北海道の朝は早い。
午前3時半、テントの外はうっすらと明るくなってきた。
キャンプエリアには、自転車やバイクのソロツーリストのテントも結構多いし、ファミリーキャンパーの大型テントもいくつか建っているのだけれど、ほんとうに静かな夜だった。
ラジオの深夜放送の音でさえ、できるだけ小さく絞って聞かないといけないくらいの静寂。
舞鶴からのフェリーで一緒だった福岡ナンバーのYAMAHAテレネのライダーにも、ここでバッタリ出会って話が弾んだ。
彼は、テントを張ったままで宗谷岬やサロベツに向かうと言って出発していったが、ここのキャンプ場には10日ほど居続けるみたいだった。
女性のライダーの中には、新車から乗っていると言う、きれいに手入れが行き届いたSUZUKIカタナ(GSX1100S)でツーリングしている人もいて、「20年前の私の嫁入り道具だったんです」と、笑いながら話してくれた。
隣のテントは、自転車で旅をしているソロツーリスト。 十勝岳温泉に行って、山に登って来たというからすごい。
隣りどおし顔が合うと、知らない人でも挨拶くらいはするものだが、中には絶対に目を合わそうとしない人たちもいて、顔があっても知らないふりや、わざと目をそらされたりすると、ちょっとねぇ・・・・。
まぁ、いくつになっても自分たちだけの世界から出たく無いのだろうかねぇ。
今日は、富良野周辺のABCポイントをいくつか回ってみる予定。
麓郷の森(R) あたりの風景は、1980年代に放映されたドラマ北の国からを見ていないので、さほど感慨もわかないのだが。
富良野ワイン工場やファーム富田、お風呂道具をバイクに積んで、白金温泉 十勝岳温泉 そしてキャンプ場で割引入浴券をもらった吹上温泉にも行ってみた。
道道291吹上上富良野線の道路脇の花壇に植え込んであるラベンダーは、やっと咲き始めの1分か2分咲き。
5月中旬頃まで雪が降っていたと言うから、今年の開花は遅れているのだろうか。
吹上温泉保養センター「白銀荘」のちょっとぬるめの露天風呂では、山歩きのグループから熊と出会った話や残雪の残る山歩きと避難小屋の事など、いろんな話が聞けて面白かった。
すぐ近くにある吹上露天の湯は、きょうも観光客の車で大にぎわいだった。
あっちこっちで出会う団塊世代、みんな元気だなぁ。
4~5分バイクを駐めて置いただけで、エンジンの下にはオイルの染みができている。
プライマリーの下から少しずつオイルがにじんでいるようだが、オイルレベルをみると、急激に減っているわけでもない。
まぁ、この程度なら様子を見ながら走れば大丈夫だろう・・・・・って、本当か?[E:coldsweats01]
夜、メールが届いて、明日から天気は下り坂に向かうらしいとのことなので、早めに出発して函館を目指すことにした。
オイルの漏れ!直しましたか?自分の場合はこうなると、いてもたってもいられなくなり修理に全力を注ぐのです(^_^;)
ほとんど、効果は無かったみたいなので、こんなものかな?と諦めています。(汗)
走った直後は、オイルが垂れてくるのですが、夜の間にエンジンオイルの温度が下がると粘度が大きくなるのか、漏れはとまるようです。