雨を避けたために、今度のツーリングはフェリーからフェリーの旅になってしまった。
まぁ、楽と言えば楽なんだけど。
大阪南港から舞鶴までは150kmほどしかないので、ゆっくりと下道を使って移動することにした。
それでも、一気に走ると4時間ほどで着いてしまうので、途中の道の駅などでゆっくりとしながら舞鶴港をめざした。
舞鶴港に到着したのは、14:00。 フェリーの出港まで10時間以上もあるんだなぁ。
かねてはなかなか見る機会がない赤レンガ記念館や舞鶴引揚記念館などにも足を運んでみることに。
特攻平和会館と同じように、「岸壁の母」や「岸壁の妻」などの新聞記事や写真資料などを見せてみることも大事な事かなぁと思わされますね。
フェリー乗り場の2階の待合室は、冷房が効いていて快適。
早く着いた乗客のみなさんは、ここで弁当をたべたり横になって体を休めたりしている。
私も、バイクの掃除をしたり、持参の文庫本を読んだりして過ごしました。
駐車場は、キャンピングカーや簡単な改造を施したワンボックスなどが、結構な台数集まってきている。
バイクも、YAMAHAのスーパーテレネからスーパーカブまで、様々な排気量のバイクが並んでいる。
9時少し前に、フェリーが入港してきた。 でかい。 フェリーあかしあは、排水量17000トン、速度はなんと30.5ノットも出るらしい。
23時30分になって、やっとバイクの乗り込みが開始。
バイクの場所は3甲板の船尾部分、荷物を全部下ろすようにと言われたので、ヘルメットやせっかくきちんと積んでいたキャンプ道具などの荷物を降ろして網棚に置いたのだけど、面倒だなぁ。
でも、荷物を積んだままのバイクも何台かいたのだが、特に注意も無し。
なんだ、一応決まりで指示しただけみたいで、きちんと緊縛してあれば特に問題もなさそうです。
四国から走ってきたと言う2012年式のハーレー乗りも、初山別のミーティングに参加するための荷物満載だったのだが、キャンプ道具を全部降ろしていた。
船室へは、トップケースに入れていたバック一つを持って移動した。
新日本海フェリーは大部屋がなく、ツーリストAという2段ベッドの相部屋タイプです。
天井が高くて、個室に近いツーリストSは、価格差が大きくて。[E:coldsweats01]
出港は定刻の0:30分。 風も波もあるようだが、船は全く揺れる気配も見せずに走り始めた。
スリッパが無い。 スリッパは150円で売店で購入するようになっていた。
ブーツでは不便なので、使い捨てのスリッパを購入。 キャンプ道具と一緒に、バイクには積んであったのになぁ。
風呂で汗を流して、ツーリストベッドに潜り込んで
6時30分、携帯の目覚ましの音で目が覚めたが、昨夜の就寝時刻が遅かった(01時30分)ので、二度寝に挑戦。
次に目が覚めたのは8時30分。 レストランはまだ開いていないし、洗濯でもするかとランドリールームにむかう。
9時にレストランが開くとの事で、まだ少し早い時間で案内放送も無かったのだが行ったみた。
ご飯とみそ汁、目玉焼きにベーコン一枚。フライドポテトが三切れ。イカの塩辛と牛乳で、締めて900円なり。
午後は、レストランで昼食をすませて、昼寝をしたり本を読んだり・・・・・・・・・・・・・・・も、そろそろ退屈してきた。
小樽には、定時より少し遅れて到着。
宿に少し遅れる事を連絡してから下船案内を待つが、バイクの下船案内はいつものように一番最後。
待っている間に、北海道の情報交換会が始まって、知らないもの通しで、ワイワイわいわい。
こんな瞬間も楽しい。
周りにバイク以外の乗客が誰もいなくなってからもしばらく待たされてから、やっと下船案内があった。 車の下船で、何かトラぶったのかもしれない。
エレベーターでバイクを置いた甲板に下りたけど、バイクを停めた所は船の最後尾、遠いなぁ。
降ろしておいた荷物をバイクに積み込んで、今夜の宿をナビに入力したら準備完了。
宿は、小樽の天狗山近くにある、ヴィラマウンティング。 小樽の町を、すこし迷いながらなんとかたどり着いた。
それにしても、街中の道路のわだちが酷いなぁ。 アスファルトが柔らかすぎるんじゃないか?
宿のバイク用の車庫には、大型バイクが4台駐めてあったので、シャッターが閉められる事を確認してからバイク群の後ろに駐車した。
宿が面している天狗山に登る途中の坂は、けっこう角度があるので、車庫に入れるときは良いのだが、バイクを出すときには注意しないと倒してしまいそうになる。
船で風呂は済ませてきたので、朝の食事を7時30分にお願いしてベッドに潜り込んだ。
次の日の対面の時を思い出します。