定年夫婦の暮らし方(店長日記)

盛岡に住む定年夫婦(昭和20年生)の暮らしを分ち合います。

115回ピースボート世界一周航海記その49(香港)

2024年04月17日 | 思い出の旅行

        2023年ピースボート航海記 その20 香港
    
 11月30日(木) 香港港
     日の出 6:41      日の入 5:58
       
   15:00    オーシャンターミナル、南バース着岸予定
          (香港海運埠頭/Ocean Terminal,South Berth)
 
 7時50分 カミさんに起こされる、カミさんは体操とのこと、洗顔して待つ。
 8時20分 カミさん帰室、5階で朝食
 9時   レセプションで問い合わせをする
      ・精算について 下船前に精算した書類を配布する
      ・乗客に関すること
         乗客数 国別の割合 年齢構成
       回答
        <国別>
          欧米      1%
          アジア   17%
          日本    82%
        <年齢別>
          10〜50歳  26%
          60〜70歳  64%
          80〜90歳  10%
        <乗客数>
           1800名  *ありえない数字、半端な数字になると思われる
 10時  帰室
 12時30分 5階で昼食、カレーうどん、お汁粉 *期待したがダメだった
 13時30分 アトリウムで休息、読書
 14時  帰室、天気は回復しているが波は依然として高い
 15時  10階デッキで見物する。
 いくつか島が見える、遠くには高層ビル群が見える、想像以上に多い。*香港の高層ビル100メートル以上2000棟,ニューヨーク700棟
 手前の島では造成工事(山が崩されていた)、建設中の高層ビルも多いが一体誰が住んでいるのか?こんなに高層ビルが必要なのか?不動産投資か?
 17時30分 ようやく着岸、2時間30分遅れ
 18時30分 下船準備、カミさんは具合が悪いので一人で行くように言われる、夕食に何か買ってくると言って出かける。
 自由行動の客はシアターで待機させられる、30分ほど待って下船、入国手続きはなし、係官のIDカードをかざすだけ、あっけない香港入国だった。
 ターミナルは大きなショッピングセンターの中にあり、地上への出口がわからない、案内図を見ながら探す、何とか外に出られた、外は人で一杯、人混みをかき分けて尖沙咀(繁華街)を目指して歩く、海辺の道は記念写真を撮る人で一杯、PW号も良く見え絶好の背景だ。湾が奥まで続いていた。近代的なビルが続き、昔の香港のイメージは全く無い、蛋民と屋台はいなくなってしまった。香港(中国)の猛烈な経済発展の状況が分かる。
 かっての広告の主役だったネオンサインが香港では電光掲示板に変わっている、ニューヨークのブロードウェイのように動画を使った広告ではないがその内、登場するだろう。
 道路標識を手がかりに尖沙咀に入る、ここも高級志向の店舗が多く、庶民的な雰囲気は無い。両替屋(小さな小屋で細々と営業している雰囲気だ、店員はインド系女性、店主はインスタントラーメンを啜っていた)を見つけたので50米ドルと50ユーロを両替する、良かった、これで夕食を買える。
 食べ物屋さんを探しながら繁華街を通って船に帰ることにする。中華料理屋さん、できれば屋台のような庶民的な店が良いがなかなか見つからない、スターバックスがあったのでネットをするためにコーヒーを飲むことにした。なぜか、LINEが繋がらなかったがYahooメール(息子に盛岡に帰る日程を知らせた)がつながったので良しとする。
 スタバを出て船を目指す、人だかりのある小さな店(料理して売るだけ)を発見、小籠包か肉まんが欲しかったが売っていない、焼き鳥、丼物、揚げ物などの中に餃子があることを発見(餃子の看板があった)、餃子6個入り2セット(60ドル)と小さなたこ焼きの形をした菓子20ドルを購入、ようやく約束が果たせた。
 ターミナルを探すのに手間取る、ピースボートの乗客と思われる人に聞きながら出国手続きを経てパシフィック・ワールド号に戻ることができた。遅くなったがカミさんとビールを飲みながら焼餃子と小麦粉に砂糖を入れ揚げただけのシンプルな菓子を食べる。焼餃子は味が濃く、日本の餃子のように醤油を不要だ。ボリュウムもあって6個で良かったと反省。
 11時、記録をつけて寝る、カミさんは先に寝た。

 

   12月1日(金) 香港港(2日目)
     日の出 6: 46     日の入 17:38
     15時45分、香港出港セレモニー 12階中央

 7時、起床
 8時30分、カミさんは具合が悪く食欲がないとのことで船の周辺(九龍公園)を散策することにする。昨日買った菓子とほうじ茶で朝食代わりにする。
 9時、下船、九龍公園を目指し、廣東道を北に向か。途中、世界のブランドショップが軒を並べていた。それだけの購買層がいると言うことだ、向かい側にはガラス張りのアップルのショールームがあった。どこにも引けを取らない店舗だった。
 ブランドショップ街を抜けると石垣と樹木が見えて来た、入り口がわからず道沿に歩くと九龍公園入口の小さなサインを発見、バトミントンコート(市民がバトミントンをしていた)を抜け、中学校の裏口を抜け、階段を上がると大きな鳥のケージが見えた、大きな嘴が3本あるかのように見えた鳥?、トサカだけではなく声も不思議だった、大きなケージは鳥の種類毎に分けてあった。隣は何種類かのオウムがいた。場違いな可哀想な気がした。
 トイレの表示があったのでカミさんは嫌な顔をしていたが香港を知る大事な手がかりでもあるので入って見た、入口に掲示板があり、温湿度、大便器数、近くのトイレまでの時間まで表示されていた。中は明るく、掃除が行き届き綺麗だった。大便器は様式と座るタイプが、小便器は一人用と多人数用が用意されていた。トイレットペーパーも1台あり事前に取ってから個室に入る仕組みになっている。トイレットペーパーも残っていたので市民のマナーも良いと思われる。手洗いも故障している台はなかったし、温風乾燥機も問題なく機能していた。香港の文化度、市民意識の高さに敬服した。カミさんに報告すると「私も入ってみる!」と挑戦、帰ってきて「綺麗だった!」と報告してくれた。
 ケージの奥に藻で緑色になった池があって何とフラミンゴの群れがいる、色がピンクをしたのもいるがほとんどピンクが抜けている。本来の餌を食べていないからではないか、フラミンゴも場違いではないか、今の時代、動物園の役割を見直すべきではと思った。ただ、この公園はトイレと同様に掃除(男女の老人が熊手で落ち葉を掃いていた)が行き届いていた。鳥のケージとフラミンゴの池は何とかして欲しいが、。
 数種類の蓮の花が咲く池があり慰められた、動物の展示をやめて植物園にしたらと思った。この公園には他に運動用の器具があり市民(老人)が利用していた、出入口には案内地図があり、分別ゴミ箱も設置されていた。香港の代表的な公園と言うほこりがあるのかも知れない。
 九龍公園から尖沙阻(Tsim  Sha Tsui)を通り南下、昨日通った道に出る、カミさんが休みたいと言うので地下にあったマクドナルドに入る、コーヒーとパンのセットを購入、カミさんは食欲がないと、コーヒーはほとんど、パンは3分の1ほど残す。私は無料Wi-Fiが使えたのでメールと、LINEをする。
 香港太空間(HK Space Museum)、香港藝術館(HKMuseum of Art)ミュージアムショップで孫のお土産(絵の具、塗り絵、筆のセット)を買う、香港文化中心(HK Cultural Centre)を通り、フェリー埠頭に出る、湾をバックに香港訪問の記念写真を撮る。
 フェリ乗り場の近くで釣りをやっている人を見つける、見ている内に1匹釣り上げた、鯵のような小さな魚、その奥で釣っていた人も釣れた、鯛のような形の小さな魚だった、写真を撮ろうとしたら「こんな小さいの撮られたくない」と言ったジェスチャーをして照れていた。
 ショップでカミさんがソフトクリーム屋を発見、早速、二人で食べる。ソフト屋を出たら隣はおにぎりやさんだった。カミさんは「もっと早く見つけていれば!」と残念がる。セブンイレブンがあったので青島ビール6缶、ポテトチップスを買って海運大廈(Ocean Terminal)からパシフィック・ワールド号に帰船。
 12時、帰船
 13時、カミさんは14階でお粥の昼食を摂る。私は部屋で記録。
 15時45分、香港出港セレモニー
 15分前に会場入り、少し遅れて開会、映像を流しながら参加者の挨拶、そして演奏が始まり若者から高齢者までダンスになる。
 我々は船首に移動して出港風景を眺める、かっての香港は蛋民と呼ばれた海で生活する人々と過密住宅で暮らす人々が織りなす風景が特徴だった、現在はそんな面影は全くない、海はフェリーや観光船が走り、ヨットハーバーにはヨット、モーターボートが係留されている。当時の名残は時折小さな漁船を見る程度でしかない。陸地は高層住宅やビルでぎっしり埋め尽くされている感じだ、離れた場所も高層住宅が林立している。それでも足りないのか新たに山を崩している。いつまで続けられるのか想像がつかない。でも成長の終わりは必ず来る、その時、香港はどうなるか、、。
 17時、5階で夕食、タコ、カニ、レタス等を使った前菜は美味しかった。スープも具がたくさん入っていてよかった、鶏の唐揚げガーリック掛けのメインは鶏は熱々で良かったがポテトが冷めていたし味がなかった。(ポテト自体がダメだったのでは)
 食後、アトリウムで休んでいるとKさんご夫婦に会う、奥さんが描いたスケッチをピアノ演奏している方に差しあげるとのこと。ピアノとヴァイオリン演奏をしているスケッチを見せていただく、よく描けてている。ピアノ演奏が終わり二人で本人(白人の高齢者)に差し上げて記念写真を撮っていた。
 ウクライナから来ていた女性ヴァイオニストの方にも同じ絵(2枚描いて)を差し上げた、とても喜んでくれたとのこと、ウクライナ支援と言っても何もできないがこんなことであればできるのでやった、自分ができることをするのも支援になると思う、とおっしゃっていた。
 7時30分、帰室、窓の外は真っ暗、遠くに灯りが見える。船は少し揺れている。  

 

 場違いな高層ビルが見える。 

 

 着岸する埠頭のオーシャンターミナルが近づいてくる。

 

 小さな漁船が漁をしていた。

 

 漁船?

 

 異次元の高層ビル群が現れた。

 

 歓迎の放水

 

 オーシャンターミナル、南バース着岸風景

 

 オーシャンターミナル、南バースの風景、屋上の駐車場が見える。

 

 生活感溢れるマンション風景

 

 バス停

 

  ビルの裏通り

 

 中華惣菜屋さん、露店は見つけられず、中華料理屋さんも少なかった。 

 

 メニュー看板

 

 DIORの店舗

 

 九龍公園のフラミンゴ

 

 フラミンゴ

 

 インコ

 

 蓮の花

 

 

 

 公園のトイレ、サインが大きく目立つ

 

 トイレの入口、上に表示板が設置されていた。

 

 トイレの表示板

 

 トイレは洋式と和式?

 

 ゴミの分別回収箱

 

 ミュージアムショップの商品

 

 屋外彫刻 

 

 おにぎりやさん 10香港ドル 約200円

 

 おじさんが売店横の桟橋で釣りをしていた。釣果を見せてもらう。

 

 

 

 

 

 


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