中日ドラゴンズ・中里篤史投手…この名前を是非覚えていて欲しい。そして近い将来、彼が一軍のマウンドに上がったならば敵味方に関わらず敬意を持ってみてあげてほしい。試合が始まる前の一瞬だけでもいい。彼の辿ってきた苦難の日々に対して、野球ファンとして。中日嫌いでも何でも構わない。一人の人間に対して…
オレは、彼にはかなり思い入れがある。同じ埼玉県内の高校生。中里投手は一コ上。ドラフト好きのオレ。当然、高校野球はチェックしまくりだったわけです。彼が高2の時、生で彼の投球を見てから彼の高校の試合を頻繁に見に行くようになりました。そして彼が高3夏の埼玉県予選決勝。浦和学院・坂元投手(現ヤクルト)との息詰まる投手戦…延長で惜敗…もちろん見てました。スタンドで。
秋、ドラフト会議。願ったり叶ったりとは正にこのこと!わが中日が一位で彼を指名。そして入団。「こりゃー応援するっきゃねーなー!」なんて思いました。
そんでルーキーシーズン。フレッシュオールスターでの快投!ウェスタンリーグでもいきなり好成績。シーズン後半には、巨人戦に登板。150キロの快速球。躍動感溢れる投球フォーム。球界を代表する打者に対して一歩も引かないマウンド度胸。どれ一つとっても次代のスターとして文句のないデビューを飾りました。
順風満帆なスタートを切った彼をシーズンオフに悲劇が襲いました。不慮の事故による右腕の大怪我…。そこから長きに渡るリハビリ、再発、手術の繰り返し…。
そんな頃、オレは大学入学しバイトをはじめました。そこで知り合った先輩がなんと中里投手の高校時代のクラスメートでたまに連絡もとりあっている人だったんです!先輩から、何度も中里投手についての友達自慢(?)をきかされました。「あれだけ騒がれていたのに鼻にかけることもなく、シャイで人に嫌われるようなことのないいいヤツ」←先輩の話を要約するとこんな感じです。ますます親近感を持ちました。「大分良くなってきてるみたいだよ」とか「また痛めたみたい」とかそういう情報も教えてもらいつつ一喜一憂する日々でした。
さらにそれから日々は流れ、オレもバイト変わったし、もう大学4年だし…
「もう、あの快速球を見ることは二度とないのでは…」そんな思いすら抱きはじめていた頃、一つの記事を見かけました。「中里ウェスタンで実戦登板へ」入り混じる期待と不安…結果は「快速球健在148キロ計時」でした。ホントに感動しました。少し泣いたかも知れません(←引かないでね)
オレにとってスポーツも音楽も「感動」をもたらしうる要素として愛してやまない分野。だから、この分野に関してオレの涙腺は相対的に弱くできているのです。
それからさらに2度の登板を重ね、150キロまで計時。2イニングまで投げることが出来ました。でも、オレはあえて中里投手の登板する試合のウェスタンの中継は見ないつもりです。ケーブルテレビで、たまにウェスタンみれたりするんだけど。もし、放映があったとしてもね。必ず一軍で見られるし!
ゆっくりでいい。今度こそ、踏み外さないで。着実に。必ず、君の力が必要とされる時がくる。それまでに、期待に応えうる力を蓄えていられるように。
~Get back up again and I'm sure you will go far ~ Hi-Standard『glory』
オレは、彼にはかなり思い入れがある。同じ埼玉県内の高校生。中里投手は一コ上。ドラフト好きのオレ。当然、高校野球はチェックしまくりだったわけです。彼が高2の時、生で彼の投球を見てから彼の高校の試合を頻繁に見に行くようになりました。そして彼が高3夏の埼玉県予選決勝。浦和学院・坂元投手(現ヤクルト)との息詰まる投手戦…延長で惜敗…もちろん見てました。スタンドで。
秋、ドラフト会議。願ったり叶ったりとは正にこのこと!わが中日が一位で彼を指名。そして入団。「こりゃー応援するっきゃねーなー!」なんて思いました。
そんでルーキーシーズン。フレッシュオールスターでの快投!ウェスタンリーグでもいきなり好成績。シーズン後半には、巨人戦に登板。150キロの快速球。躍動感溢れる投球フォーム。球界を代表する打者に対して一歩も引かないマウンド度胸。どれ一つとっても次代のスターとして文句のないデビューを飾りました。
順風満帆なスタートを切った彼をシーズンオフに悲劇が襲いました。不慮の事故による右腕の大怪我…。そこから長きに渡るリハビリ、再発、手術の繰り返し…。
そんな頃、オレは大学入学しバイトをはじめました。そこで知り合った先輩がなんと中里投手の高校時代のクラスメートでたまに連絡もとりあっている人だったんです!先輩から、何度も中里投手についての友達自慢(?)をきかされました。「あれだけ騒がれていたのに鼻にかけることもなく、シャイで人に嫌われるようなことのないいいヤツ」←先輩の話を要約するとこんな感じです。ますます親近感を持ちました。「大分良くなってきてるみたいだよ」とか「また痛めたみたい」とかそういう情報も教えてもらいつつ一喜一憂する日々でした。
さらにそれから日々は流れ、オレもバイト変わったし、もう大学4年だし…
「もう、あの快速球を見ることは二度とないのでは…」そんな思いすら抱きはじめていた頃、一つの記事を見かけました。「中里ウェスタンで実戦登板へ」入り混じる期待と不安…結果は「快速球健在148キロ計時」でした。ホントに感動しました。少し泣いたかも知れません(←引かないでね)
オレにとってスポーツも音楽も「感動」をもたらしうる要素として愛してやまない分野。だから、この分野に関してオレの涙腺は相対的に弱くできているのです。
それからさらに2度の登板を重ね、150キロまで計時。2イニングまで投げることが出来ました。でも、オレはあえて中里投手の登板する試合のウェスタンの中継は見ないつもりです。ケーブルテレビで、たまにウェスタンみれたりするんだけど。もし、放映があったとしてもね。必ず一軍で見られるし!
ゆっくりでいい。今度こそ、踏み外さないで。着実に。必ず、君の力が必要とされる時がくる。それまでに、期待に応えうる力を蓄えていられるように。
~Get back up again and I'm sure you will go far ~ Hi-Standard『glory』