ろこめっとのこれでいいのかな?

社会問題と子ども関連にしぼって再開します!

選挙体験記そのⅡ 告示まで

2009年03月31日 15時35分48秒 | 体験記
さてさて。
事務所を開いた後は活動拠点とし個人として知人に一票のお願いをしに回ります。
ちなみにまったく知らない人に「個人名をよろしくお願いします」というのはまだ違反となります。
けれど「政党名をお願いします」というのはグレーセーフなのでと~っても不公平ですよね。
さすが自民党が戦後作り上げた選挙法、自民にとことん有利です。
一票をお願いします、ではなく騒がしくなるのでごあいさつに参りました、はセーフみたいですけどね。

次に地元議員にもごあいさつに回りました。
企業の親類から当選している議員の方はもちろん自民派。
建前上がんばってくださいと言っていますが目が早く帰れと言っています(笑)
なぜって? それは公共事業などは地元の国会議員が予算とってくるようなものなので今の与党自民党にシッポふりふり、な方が多いのです。
もちろん違う方もいらっしゃるので100%決め付けはしないでネ。
なかには親身に話してくれる方もおり時間をうまく使えたほうだと思います。
他の立候補者からいびられてきた過去があり、あいつは落とす!という方もいらっしゃいましたが(笑)
とにかく当選しなければ何も実現できず大きく不都合がなければ私怨も利用せねばなりません。
クリーンオンリーでは政治は出来ないのです。
この場合お互いの利益が一致したわけですしね。

それと平行して朝夕の街角あいさつを毎日やっています。
顔を見知ってあいさつを返してくれる方も増えてきました。
が… 他の候補予定者が見当たりません。
これでは拍子抜け、というよりこんな選挙でわが町は大丈夫なの? と不安になります。
(実際は告示直前、つまり投票まで10日を切って自民、民主候補は街頭に立ち始めました)
我々は三ヶ月前からやっているのですがよく体を壊さなかったなあと今では思います。
なにせ三ヶ月無休、信念無いとやってられません。

なおチラシ(パンフレット)の投函は制限されていません。
なのでポストにしゃかしゃか入れていきます。
住人にお会いした時は直接お渡しするのですが「絶対拒否」で話すら聞いてくれない方も多いです。
自分も受け取る側だった今までは適当に流してとりあえず受け取る程度だったのでわからなくはないです。
けれどやっぱりパンフレット一枚に激昂されるとそのお宅は覚えてしまいますね。
今でもお付き合いする気にはなれません…
ちょっと短気すぎるんじゃないか、というのが感想です。
逆ににこやかに受け取っていただいた方の方が多かったのですが、その分怒鳴り散らす方が鮮明に…
ポストにぽんぽんチラシを入れられるわけだからわからなくはないですけどね。
(後で判明したのですが自民候補がマネーパワーで一週間に2~3度投函したのでうんざりした方が多かったようです)

私が外に出る一方事務所に地元議員の方や報道関係の方が尋ねてこられていたようです。
もちろん議員さんは当選した暁にはヨロシク、というお願いがメインです。
協力します! という方は一人としていませんでしたね(笑)
政治の世界ってコワ! と思いました。
報道関係の方はもうお仕事ですから聞くこときいたらドライに帰られます。
が、書かれるコメントで有権者の心情も変わってくるので忙しそうに演じます、たとえその時ヒマでも(笑)

最初に告示後でないと街宣車、いわゆる選挙カーはまわせないといいましたが実は政党の街宣車は回せます。
候補者名を前面に出すとアウトですが例えば「自民党、自民党をお願いします」といえばセーフです。
どうです政党候補以外は不利でしょう??
でも抜け道があり「~の会」などと適当な団体を作り「~さんを応援しています」と街宣するのはセーフ。
なんだか政治が抜け穴の世界だと垣間見た瞬間でしたね(笑)

これがだいたい一ヶ月ほど続きます。
え、たいしたことなくない? という方、実際はどえらいですよ(笑)
看板壊されたりもしましたし告示後のための事務準備などもあるので実に大変でした。
全員ボランティアのため人数もかなり少なかったのですがひとえに政党政治はもうたくさんという思いでがんばりました。
地元某大物国会議員さんは事務所のお茶くみで日当一万円とかだったようですが(ボソボソ)

次は告示~開票なのですが中身がぐぐぐっと濃いため分割するかもしれません(笑)
ではではまったりお楽しみに~


最新の画像もっと見る

コメントを投稿