ろこめっとのこれでいいのかな?

社会問題と子ども関連にしぼって再開します!

いじめの「責任」を家庭にも 教育に関心が聞いてあきれる

2013年03月05日 19時05分06秒 | 子どもと接して思ったこと
育児は社会全体より家庭でするべきだという自民党がいじめをしないよう家庭でも教育する義務や責任を、と言い出した。
とんでもないことだ

なぜそう思うのか。
じつは人間というやつは集団でいると仲間外れを作り攻撃する。
これは心理や本能的なものである。
それを押さえつけコントロールするに必要なのが「教育」である。
つまり無学の状態ではまずコントロールする方法も理由もできもしないし、当然教えられもしない。

みなさんは「育児についての学習」というのを受けた記憶があるだろうか。
そう、まずない。
今までできたじゃないか、という突っ込みが聞こえてきそうだが周りの環境が違いすぎる。
祖父母や近所の支援があったし、兄弟もいたため助け合いができた。
今はあるだろうか?
答えはほぼNOである。

つまり支援が薄くなった現代で家庭の責任だけ引き上げようという暴挙である、と私は断言する。
育児くらいできるわい、と自信をお持ちの方もいるかもしれない。
だが学んだり調べていくうちにはっきりこう思うようになった。
日本の世間の育児常識は間違いだらけであり、こどもと接するのは非常に難しいということだ。
例えば指導である。
指導とは何?と聞かれて即答できる方はどれだけいるだろうか。
規律正しく教え込むこと、というならそれは明確にペケである。

どうも自民党のお偉いがたも例にもれずこどもに関して無知のご様子だ。
大人の理想を押し付けているようにしかみけない。
国会の縄張り争いよりもっと別のプロになっていただきたいものである。

最後に家庭に教える責任はいらない、というわけではないことを明確に言っておきたい。
だが間違った知識や無学のまま行うと大惨事になると(正確にいうともうなってるが)予想する。
基礎でいいので親となるものに保育や指導、教育についてのレクチャーを行うべきである。
常識もマナーもモラルも知識もないな、という親が多すぎるし、怒鳴りつけ叩くしかできない親も多すぎる。
日本は憲法、条約、条例で子どもの権利をはっきりと保証している。
その辺をもっと認識してもらいたいものである。
大人全般にだ。


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