Rockin’on俺

Welcome to W.K's labyrinth!!

中里篤史投手に捧ぐ

2005年09月20日 00時49分42秒 | ドラゴンズetc…
中日ドラゴンズ・中里篤史投手…この名前を是非覚えていて欲しい。そして近い将来、彼が一軍のマウンドに上がったならば敵味方に関わらず敬意を持ってみてあげてほしい。試合が始まる前の一瞬だけでもいい。彼の辿ってきた苦難の日々に対して、野球ファンとして。中日嫌いでも何でも構わない。一人の人間に対して…

オレは、彼にはかなり思い入れがある。同じ埼玉県内の高校生。中里投手は一コ上。ドラフト好きのオレ。当然、高校野球はチェックしまくりだったわけです。彼が高2の時、生で彼の投球を見てから彼の高校の試合を頻繁に見に行くようになりました。そして彼が高3夏の埼玉県予選決勝。浦和学院・坂元投手(現ヤクルト)との息詰まる投手戦…延長で惜敗…もちろん見てました。スタンドで。

秋、ドラフト会議。願ったり叶ったりとは正にこのこと!わが中日が一位で彼を指名。そして入団。「こりゃー応援するっきゃねーなー!」なんて思いました。

そんでルーキーシーズン。フレッシュオールスターでの快投!ウェスタンリーグでもいきなり好成績。シーズン後半には、巨人戦に登板。150キロの快速球。躍動感溢れる投球フォーム。球界を代表する打者に対して一歩も引かないマウンド度胸。どれ一つとっても次代のスターとして文句のないデビューを飾りました。

順風満帆なスタートを切った彼をシーズンオフに悲劇が襲いました。不慮の事故による右腕の大怪我…。そこから長きに渡るリハビリ、再発、手術の繰り返し…。

そんな頃、オレは大学入学しバイトをはじめました。そこで知り合った先輩がなんと中里投手の高校時代のクラスメートでたまに連絡もとりあっている人だったんです!先輩から、何度も中里投手についての友達自慢(?)をきかされました。「あれだけ騒がれていたのに鼻にかけることもなく、シャイで人に嫌われるようなことのないいいヤツ」←先輩の話を要約するとこんな感じです。ますます親近感を持ちました。「大分良くなってきてるみたいだよ」とか「また痛めたみたい」とかそういう情報も教えてもらいつつ一喜一憂する日々でした。

さらにそれから日々は流れ、オレもバイト変わったし、もう大学4年だし…
「もう、あの快速球を見ることは二度とないのでは…」そんな思いすら抱きはじめていた頃、一つの記事を見かけました。「中里ウェスタンで実戦登板へ」入り混じる期待と不安…結果は「快速球健在148キロ計時」でした。ホントに感動しました。少し泣いたかも知れません(←引かないでね)

オレにとってスポーツも音楽も「感動」をもたらしうる要素として愛してやまない分野。だから、この分野に関してオレの涙腺は相対的に弱くできているのです。

それからさらに2度の登板を重ね、150キロまで計時。2イニングまで投げることが出来ました。でも、オレはあえて中里投手の登板する試合のウェスタンの中継は見ないつもりです。ケーブルテレビで、たまにウェスタンみれたりするんだけど。もし、放映があったとしてもね。必ず一軍で見られるし!

ゆっくりでいい。今度こそ、踏み外さないで。着実に。必ず、君の力が必要とされる時がくる。それまでに、期待に応えうる力を蓄えていられるように。

~Get back up again and I'm sure you will go far ~ Hi-Standard『glory』

再開宣言!!

2005年09月19日 23時56分15秒 | Weblog
随分とほったらかしにしてました(^^;
この間にオレにもいろいろありまして…(←それを記録してナンボのブログだろーに…笑)

まぁ、いろいろ追い詰められたり、逃げ出したり、追いかけたり…な感じで今日に至るわけっす。
そんな激動の時代(?)を乗り越えて、ここにこの駄ブログの再開を宣言します!!

SINGER SONGER 『初花凛々』

2005年05月24日 17時52分48秒 | CDレビュー
面接がてら立ち寄ったCDショップでこのシングルと10-FEETのアルバムを買いました。OASISの新譜はもちろん明日買いに行きます。いろいろ事情がありまして、今日は買いませんでした(汗)。

Coccoとくるりの現メンバー(正式メンバーというか、実質の活動メンバーという意味合いで)とで結成されたスーパーバンドSINGER SONGERのデビュー作です。正直、来月発売のアルバムを買えばいっか!なんて考えていましたが、あんなに楽しそうに唄うCoccoの姿を見、そして今回の曲『初花凛々』を聴くにつけシングルも買わないわけにはいきませんでした。

ある種のカリスマ、異能の女性ボーカリストとして囃し立てられていた頃の悲壮感に溢れた彼女は、もうそこにはいませんでした。くるりの岸田さんとのタワレコ限定(でしたよね?)のコラボやらなにやらでCoccoが表舞台に戻ってくるのでは??なんていう人々の期待(←オレもです!)が高まっていた中、このバンドによって復帰するときいたときの驚きと喜びは非常に大きなものがありました。くるりも好きなバンドだったのでなおさらに。

期待に鮮やかにこたえた満額回答でしょう。タイトルトラックがとにかくイイです。この歌声が再び聴けることに素直にうれしくなりました。これだけ才能のある女性シンガーはなかなか見当たらないと思っていたので、活動停止時にはホントに悲しかったですから、オレは。

春らしい軽やかなメロディー、アレンジもCoccoの歌を存分に生かそうという意図が見えますし、ギター、コーラスとも痒いところに手が届くというか、さじ加減が絶妙だったと思います。このあたりは、実力派バンドくるりのお手の物といったところなのでしょう。

初回限定のDVD良かったな~。ホントに楽しそうだ。停止前のシリアスな彼女の深奥ともいうべき音楽も好きだったんだけど、やっぱ復帰作としてはこーいう曲であることが一番良かったんじゃないかと思います。「おかえり!!」じゃなくて「ハロー!!」って軽やかに迎えてあげるのが一番いいのかもしれないですね。「ハロー!」って帰ってきてくれたんですから。

初花凛々 (初回限定盤)
SINGER SONGER, Cocco
ビクターエンタテインメント

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評点……★★★★★
タイトルトラックは非常に上質なPOPソングだったと思います。もしかしたら、今年に入ってから発売された邦楽シングル曲のなかで一番好きな曲かもしれません。あんましシングル買わないし、聴かないんで分かりませんが…(笑)とにかく、これにDVDつきで1100円なら絶対買いだとおもいます。Coccoの声、やっぱ好きだな。そんでもってくるりがバックをつとめてるなんて、贅沢なバンドだね。来月がホントに×2楽しみです。多少ご祝儀相場になりつつも、星5つです。

就活戦線異常アリ…?

2005年05月24日 17時22分10秒 | Weblog
今日は朝から面接でした。
非常に和やかに進み、言いたいことも淀みなく精一杯話せました。ので、大丈夫だろーと思ってたりします。(楽天的ですが…笑)そもそも、とある資格試験の勉強を去年から始めていたので、就活する気自体なかったんですよね。4月まで。
だから、スタートするのが非常に遅く、今に至るわけです。最初の面接なんかは雰囲気つかめずに戸惑っていたんですが、多少場慣れした今では面接ケッコー楽しみになっていたりします。もともと論議とかそーいうの苦手ではなかったりするんですよね(笑)

かといって、本当に就職するのか?といわれると非常に迷っていたりします。資格の講座のお金は親に出資してもらってるわけですし、その講座の合格目標は2006年試験ですし…つまりは2年講座で現在進行形の講座なわけです。就活中はその講座も休みがちです。ネットでも講義を見られるように申し込んでいるので家で学習できますが…。
かなり親不孝ですよね。一応月々のバイト代から少しずつ返済してはいますが。

だから、すごい迷ってます。その資格に受かる保証はないですし。実際かなり難度の高い国家資格で先輩にもたくさん資格試験浪人います。バイトも関連のある仕事なので、情報は嫌でも耳にしますしね。別に親にやらされている勉強ではない、自分自身も興味のある仕事、領域なので勉強自体はさほど苦にはならないのですが…。

資格試験に臨むからといって、フリーターとやりながらだとダレてしまいそうなので、その場合は親への負担を少なくするために奨学金もらって大学院に行くつもりです…。

どーすりゃいーんだろ?なんて日々悩みながら、リクルートスーツに身を包み、電卓を見つめる今日この頃です。

なげー一人ゴトだこと。遅れたけど、エン様内定オメデトー!バルサ戦、観戦にいけることになったよ!!スタジアムで騒ごーや!

BEAT CRUSADERS 『P.O.A』

2005年05月12日 23時11分49秒 | CDレビュー
ビークルのメジャー進出1stALです。いわゆる"メジャーデビュー"アルバム(笑)。10年選手だぞ!30半ばにして脂が乗り切っているとはまさにこのことでしょう。ヒダカ氏飛ぶ鳥を落とす勢いで進撃中です。一年半前、ヒダカ氏以外のメンバー全員が脱退(!!)という絶体絶命のピンチを見聞きしやきもきしていたのは何だったんだろう…。

いつのまにかスゲー勢いで浸透してオリコンデイリーチャートで2位になったとかならないとか。別に売り上げがスゲーからどーのこーの言うつもりは毛頭ないんですけど、それにしたってまさかここまで爆発するとは…ねぇ。エルレの『RIOT~』のレビューでも似たこと書いたんだけど、いいモノ作る人がそれにふさわしい評価をされるのは音楽好きとしては嬉しいことです。これまでの作品だって、この手のPOPソングやらしたら日本で右にでるヤツなんてそうそういねーぞ!って思わせるモノだっただけに。

さぁ、『P.O.A』について。
ここまでくると、3分いや、「2分半POPソングの職人」って感じさえしてきます。それぐらい爽快で耳ざわりの良いPOPソングのつまった作品を届けてくれました。でも、これはなにも、今回に限ったことではないんですよ。ホントに。だからこそ「職人」なわけですが…。作る曲のタイプはかなり異なりますが、そーいう意味ではピロウズに重なる部分があります。(ともに豊富なキャリアを誇り、多くのアーティストに支持されつつ常にクオリティの高い作品をドロップしてきたところが、ね。)

先行シングル『HIT IN THE USA』『FEEL』ともにキャッチーでどこかひねくれたビークル節が健在だったことでメジャー移籍しても今までどおり良いアルバムになることは確信していました。
ヒダカ氏が全面的に音楽を監修したTVアニメ『BECK』で登場した『MOON ON THE WATER』のセルフカバーがサントラに収録されていたので、遂にビークル作品に王道バラードが顔をだすのか!!??なんて期待していたのですがそれはナシだったみたい(笑)「まっ、そーだよな!ビークルだし!」
って思って聴いてみたら、別のバラードが入っててかなりビックリ。これがまたビークル新境地を感じさせる名曲だったのでさらにビックリ。あっ、『MOON ON THE WATER』のセルフカバー聴きたいなら『BECK』のサントラ『KEITH』聴いてみて。こっちもなかなか。

全曲オススメ。隙の無い作りこんだPOP・ROCKソング。随所に効果的に顔を出すキーボードがいい味出してるかなりゴキゲンなPOPソング集です。
余談ですが、この手のバンドサウンドにキーボードが加わることに露骨に嫌悪感を表す人をしばしば見かけるのですが、どーしてなんですかね?それが加わることで一層曲が引き立つなら文句をさしはさむ余地があるとは思えないのですが…。某掲示板でそれに関わる一方的なバッシングを見つけたので…。まっ、そんなこたー大した話じゃないんですけど。結論としては、「ゴキゲンな作品!」ってことで!(笑)
P.O.A.~POP ON ARRIVAL(初回生産限定盤)
BEAT CRUSADERS
DefSTAR RECORDS

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評点……★★★★☆
ハイクオリティー。これから夏に向けて愛聴盤になってくれそうです。バラードという新たな飛び道具を加え、ビークルの快進撃がどこまで続くのか。次回作も非常に楽しみです。ヒダカ氏が愛してやまないWEEZERの新作と同発ながら遜色ないどころかそのポップネスはWEEZERを喰ってしまうほどじゃないかと個人的には思ってたりします。この作品で彼らを知った人には、たくさんあるインディー時代の曲も聴いてみてほしいな。とっかかりとしては無難にベスト盤から手をつけてみてはいかがでしょうか。今作が気に入ったなら後悔しないと思いますよ。

WEEZER 『MAKE BELIEVE』

2005年05月12日 21時23分35秒 | CDレビュー
ちょうど3年になりますか。WEEZERの5作目となる新作ALです。この日が待ち遠しくもあり、それでいて不安でもあり…。そんな感じをわかってくれる泣き虫ポップ愛好家もいるんじゃないかな?

オレにとってのWEEZERは、1st,2ndなんですよね。どーしよーもない泣きメロに情けなくも共感してしまうリリック。そんでもってちょっと演奏が下手だったり(笑)←ファンの方、スミマセン。
中でも一番好きな曲は1stに収録されている『In the Garage』。泣きのメロディーが好きな人でまだWEEZER未体験なら1stは聴いてみるといいですよ。
「洋楽はどーも暑苦しいイメージがあるんだよなー。」って人にも入門盤としてオススメです。(←こんなことをのたまっておられた友人にはHITだったみたいなので…笑)

いつもどおりの前置きはここまでにして、肝心の『MAKE BELIEVE』について。

大分、メロディーに泣きの要素が戻ってきたなー。っていうのが第一印象です。前作『マラドロワ』は、「どーしちゃったんだ?」ってぐらいマッチョでガチな楽曲群にシフトしちゃってたので1st、2ndの愛好者としてはかなりガッカリしたんです。そーした流れがあって、前置きで述べた「待ち遠しくも、不安…」という表現が出てきたわけですな。

3年のブランクはバンドの(というかリヴァースの)創作活動に好影響を及ぼした、とオレは思いました。サウンド的には、3rd『グリーンアルバム(通称)』に一番近い気がします。ただし3rdのシンプルでアッサリとした質感とは異なり、それに厚みが加わっているように感じました。(バンドサウンド的にも、アルバムのトータルバランスにおいても)

ただし、間違いなくいえること。繰り返しになるけど、泣きのメロディーの切れ味が戻ってきた。WEEZERファンには何よりの朗報ではないかと思うのですが、どーでしょうかね?(笑)1st、2ndの頃のような青さと泣きメロとの相乗効果は、これだけキャリアを積んできたバンドにもう一度望むのは間違っているのかも知れません。確かに1st当時の一撃必殺の爆発力のようなものはないなぁと思いました。が、キャリアの中で身につけてきた経験がしっかり反映された良作だと思います。

先行Sgとなった#1『BEVERLY HILLS』#2『PERFECT SITUATION』の思わず口ずさんでしまうようなフレーズ、#4『HOLD ME』は哀愁漂うメロ~サビでの感情の吐露が印象的な名曲。#5『PEACE』泣きメロ復活を強く感じた1曲。#11『FREAK ME OUT』こいつも切なさ全開の曲。
今回の作品、もし興味が湧いたら日本盤を買うことをオススメします。ラストに収録されているライブテイクの3曲がなかなか秀逸だからです。特に、3rd収録『ISLAND IN THE SUN』のライブテイクがかなり好みだったりします。
メイク・ビリーヴ
ウィーザー
ユニバーサルインターナショナル

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評点……★★★★
オレは、今回の作品かなりいいなーって思います。現在のWEEZERがこれまでのリスナーを振り切ってどっかに行っちゃうんじゃないかといった危惧を振り払ってくれたということに今作の価値があるんじゃないかな?素直に良い音楽が聴けたので満足でした。聴きやすさも好印象だったし。期待と不安のジレンマの中で迷ってるんなら聴いてみて。大丈夫だと思いますよ(笑)。たぶん

GWとは、かくも儚いものか…

2005年05月11日 02時20分52秒 | Weblog
まっ、お気楽大学4年生はその気になればいくらでもGWを延長できるんですけどね(笑)

今日は、片手間の就職活動で渋谷にやってきたんで、生活にちょいとした彩りをそえるべく「音の出る円盤」を求めてCDショップ巡りをしてきました。GW前に一緒にそんなくだらんプランを立てていたヤツを従えて(っていうかオレが逆に拉致られて…)。

とりあえず、ディスクユニオン→レコファン→HMVってな感じで。

ここ数ヶ月、オレはオウテカの『LP5』を買いたくていろいろ探してるんだけどないんだよなぁ…。どこかにありましたら是非おしえてください!!前2店に関してはそれなりにマニアックな中古の洋楽CDを物色できて楽しめたんですけど。肝心の物はなし…と。トム・ウェイツ、ボブ・ディランあたりのロッククラシック(もち中古)を片っ端から集めてやろーかと真剣に悩みましたが、今日のところは勘弁してやりました。ついでにスクエアプッシャーの1stもあれば即、購入のつもりだったがそれはナシ。コクトーツインズの3rdも探したが見つからず。…現実は厳しい…

そんでしょーがないんでHMVへ。実はここで買うものは大体決まってました。先月発売されたオウテカの『untilted』、今日発売のビークルの『P.O.A』。この2作は決定していて、後は、財布の中身と相談しつつweezer待望の新作『make believe』、まさかの再始動となったGORILLAZの『DEMON DAYS』、the band apartの新作、マキシモパークの1st、TFCの新作、この辺りの作品群から選択しようと。生来の優柔不断人間なオレは散々悩んだ挙句、weezerとGORILLAZをチョイス。

weezerは期待より不安が大きかったりしたんですけどね…。見届けないと(いや、聴き届けないと)いけない気がして…。今現在もまだ聴いていません。なんかこわいなー。

GORILLAZは、なんかテンション上げてくれそうな気がして。五月病対策ですね。

とこんな感じで新たなアイテムが加わったというわけです。コイツラのレビューもどきも上げていくつもりでおりますのでよかったら見に来てやって下さいな。

とりあえず、ビークルは期待を裏切らないポップネスでオレの部屋を彩ってくれているということだけ先にお伝えして、今夜はここまで。駄文にお付き合いくださりありがとうございました。

埼玉在住中日ファンの手記

2005年04月20日 21時32分17秒 | ドラゴンズetc…
あいかわらず、オレの部屋のコンポからは延々とエルレの新作が流れ続けています。ホントにツボをおさえたメロディーメイキングだこと…。飽きない×2。

まぁ、それはいいとして、プロ野球開幕から2週間がたちました。我が中日は主砲2人の不振、エース川上憲伸のアクシデントがありながら阪神とならんで同率首位。(4/19日程終了時)まだ、始まったばかりとはいえ、贔屓のチームが順位表の上位にいることが気分の悪いわけがありません!

その好調な滑り出しの要因の一つは、やはり以前ここでも触れたルーキーズの活躍でしょう!ここで詳しく紹介した中田投手は早くも先発で勝利を収めましたし、鈴木投手も中継ぎで奮闘中。極めつけが、石井裕也投手の台頭。先日の初勝利でのインタビューには胸が熱くなりました。難聴というハンデを努力と勇気で乗り越えてたどり着いたお立ち台…。生活が保障されていた社会人を一大決心で捨て、プロに飛び込んできた彼に大きな拍手を贈りたいです。しかも、住み慣れた横浜ではなく、縁もゆかりもなかった名古屋の球団に身を投じたのです。どれほどの勇気がいる決断だったのだろう。
左腕からの140キロ台中盤の速球に押されるプロ10年選手たち。この事実が彼の決断が正しかったことを証明しているような気がしました。

でも、まだまだ彼のプロ人生は始まったばかり。息の長い選手になってほしいなぁ。どのルーキーたちにも言えることなんだけど…結果がわるければ容赦なく叩くからね!我々、ファンは!

だから、頑張れ!!応援するし。

ELLEGARDEN『RIOT ON THE GRILL』

2005年04月19日 20時45分58秒 | CDレビュー
いやー、やっとこの日が来ました。エルレの新譜の発売日(前日)。もちろんフラゲしてきました。

今回、ご贔屓のCDショップへ行くとビックリなことにELLEGARDENのコーナーが出来ていました。初めて彼らのALを買ったときはインディーズコーナーにひっそりとおいてあるだけだったのに…。しばし感慨にふけりました(笑)

もっともっと有名になっていくんだろーなぁ。
いい音楽作る人たちが、メジャー・インディーズの垣根なく純粋に「音楽」を認められて浸透していくっていうのは商業主義の横行する昨今の音楽業界にあって非常に清々しく、好ましい状況ですよね。こーいうケースが頻繁にみられるようになれば、音楽業界ももっと様変わりしてくるような気がするんですけどね。

まっ、それはそれとして、エルレのニューアルバム『RIOT ON THE GRILL』について。

………このバンドの辞書に「捨て曲」って言葉はないんだろーか…。
以前、エルレについて紹介した際にもそれぞれのALをざっとレビューしてみてその一貫したクオリティーの高さに触れたかと思うのですが、今回も、実に素晴らしい作品を届けてくれました。もちろん、前回も言ったように、聴きこんでこそ…という側面が音楽にはあると思っているので、今、現在の評価で決まり!ってわけではないんですけど。
それにしたって、この1曲1曲のクオリティーは凄すぎです。曲数が10曲と少なく、しかもそのうち2曲が先行シングル収録曲であるのは多少残念ですが。(←2曲ともいい曲だからいいけど。)

メロパン、エモそういった括りにはとても収めきれないスケールのバンドになってます。こうしたバンドの飛躍をリアルタイムに見ていけるのもファンとしての楽しみです。オレの好きなバンドにJimmy Eat Worldっていうバンドがあるんですけど、彼らが当初、エモバンドとして括られていたところから作品ごとにスケールアップし、その枠を飛び越えた様に重ね合わせて見てしまいました。(←エルレとは音楽性が異なりますけどね。)

そんで内容について。まず、#1『RED HOT』で完全にもっていかれます。キャッチーでフックのきいたメロディー、疾走感が心地いい。この心地よい疾走感に大きな役割を果たしているのがやっぱしリズム隊です。特にこれまでの作品よりドラムの音が前にでている気がしました。実際にはそーいうアレンジを施していないかもしれないですが、確実に存在感が増していました。こーいうところもライブバンドの面目躍如といったところでしょう。日々、オーディエンスの前で場数を踏んでいることの強みが見えました。#2以降もグッドメロディーの連打連打でまったく飽きさせません。#2『モンスター』は日本語詩の良曲。#3『Snake Fighting』では、新境地を見せてくれています。この曲聴くと、何故か前出のJEWのAL『FUTURES』を思い出します。(←どこが似てるってわけではなく…雰囲気かなぁ?なんだろ?)
#4『Marry Me』は、泣きメロ炸裂のポップパンクチューン。かなり好み。#5『Missing』シングル曲。まぁ、当然名曲。#6『Bored Of Everything』も爽やかで良し。#7『TV Maniacs』もシングル曲。カップリングにしとくのはもったいない良曲。#8『虹』日本語詩。泣きメロと細美氏の声が効果的。#9『I Hate It』こういう穏やかで叙情的な曲までこなせるところに懐の深さを感じます。#10『BBQ Riot Song』この歌詞の世界観なんか好きです。

久しぶりに書き込んだので、ダラダラと全曲に触れてしまいました。まぁ、コレを読んで少しでも気になったらとりあえず買ってみて損はしない作品だと思いますよ。ELLEGARDEN、さらなる飛躍の予感大です!
RIOT ON THE GRILL
ELLEGARDEN
インディペンデントレーベル

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評点……★★★★☆
クオリティーの高さは流石。捨て曲はありません。ハイスタ、NICOTINE好きな方からTFC、weezerの洋楽ギターポップにJEW、GUKといったエモ好きはもちろん、J-POPのメインストリーム専門の方にも幅広く受け入れられる作品なんじゃないかと個人的には思います。残念だったのは曲数の少なさ。シングル曲2曲を入れて10曲、約30分だからなぁ…。難点はそこだけ。量より質なので不満はそんなにないんですけど…。是非、聴いてみてください。気に入ったら過去の音源も傑作ぞろいなので!

どーも!

2005年04月06日 21時46分09秒 | Weblog
それにしても長いこと間を空けてしまいました。バイトや就活、勉強、会合、ちょいとした趣味やらなにやら無駄な動きの多い今日この頃。多忙さにかまけてちっとも更新してませんでした。それでもアクセスカウントはかなり多くの人々が見に来てくださったことを示す数字が並んでいたりしてうれしいかぎりです。ありがとうございます。
また、適度に更新していくつもりなんでお暇なときにでものぞいてやって下さい。

B'z『THE CIRCLE』

2005年04月06日 20時45分40秒 | CDレビュー
昨日は無駄に多忙だったためフラゲできず、今日になってGETしてきました。B'zの新作ALです。

先行シングルの『愛のバクダン』がなかなかの好内容だったのでかなり期待していた今回のAL。
余分な先入観を入れたくなかったこともあり、先日のB'zのオールナイトニッポンも聴きませんでした。なのでシングル収録曲の『愛のバクダン』、『Fever』以外の曲は完全に初聴き(←こんな日本語ありかな?)という状況。

そんな中、一通り聴いてみての感想→「おぉ、けっこーいいじゃん!」

正直、『愛のバクダン』はいらなかったかなぁ、って気もしましたが…。(←この曲が悪いわけではなく、アルバムトータルで考えたときにちょっと浮いてる感じが否めないんですよね。まぁ、シングル曲も入れとかなきゃビジネスとして厳しいのかもしれませんが…。)
まっ、それは置いておくとして、今回の作品なかなかいいですよ!何度も聞きなおしたときにどーなるかはまだわかりませんが。

聴きこんだときに何か自分の中にひっかかりを感じられる作品が本当に自分の好きな作品なんだ、ってオレは定義している節があるので、「本当にいい作品」と「本当に好きな作品」が多少持つ意味が違ったりするんですよね。結果として、オレの定義で「本当に好き」な作品は「本当にいい」と思える作品であることは間違いないんだけど。(←もちろんオレの中だけです。一般的な「本当にいい作品」に置き換えるつもりは毛頭ありません。)

以上をふまえて本当に好きな作品かどーかはわからないけど、今のところ好きな作品であることは間違いないところですね。(←煮え切らない言い方ですこと。笑)

今回のアルバムは、なかなかバラエティーに富んでいますね。今までの作品だとどれが一番近いんだろーなぁ。一通り聴いた感じだと、『ELEVEN』かな?骨っぽいバンドサウンドとか。それより楽曲の幅が広いけど。

この作品のハイライトはやっぱし、『アクアブルー』→『睡蓮』→『Sanctuary』の流れかな。
このあたりは、やっぱしツボを押さえてるなぁって思わせるところです。
それぞれタイプの異なる楽曲にも関わらず、しっかり手の内に入れてるな~って感じ。
この3曲はどれもオレ的には好みですね。

ラストに英詩曲をもってきているのもいいですね。英詩曲が音源化されるのってかなり久々だけど、B'zの場合もっと割合増やしてもいいと思います。あのギターサウンドに英語ってやっぱし映えるんですよね。『Raging river』の時、そう思いました。あれ、何で英詩版を聴いたんだっけ?忘れてしまった。まぁ、こと『Raging river』に関しては『ELEVEN』での日本語詞も好きでしたが。
とりあえず、「オレが本当に好きだった」活力溢れるB'zの再臨への端緒になってくれるといいな~なんて身勝手極まりないロジックを振りかざしてみたりなんかして。
THE CIRCLE
B’z


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評点……★★★★
好きな作品にはなりそう。でも、もっといけると思うんですよね。音楽を聴くときに、そのアーティストに思い入れがあるからといって盲目的に肯定するようにだけは絶対になりたくないと常日頃思っていたりするので多少評価の点で自分を律していたりしてちょいマイナスしてます。

バイトの犬!W・DOG誕生!

2005年03月21日 02時28分47秒 | Weblog
見すぎ君に負けないくらい今週はW(オレのバイト先)の犬となって働きました…
バイト水曜から5連勤。土曜にいたっては、昼1時から夜10時半まで九時間半、一分たりとも休憩とることもなく…。他の日も平均7時間勤務で休憩とれず…。

さすがに、今日のバイトの帰りはチャリをこぐ足に力が入らない…っていうか家までチャリを30分もこがなきゃならねーってことにひたすら悪態をついてました。

しかも、今日はバイトの前にふらりと立ち寄った山野楽器でCDを2枚も衝動買い。とんだ出費だ。(しめて5600円也)…ちなみに買ったのはTVアニメBECKのサントラ『BECK』と『KEITH』。まぁ、ビークル好きだし、10-FEETもハスキンも好きだからいーんだけどさ。(←アニメのサントラと侮るなかれ!実力派アーティストが顔をそろえてるし、ビークルのヒダカさんが音楽を監修してるし!)

今も聴きながらこれを書いてます。『KEITH』の方のラスト二曲がいいね!何度も繰り返してます。

バイトのせいで来週の説明会に持って行かなきゃならんESをまだ書いてない…、SPI対策も全然だし…このままではノーガードのままブアカーオPPの前蹴りとミドルキックの嵐をくらいにいくようなもんですな!(こっちのブログでも、ついに格闘技ネタを解禁します!)


にしてもひでー文章だ。いつも以上に理性を欠いている…スミマセン

James Iha 『Let It Come Down』

2005年03月18日 12時36分13秒 | CDレビュー
今回、引き当てたのはコイツでした。元スマパンのサイドギタリスト、ジェームス・イハのソロアルバム。前回のblackmailとは全く異質な作品ですな。

もし、前回のレビューを読んでくれた人がいたら「えっ?なんで?blackmailってスマパン好きな人に薦められる作品だって言ってたじゃん!!オマエ!!前回のはデタラメかよ?」って思われるかもしれませんね。それは別にデタラメではないです。(少なくともオレはそう思います。)
つまり、このジェームス・イハのソロアルバムがスマパンのものと全く異質な音を奏でているということなんです。
ちょっと言いすぎたかもしれないですね~。たしかにスマパンの中にあってもジェームスの正統派ギタリストっぷりやシンプルなシンプルなメロディーを見事に弾きこなす姿は見えていたんですけど。

とにかく穏やかで暖かい日だまりのような音楽ばかりが詰まったココロに優しいシンプルでアコースティックなアルバムです。スマパンの中であれだけディストーションギターをかき鳴らし、ノイジーで圧倒的にメロディックなビリー・コーガンの音世界に計り知れない貢献を果たしていた彼。しかもこの作品発表時、スマパンはまだまだ現役活動中だったんですよ!彼のキャパの広さがうかがい知れるところですよね。

しかも、彼の声もこの優しいアコースティックギターの調べにマッチしています。声がこの優しい音を邪魔することがないし、逆に音が彼の優しい声を邪魔することもありません。まったくココロに爪を立てない作品。(←印象に残らないとかそういう負の意味ではありません。そのくらいすんなり沁みこんでくるというニュアンス。)

たしかにスマパン時の傑作群のように音楽史にインパクトを残すとか、たくさんの人に衝撃を与えるとかいった類の作品ではないと思います。別にドラマティックで壮大な世界が広がっているわけでもありません。ただただアコギの優しい調べと優しい声がひたすらココロにしみこむ優しいラブソングを奏でているのです。

ここのところ「癒し」の名の下に妙に仰々しくなりつつあるへんてこなジャンルの作品たちを聴いて「癒された」と自己暗示をかけているぐらいなら、この作品を聴いてみてください。決して「癒す」ためにつくられたわけではない音楽です。でも1枚聴き終わったとき、「癒された」なんて妙な自己暗示によう必要もないくらいココロがどことなく軽く暖かくなっている自分に気がつくんじゃないかと思います。(←単にオレがそうだっただけなので、他の人がどう感じるかはわからないしヒーリングミュージックを全否定するつもりもありません。少なくともうちの両親は大好きですし…笑)

毎度毎度、押し付けがましい論調になってしまい反感をおぼえる方もあるかと思いますが「アイツのレビューは主観まみれだな」と一笑に付していただけるとありがたいです。もし、反論や文句、誤りがありましたらコメントに放り込んでおいてください。(笑)

Let It Come Down
James Iha


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評点……★★★★☆
暖かい気持ちになりたいときにどうぞ!いつ聴いても疲れることのない穏やかで優しいラブソングたちです。けっして甘すぎることもありません。部屋のBGMとしてもいいかもしれないですね。
オススメ曲は、『Sound of Love』『Lover,Lover』『No One's Gonna Hurt You』あたりかな。
ほら、タイトルだけ見ても優しそうでしょ(笑)

オレ竜ルーキーのここまで 《第2回》鈴木義広投手

2005年03月17日 13時59分10秒 | ドラゴンズetc…
続いて鈴木投手です。地元大学の出身選手だったとはいえ、これだけの投手を5巡目で獲得できたのは素晴らしかったですね~。オレは、去年のドラフト会議中継でこの選手が指名できた瞬間小さくガッツポーズ(笑)。そのくらい高くかってた投手です。実は、大学時代の投球を生観戦したことはなかったのですが、右のサイドハンドで140キロ台の速球をアベレージで記録でき、スライダーとシュートにフォークが持ち球。気になる項目であるコントロールにも意外なまとまりがあり、'03の阪神自由枠、筒井投手相手にも一歩もひかないピッチングをしていた、という情報から右の中継ぎとして機能すればおもしろい!って思っていたのです。

それでも上位指名するにはリスキーだなというのも本音でしたが。サイドの大卒速球派というキーワードには、数年前のヤクルトの……が浮かんだので。

いざ、オープン戦が始まってみると快投につぐ快投。短いイニングを威力満点のストレートできっちり抑えています。去年の三冠王松中選手をつまらせたピッチングなどは爽快でした。首脳陣の期待も日増しに高くなっているようで、開幕ベンチ入り(←つまりは球界一の中継ぎ投手陣に割ってはいるという快挙!)はほぼ間違いないというラインまできています。

体もがっちりしており、既にプロ選手の体と比較しても遜色なく見えます。シーズン開幕後もこの調子を維持していれば、大崩れせず安定したリリーフをみせてくれるのではないでしょうか?ランナーを得点圏に背負っての投球やクイックなど、未知数な部分はありますが即戦力という名に恥じない投手であることは間違いなさそうです。

願わくば、一年や二年の短命なリリーバーではなく岩瀬投手のように大きな怪我なく、長く活躍できるチームの「縁の下の力持ち」的な存在になってほしいです。(岩瀬投手は既に大黒柱ですが…笑)

オレ竜ルーキーのここまで 《第1回》中田賢一投手

2005年03月17日 13時27分24秒 | ドラゴンズetc…
ここでは、私のご贔屓チーム「中日ドラゴンズ」について触れておこうと思います。

タイトルのとおり、激動の'04ドラフト会議で指名され若竜となったルーキーたちの今季の展望、ここまでの仕上がりなどから。

まず、今年の新人投手はどれも堂々としてます。オープン戦でも高いレベルで競争を展開し、球界一とも呼ばれる投手陣に何人も割ってはいってきそうな勢い!特にうれしいのは、2巡目ルーキー中田賢一投手の台頭!背番号20という中日伝統のエースナンバーを託された右腕です。地元ホークスのラブコールを蹴ってまで、中日を選んできてくれた中田投手。柔らかい腕の振りにマウンドでの堂々としたたたずまい。不動の大エース川上憲伸の新人時のような大活躍を期待させます。キャンプ当初は好調な他のルーキー投手に比べ出遅れが気になっていましたが、ここにきてルーキーNO.1の素質がモノをいってきたようです。次回登板では100球ノルマで投げさせる(コーチ談)とのことなので、これがおそらく開幕先発ローテへの最終試験となるでしょう。是非、勝ち取ってもらいたいものです。コンスタントに140キロ中盤の力のある速球を内角にねじ込んでいく投球にはポスト川上のにおいがあります!もうすこし、体に厚みが出てくればもっと球威が増してくるはず。