大船渡と石巻のディーラースタンプをゲットしたところで、雨の東北から撤退を決めた。
今にも降りそうな(でも降らない)蒸し暑い天気の中を、バイクを走らせていても楽しくないし。[E:gawk]
で、楽しくないツーリングはさっさとやめてしまおうと。[E:bleah]
春の桜か、秋の紅葉の季節が良いかな?とおもってます。
仙台港のターミナルカウンターで、明日のフェリーの空席を聞いてみると、この季節はずいぶん空いているようで、「大丈夫ですよ」とニッコリ。[E:good]
あとから知ったのだけれど、名古屋行きは一日おきの運行なんだそうで、運良く明日は運行がある日だった。
でも予約は、予約センターからでないと出来ないと言われ[E:bearing]、待合室から予約センターとビジネスホテルへ電話をかけてから街に向かった。
フェリーターミナルから仙台の街までは、結構な距離があるんですね。 仙台港を出港するまでにちょっと街を散策なんて、とても無理みたいです。
ホテルに着いたら、屋根のある大きな駐車場にバイクを駐めてから、ここからが忙しくなる。
大荷物を抱えてチェックイン、荷物片づけ、風呂、洗濯、それから汚れてしまっているバイクの掃除。[E:happy02]
ホテルのロビーでゆっくりしていると、大型バスが次々に入ってきて、若者達の団体がぞろぞろと降りてきた。
同宿になったのは福島の高等専門学校の生徒達で、仙台市で開かれている高専インターハイの東北大会にエントリーしているようで、礼儀やマナーのしっかりした若者達でした。
ちかごろ、周りの迷惑も考えられない若者や中途半端な大人を見かける事が多かったので、こういった若者達をみると嬉しくなりますね。
朝、ホテル近くのスタンドで燃料を満タンにしてから、青葉城へ向かった。
東北大震災で石垣が崩落して、東北大学青葉山キャンパスをおおきく回らないと、本丸跡地に行くことができません。
正確ではないけど、だいたい赤丸のあたりが、地震で崩落した所のようです。
本来なら、山城に組まれた見事な石垣を眺めながら、バイクを走らせることが出来たのでしょうけどね。 残念。
バイクの駐車場には、BMWなどのバイクが数台。
北海道からの帰りなのでしょう、黄色のホクレンの旗をつけていました。
私の赤い旗は富良野でゲットしたけど、黄色だと道南エリアですね。
10時過ぎにフェリーターミナルに到着して、乗船手続き。 出港は12:50発。
船室は、相部屋のB寝台だけど、エアコンが効いて快適です。
名古屋着は約20時間後。
海上は濃い霧で、船の甲板にでても船の周り以外はなにも見えない。
甲板から見える海にはけっこう大きな波が見えるのだが、17000トンの巨体はほとんど揺れを意識することもなく、おかげでベッドで爆睡。
風が強いときには、とても怖く感じる事が多い伊勢湾岸道路の橋の下を通るときには、船内案内があって、みんなカメラ片手に甲板に集まりました。
名古屋港からは、大阪まで一気に走ります。
伊勢湾岸道~東名阪~名阪国道~西名阪とつないで、南港かもめフェリーターミナルへ。
フェリーさんふらわあも、定期点検でドックに入っていて、昨日までは隔日運行だったらしい。 知らない事って、強いですねぇ。
出港17:00 志布志入港 9:00
自宅に帰り着いてから、トップケース用のバッグに穴が空いているのを発見して、2500kmのツーリングが終わった。 [E:happy02]
どうやら、小さなネジに接触していた部分らしい。 富士でも松江でも箱根でも、こんな事はなかったのだけどなぁ。