ドミニカン修道院創立７５周年記念ミサがありました。

　今日（５月１６日）１０時からドミニカン修道院（盛岡市松家敷）で創立７５周年記念ミサがあり、私たち夫婦もあずかりました。


緑と快晴の青空に映えるドミニカン修道院の建物


創立７５周年記念ミサ／ツゲル神父（ベトレヘム宣教会）、ミゲル神父（ガダルペ宣教会）、佐藤修神父（仙台教区）でミサが執り行われました

　司式をされた佐藤神父は説教で「キリストは自分の思いを伝えるためではなく神のみ旨を伝えるために来られた。私たちも自分の思いではなく神のみ旨を聞いて従わなければならない。」「神の命令は互いに愛し合いなさいと言うことだけ、今こそ、神の思いを私たちは受け止め実行しなければならない。」とおっしゃっていました。

　７５年前（１９３６年）に日本へ行くことを志願したベルギー人のシスター６名が来日、盛岡市内丸に仮修道院を建て、１９３９年に盛岡市蝦夷森（現在の緑が丘）に落成移転しました。牛を飼い、畑を耕す自給自足の厳しい修道生活が本格的に始まりました。戦時中は外国人と言うことで収容されることもありました。
　１９８６年、修道院周辺の開発が進み、現在地へ移転しました。２００５年に最後のベルギー出身のシスターが亡くなられました。
　この６人のベルギー人シスターはまさに神のみ旨を受け止めて遥か遠い異国の日本に来て修道院をつくり一生をささげたのです。同じ様に日本人のシスター達も神のみ旨を受け止めて修道生活をされています。
　私たちは修道院に来ると違った空気を感じます。