ろこめっとのこれでいいのかな?

社会問題と子ども関連にしぼって再開します!

現場の中学校で中学生の授業をサポートをしてきましたが…

2015年09月29日 12時13分48秒 | 子どもと接して思ったこと
ある工作系体験授業のサポートに参加してきました。
あんまりいうとバレるので紙とカッターを使うものとだけ言っときます。

実は二年目であり、参加はすべて一年生です。
つまり去年は今の二年生を受け持ったわけですね。

参加してびっくりしたのは「学校ごとに似たような特色」ではないのですよ!
「学年ごとの特色」が強く同じ学校の去年と同じ年齢とは思えないほど別人だらけでした。

簡単に言うと去年の一年生は反抗的だけどやる気はメーター振り切ってる感じです。
褒めたりできるかな? と言うとすごい作品を見てろよ~! という気概で作り上げてました。
姿勢も自分たちはできるんだぞっという表情でしっかりしてました。

今年はひたすら「だれている空気」ですね。
なまけ、さぼり、座り方もおっさんみたいな女の子いるし。
説明してる間も私語をしたり笑ってみたり、カッターをひたすらチキチキ鳴らしてる子もいました。
私は実習で幼稚園と保育所に行っていたのですが、精神レベルはあまり変わらないな~って感想でした。
作品の制作も驚くことに何も手を付けずぼ~っとしたり話してるだけの生徒がちらほら。
何しに学校来てるんだろうって。

一人だけ真剣に向き合って楽しそうに制作してる女の子がいたくらいですね。
周りが話そうがサボろうが眼中になし。
こういう子は伸びるとすぐにわかります。
自分をしっかり持っていて周りに流されず集中力をコントロールできてました。

実はこういう子どもたちを劇的に変えうるのが体験です。
行きたい高校に体験入学してみる、つきたい仕事の職場に体験で入る、私の街ではこういう取り組みが増えています。
目標が明確化すれば別人のように生き生きと毎日を充実して送る子どもって結構いるんですよね。

そういう意味では学業とは違う体験授業の価値も高いでしょう。
そもそも私は学力しか追わない教育と社会のせいで日本人の質が劣化し続けてると考えてる派ですしね。
中卒でも社会人として活躍してる人はいるし、学力や学校が優れていても人間として半人前以下の大卒はごろごろいますから。
学力は人間力の氷山の一角でしかないし、もっと大事な能力は他にたくさんありますから。


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