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川崎中1殺害事件に関する考Ⅳ

2015年03月02日 11時18分57秒 | こんなことご存知ですか? マニアック知識
長崎県佐世保市で起きた2つの事件をご記憶でしょうか。

小学生が校内で同級生を殺害した事件。
高校生が同級生を殺害した事件。
2つに共通するのは大人の関わり方が厳しく問われたことです。
このような事件が続くと地域性や取り組みに課題が多いと推察されます。

川崎で起きた中一殺害事件にも似たようなものを私は感じました。

初めに言っておきますが学校側の落ち度は大きくないものです。
連絡を取ろうと担任の方は一生懸命取り組まれていました。
惜しむべきは女性であったため、男子同士の付き合いに深い造詣がなかったかもしれないことです。
育児でも母親は男の子の勝手がわからず悩み苦労すると言います。
性別による傾向の差という知識を本来学習をメインに教える教師に求めるのは難しいのです。
学校は親が非協力的ならできることはほとんどなくなります。

ですが問題は家庭と警察にあります。
被害者の家庭は教師からの連絡について真剣に取り合おうとしていなかったようです。
加害者の父親は供述と全く異なり「犯行時間は家にいた」「息子は犯人ではない」と弁護士を通じ発表しています。
さらに警察は暴行事件が元になった騒動に駆け付けたのに対しその後のケアを全くしていないようです。
加害者の親は通報しており息子が暴行事件を起こしてると知っていてあのような言動を取り、警察は暴行事件をきっちり確認しなかった。

この3者については今後同じような事件を防ぐため徹底的に検証することが必要です。
被害者の家庭に対しては同情もあるでしょうが、原因の過半数は社会にあります。
シングルであり、難しいと言われる男の子の育児を引っ越し先で行っていた、それなのに社会は何かできなかったのか。

ベビーカーすら追い出そうとし、子どもの歓声を騒音とまで言い張る次世代育成を妨害している日本社会と社会員全員に問題はないのか。
警察の行動に問題はないのか。
加害者の親についてはどういう育て方をしてどんな家庭だったのか、原因を検証し共有すべきです。


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