木の実トーチャンの、徒然になるままに日暮らし。

カントリーロッジ木の実は、信州の山の上にあるので楽しい事やら、大変な事など、日常をぼちぼちご報告してます。

日本みつばちの分蜂群の捕獲。

2008-05-25 16:53:03 | 自然
信州の山では、日本みつばちの飼育が古来より盛んに行われています、皆さんがよく見るのは西洋みつばちですね、日本みつばちは自然種なので、西洋みつばちのように沢山蜂蜜もとれないし、採蜜まで2年ほど掛かります。

5月の半ばになると、新女王が誕生します、そうすると、以前から居た女王蜂は働き蜂を引き連れて、新しい巣を作ります、これが分蜂です、巣別れとも言います、で、新しいみつばち群を捕獲できると巣が増えるわけですから、飼っている人たちは真剣です、分蜂は大体10時頃から午後3時頃の間に行われます、分蜂の兆候は、大量の働き蜂が巣の廻りをぶんぶん飛び回り始めると、さー分蜂だと、ホースから水を出し始めて待ちます。

実際に、分蜂が始まると辺り一面みつばちだらけ、ブーンという音も凄い、群れ自体は女王蜂を中心に回転しているので、上からホースの水を掛けます、そうすると一時避難として木の下などに止まります、この止まる場所は、桜の木を横にしたり、ミネゾの枝を掛けたり色々工夫した場所を人工的に作っておき、蜜蝋等を塗り込んでおくと、先ず間違いなくそこに群れが止まります。

群れが止まるとこんな塊になります。全部日本みつばちです。



新しい巣箱を用意して、この群れをそっと移していきます。まず、一斗缶で作った蜂入れ器でごっそりすくう。



中心に女王蜂が居るので、群れを慎重に新しい巣箱に入れる。



このまましばらく置いておくと、群れは新しい巣箱の天井に移動します。

この後は、営巣を待つだけです、巣箱が気に入らないと逃走します、かなりの確率で逃走するので、入り口を働き蜂だけ通れる大きさに狭めたり、なかなか大変です。

しかし、これも山の中ではの楽しみ、5月から6月に掛けて、おじさんたちの会話は蜂のことばかりです(笑)。
我が家にも分蜂群が来ないかなと空の巣箱を置いて気長に待ってます。

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野麦峠祭り。

2008-05-18 15:50:46 | 歳時記
エリナの野麦峠祭りでの女工さんの扮装は、今回が最後です、昨年から隣村の高山市高根町との共同企画で、飛騨側のお助け小屋の前の大きな広場で色々な催しが行われました。

未だ雪があちこちに残る野麦峠ですが、丁度芽吹きの頃で乗鞍岳も綺麗に見えます。



イベントの中で一番人気なのは、地元の子供たちによる風情たっぷりな踊りです、今年が最後のエリナの踊り、野麦峠祭りは子供たちの存在無くしてあり得ません、奈川の子供たちも減っていますが、ずーと続けてください。



今回は、会場の案内係だったので、色々見て回れました、昨年まではウド汁や、山菜テンプラを作っていたので、だだ忙しいだけでしたが、今年は子供たちとともに楽しめてなによりでした、ビールも飲めなかったし(笑)。

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ゴテンサクラ満開。

2008-05-03 11:24:18 | 自然
例年より少し早めに奈川地区のゴテンザクラが満開です、寒山の里にも華やかな季節が来ました。
川沿いや、人家に沢山の桜があることにビックリします、30年ほど前から桜の苗を沢山植えた結果が、今に素晴らしい景観として実現しました。

我が家にも20年前に植えたゴテンザクラが1本有ります、見事に咲いてます、丁度連休中なので沢山の方に見て楽しんでいただけそうです。

背景に残雪の乗鞍岳と、青い空、ぼーと眺めているだけでなんだか満ち足りた気持ちになります。



桜が終わると、いよいよ山菜の始まりです、これまた楽しみですね。

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