。ゴーヤは摘心をしたが、ネットがあるので心置きなく子づる、孫づるを伸ばすことができるだろう。

 ネット張りをしていた時に、物音を聞きつけてコウとフクが集まってきた。しかし、気温が高いうえに、野菜のあたりは夏の陽射しを遮るものがないので暑くてたまらなかったようだ。樫の木の木陰に避難すると、二匹そろってごろんと身を横たえながらこちらの方をうかがっていた。

★ 昨日はお母ちゃんと一緒に兵庫県宝塚市にある中山寺というところに出かけてきた。この寺は、「安産の寺」としても名高く、安産を祈る人々が全国から腹帯をいただきに来るという。ということで、我々もその腹帯をいただきに行ったのである。腹帯とお守りはその日のうちに受け取ることができたが、お札は10日間の御祈祷を終えてから郵送されるとのことだ。

 ところで、この腹帯が誰のためのものかであるが、いくらお母ちゃんの下腹が少々ぽっこり出ているとはいえ、決してお母ちゃんが使うための腹帯ではないので、早とちりされないよう念のために書いておくことにしよう。(でも、これを読んだらお母ちゃんは激怒するだろうなぁ。たぶん・・・)

 用事が済んだのがお昼時分を過ぎたころだったので、境内にある梵天というお店でお昼御飯を食べることにした。この店の名物は蓮ごはんという、蓮根、雪菜、ぎんなん、くこの実、油揚げが入ったおこわを蓮の葉で包んだものだったので、それを注文した。蓮の花はお釈迦様の台座にもなっている極楽浄土の花であり、蓮は延命益寿の薬用野菜とされているとかなので、うやうやしく頂戴した。
 午後3時半くらいに家に帰ると、足音を聞きつけてコウ、フク、シッポの3匹がそろって階段を下りて出迎えてくれた。ちょうど夕方のご飯の時刻のころだったので玄関前で待っていたようだ。毎度毎度同じ銘柄のキャットフードしかやっていないのに、いつも美味しそうに食べている。蓮ごはんとまではいかないまでも、たまには延命益寿の食べ物を与えてやりたいものだ。

★ 昨日は暑い日となり、京都では最高気温が33.4℃にもなった。家の窓を開けっぱなしにして出かけることもできないので、残されたろっくんのために昨日は今年になって初めてエアコンをつけた。そのお蔭で、ろっくんは一人でも快適に留守番ができたようで、家に帰ってみると部屋の隅ですやすやと眠っていた。

 ろっくんは今はとにかく眠くてたまらないらしい。食べ物も朝のバナナと夕方のりんごはお待ちかねの様子だが、お昼の菜っ葉は以前ほど関心がなくなった。葉っぱを目の前に置いてやっても一気に完食することはなくなり、少しずつ休憩をはさみながら食べている。

 今日はろっくんにチンゲン菜を2枚あげたが、1枚目を食べている途中で眠くなったらしく、気が付くとその場所で居眠りを始めていた。牧草に続き、菜っ葉類も摂らないとなると食物繊維の不足が心配されるが、この歳になれば今更栄養がどうこうなど問題ではなく、好きな物を心置きなく食べてくれれば十分と思えてくる。

今年もゴーヤ植えました。

2015-05-10 17:07:00 | 日記

★ ジャスミンの開花は最盛期を迎え、辺りは勿論のこと家の中も甘い香りが漂っている。毎年ジャスミンが咲くとその香りを嗅ぎつけていろいろな虫が集まってくるが、その中に必ず黒いアゲハチョウの姿があった。今年はどうかなと思いながら見ていたところ、案の定、黒アゲハが現れた。普段は黒アゲハを見かけることは珍しいが、ジャスミンが咲くと必ず現れるということは、その香りが相当広い範囲まで漂っており、それに誘われて集まってくるということなのだろう。

★ GW最終日の5月6日にろっくんを爪切りに連れて行った。前回行ったのが昨年の9月なので久しぶりである。いつもお世話になっているうさぎ専門店の方が、ろっくんは高齢となり車での移動が身体の負担になるだろうし、歳をとれば爪は若いころほどには伸びないのであまり爪切りに来店しないほうか良いのではとアドバイスしてくださり、それに従っていたのだが、あまりに爪が伸び、ろっくんも不自由そうにしていたので思い切って連れていくことにしたのである。

 お店のお姉さんはろっくんが生まれた時以来お世話になっており、ろっくんの体調について一番よく理解しているので、この方にケアしてもらうのが最も信頼できる。お姉さんはろっくんを見て、思っていた以上に元気な様子だと言ってくれた。爪を切ってもらい、次に全身をブラッシングしてもらってから、体重を計ったところ720gだった。前回より40gの減少であるが、もっと痩せているのではないかと思っていたので一安心した。

 ろっくんは久しぶりの外出をし、身体をあちこちと触られたので体調を崩さないかと心配したが、家に帰っても元気に走り回っていた。爪も短く切ってもらったので前より動きやすそうだし、身体をマッサージしてもらったのも良かったようだ。移動による負担よりもケアしてもらうことの効果の方が大きいようなので、高齢だからと敬遠しないで以前と同様に爪切りやブラッシングに連れて行くのが良さそうだ。

★ 今年は植えるのが遅れた野菜であるが、ようやく昨日あたりから植え付けを始めた。チューリップのあった花壇にはきゅうりを、プランターにはトマトと万願寺とうがらしと枝豆を植えた。パンジーの花壇には今年もゴーヤを植える予定なのだが、パンジーがあまりに元気なのでせめてもう一日咲かせておいてやろうということにした。問題は猫たちが苗床を荒らすのではないかということだ。これまで毎日トイレの場所として自由に使っていた場所ではあるが、今後は駄目ということができるだろうか。とりあえず防止のために園芸用の支柱を横に並べて置いてみが、フクはお構いなしにその支柱の上に乗っかってしまった。

 そこで、支柱で新聞紙をはさむようにして、土の表面をなるべく見えないようにしてみた。それでも、何にでも興味を示すフクはその上に飛び乗って新聞紙の隙間から中を覗き込もうとする。気が付いた時にはコラ!と言って叱ると、フクはしょうがないなあといった顔で下に降りるが、人が見ていないと好き勝手にされそうだ。

 そして今朝、意を決してパンジーをすべて抜き、そこにゴーヤの苗を植えた。植えるのは簡単であるが、それ以上に手間がかかるのが猫対策だ。去年までは比較的おとなしいみい一匹だったが、今年はやんちゃなコウとフクの2匹に備えないといけない。ゴーヤの苗床にも支柱を並べてみたが、しばらく様子をみないとその効果は判断しがたい。ところで、パンジーはまだまだ元気だし、そのまま捨ててしまうのは可哀想なので他のプランターに移しておいた。

 抜いたパンジーの一株はろっくんにプレゼントしてあげた。トレイの上にのせてろっくんの目の前に置いてやると、ろっくんは早速むしゃむしゃと食べ始めた。これが長く日持ちするならばろっくんは毎日のように大好きなパンジーを食べることができ、さぞかし嬉しいことだろうが、そうもいかないので惜しい限りである。

★ コウとフクが一緒に行動する姿をよく見かける。最近は二匹でトカゲ捕りをしており、この庭にこんなにトカゲがいたのかと驚くほど上手にたくさんのトカゲを見つけてくる。見つけてもそれを食べるわけではなく、足で押さえたりして遊んでいるのだ。トカゲの死骸だけでなく、尻尾の切れた体で走っているのも見かけるが、これはコウやフクが遊びに飽きた隙に幸運に逃げおおせたのだろう。

 追っかけっこをしているうちにだんだんエスカレートして取っ組み合いに発展することがある。かなり真剣な様子で大暴れしているので怪我をしないかと心配するが、これまで傷を負ったり、血を流しているのを見たことがない。そこはきょうだい同士なので爪を立てたり、本気で噛んだりせず、互いに上手に手加減しているようだ。

 それどころか、近頃頻繁に親しげに互いを舐め合う姿が見られる。日が経つにつれきょうだい愛が深まっているようである。お母ちゃんは二匹のこんな姿を見て、自分が言ったとおり早いうちに避妊と去勢の手術を受けさせて本当に良かった。さもなければまた子猫が生まれて大変なことになるところだったと言う。確かにごもっともな意見である。