定年夫婦の暮らし方(店長日記)

盛岡に住む定年夫婦(昭和20年生)の暮らしを分ち合います。

115回ピースボート世界一周航海記その50(航海)

2024年04月17日 | 思い出の旅行


  12月2日(土) 香港出港(2日目)
    日の出 6:36       日の入 17:12

 7時、起床 曇り、青空は見えない、波高く揺れ激しい。
 8時、朝食は5階のレストランで和食
 9時、アトリウムで休憩
 9時30分、帰室
 12時、5階で昼食、ミニカツ丼、きつねそば、サラダ、メロン。カツ丼はまあまあ、そばは麺が美味しくない、代わりに薄切りのメロンが甘く美味しかった。
 13時〜14時 「私たちが見たカンボジアの今」参加者発表会
 参加者9名による報告会、分担して内容や感想を述べる。
 冒頭でポルポト政権下の出来事について説明、どんな人が殺されたか参加者に問う、次に当てはまる人は手をあげてください。 1、メガネをかけている人 2、中学卒業者 3、留学経験者、手をあげさせ次の様に言う、「全員虐殺されました!」現実感が沸いた、うまい方法だと思った。
 また、地雷について1平米当たり、最大どの位の地雷があったか考えてください。実際の大きさを紙で示して回答させる。1、1個   2、6個  3、12個  なお、正解は2番 いかに多いか理解してもらう工夫だと思う、だったら1個、3個、6個がよかったのでは。
 この導入は良かった、聴く姿勢が変わったのではと想像した。
子供たちのこと、学校のこと、被害者のこと、地雷除去作業の現場、地雷の爆発体験、支援のあり方、ピースボートの関わり(ピースボートはコロナもあって4年ぶりの訪問とのこと、これからは支援を継続したい)など、一人2分程度の発表は具体的でわかりやすかった。
 終了後、募金の呼びかけがあった、カミさんは1000円寄付すると言ったがIDカードで募金額を申告する時、前の人が1万円と言ったので1,000円と言えなかったから1万円にしたとの事、人に影響されて自分がない、いつもの事だが、、。
 14時、帰室、休息
 15時15分〜17時15分 映画上映&トーク「原発をとめた裁判長、そして原発をとめる農家たち」
 2014年、関西電力大飯原発の運転停止命令を下した樋口英明福井地裁元裁判長と福島で営農型太陽光発電に取り組む農家の姿を追った映画。
・樋口氏の指摘、見込まれる地震より脆弱な原発(住宅より脆弱)
・運転停止理由                                     *事故が起きた際の避難対策が不十分
*事故が起これば被害は莫大、電力コストの削減に見合わない
・科学的な根拠を理解するのは困難(裁判官は文系)、別の切り口(人格権)で判断する、人格権は何より(利便性、コスト、経済など)優先する


・農業と太陽光発電を組み合わせた新しい農業の試みが広がる


 17時20分、5階で夕食、カミさんは食欲が無くメインの鶏の唐揚げとデザートは残す。私は完食+残したデザート半分を食べる。
 18時、帰室、隣の部屋のKさんとの飲み会の準備、テーブルの上のものを片付ける、きれいになった。カミさんは14階から果物を持って来る。売店で買ったつまみ、コップ、椅子の準備など、
 20時、Kさんご夫婦が来訪、タイガービールと青島ビールで乾杯。アウシュビッツのこと、ユダヤ人のこと、プラス思考のこと、両親のこと、次から次と話題が続く、このままいつまでも続くような雰囲気だった。
 21時30分、お開きとする。

 

   12月3日(日) 香港出港(3日目)
      日の出:7:20       日の入:17:37
      曇り、波穏やか揺れ少ない
 予定
  14:00〜15:00 アウシュビッツOT参加者の集い
  16:00〜17:00 スタッフエンターテイメントショー

 8時、    起床
 8時20分、  5階レストランで和食の朝食
 9時、    アトリウムで休息
 10時30分  帰室、荷造り おおよそ見込みが立った。
         荷造り,見通し立つ
        ・段ボール大1個
        ・スーツケース
        ・段ボール小1個
        手荷物
        ・スーツケース小1個 
        ・リュック 大1個
        ・リュック 小1個
 12時30分、14階で昼食、カミさんは食欲がないとケーキとお茶。
 13時、帰室
 14時、アウシュヴィッツ・ツアー参加者の集い、Nさんが私たちが見たカンボジアの”今”での体験を分かち合ってくれた。

・地雷の種類(人間用から戦車用まで、安いものは100円から)

・地雷の設置(地雷を何重にも重ねる方法、分からないように欺く方法、湿地帯でザビない工夫など)

・除去方法(犬、ネズミを使う方法など)

・除去の裏をかく設置方法など

貴重な話が聞けた。ピースボートの支援で学校ができ、子供たちの笑顔を良かったとの事。18年前のベトナム、フェのストリートチルドレン施設訪問を思い出した。子供たちのはち切れんばかり笑顔は日本人の心に刺さった。「お金持ちになったけど君たちは幸せですか?」と問われているようだった。子供たちの笑顔が印象に残ったと言う、Nさん達も、若者が置かれている日本の状況と比較して、もしかしたら同じ思いがあったかも知れない。子供達のあんな笑顔日本で見たことが無いと。
 皆さん、一通りアウシュビッツの感想を改めて発表していた。
 15時20分、打ち上げ
 16時、帰室後、スタッフ・エンターテイメント・ショーを見に行く、1時間の持ち時間を各々しっかり分担してこなしていた。
 17時、夕食、5階レストラン、メインは魚にした。
 18時20分、アトリウムで休息後帰室
 20時、14階へ、アウシュヴィッツ・オプショナルツアーの会に参加、若いNさんが欠席、ビールで懇談、楽しい一時だった。Oさんと熊本の女性は神戸で下船とのこと、Oさんにはアウシュビッツのスケッチを渡す。
 参加者全員と14階にいた韓国チーム、盛岡のOさんとも記念写真を撮る。
 22時、帰室

 
 12月4日(月) 香港出港(4日目)
    日の出 7:02          日の入 17:03
 7時30分、カミさんに起こされる、体がだるく咳と痰が出る、頭痛もある、食欲もない。
 8時、14階で軽く食べる、食パン、野菜、マンゴ、オレンジ
 8時40分、帰室、部屋で休む。
 13時30分、14階で昼食、お粥、サラダ
 14時、帰室
 15時20分、パスポートの受け取りビスタラウジ
 17時30分、夕食14階、ご飯、果物
 18時15分、そのままカミさんはシアターへ私は部屋に帰る。
 今日は一日中寝ていた、咳と痰が出て熱もある、日本に入国する際にサーモグラフィーで体温を測るとのこと、ひっかる可能性がある?
 


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