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LOVE モータサイクル 団塊世代のバイクライフ

02年式の古いロードキングで、ツーリングやキャンプを楽しんでいます。

ブルースカイヘブンツーリング ④

2009-05-22 23:57:15 | 2009富士ブルースカイヘブン

テントを叩く雨の音で目がさめた。 時計を見ると・・・・・・4時かぁ。
起き出して蛍光灯の明かりでテント内を点検してみると、ありゃまぁ。

テントサイトは、わずかに傾斜がつけてあるみたいで、テントの片側だけには小さなプールが出来ているじゃありませんか。
テントは防水加工がしてあるから、しみ込んでは来ても水は抜けないんだな。

こりゃあダメだ。  で、ちょっとでも、水をはかさなくちゃ。

タオルに水を吸わせては外で絞るという、非生産的な作業を繰り返しながら、同時に珈琲を湧かしたり朝ご飯の準備をしたり。 
なにしろ、私がテントの中に居て体重でマットを押さえつけている限り、水はしみ込んでくるんですから。

そのうちにまわりも起き出してきた。 雨の会場に居ても仕方がないので、今日は山梨のディーラーを訪ねてから諏訪湖あたりに宿を取ることに決めた。

そうときまれば、さっそく撤収作業開始。
ダンロップのツーリングテントでは雨の日の撤収は、すべてテントの中ですませるんです。A型のフレームを持つモンベルのムーンライトなども一緒かもしれませんね。

まず、荷物はすべてすぐに積み込めるようにまとめておきます。 フライシートだけを残して、テント本体もたたんで袋にしまいます。
ここで、残っているのはフレームとフライシートだけ。
雨具を着込んだら、ここで初めてテントの外に出てフライとフレームパイプをたたんでバイクに積み込みます。

この日の朝の撤収時、雨と一緒に突風も吹きまくって、あちらこちらでテントがひっくり返ったり、隣のテントが飛んできたり。
私たちは無事、何事もなくスタートできましたけど。Photo_3

雨は小やみになってきているようで、山中湖畔からは富士も見ることができました。

高速道路を走って、諏訪のホテルにチェックインしたのは、14:45分。 朝食付き5kの部屋です。
時間が早いので、大浴場で一人ゆっくりと湯に入って、ランドリーで洗濯をすませたら、部屋でのんびりしました。
ホテルは、快適ですねぇ。Photo_4


ブルー・スカイ・ヘブン ③

2009-05-22 18:57:34 | 2009富士ブルースカイヘブン

テントサイトに帰って、テントの中を見てみると、なんだか水が浸みこんでいるみたいで、中に入れておいた荷物を動かしてみると、水溜まりが。 

げ!、なんじゃこりゃあ。

荷物が床に接しているところからは、水があがってくるんだな。

テントサイトのアスファルト舗装の上には、水が1mm程の深さで川のように流れているし、こりゃあ、今夜はやばいことになりそうだ。 と言うか、もうやばいことになっているのだけど。

いつもだと、衣類などを持ち運ぶのは、キャリー付きの大きめのダッフルバッグ。 Photo_2  

でも今回は”雨!”の予報が出ていたので、HOGマイレージ記念の防水素材でできたG Iボストンに詰め込んで持ってきた。

8万マイル達成記念品のGIボストンは、ツーリング出発前に大先輩のヘリティジ乗りから頂いたものです。
防水に関しては完璧、でも金具にはすぐに錆が浮いてきました。なんだかなぁ。Gi_2 

アウターが防水素材で出来ているコールマンのエアマットの上に荷物を全部避難させて、乗せきれなかった分はコンテナやパイプいすの上にも避難させた。

パイプいすは荷物に占領されているので、エアマットの上に腰を下ろして調理開始。
でもエアマットからちょっとでも落ちると、おしりがびしょ濡れになってしまうので、うかつに動けない。

テントの全室部分にガソリンストーブを置いて、シュコシュコと50回ポンピング。 その下はもちろん、川状態で水がサーッと流れていますが、これもなかなか体験できない事です。 
だいたいねぇ、普通のキャンパーなら、雨の日にアスファルトの上にテントを張るなんて事を、考えないって。怒怒怒

ご飯は炊いたけど、おかずはカップ麺と御殿場のスーパーで買ってきたウィンナーを焼いただけのもの。
キャンプを楽しむときには、もう少し調理にも力が入るんだけどなぁ。
和風スパゲティや鍋料理などの材料も、持ってきてはいたけど、この雨ではやる気はまったく無し!

そうこうしているうちに、花火が始まった。 ちょうどテントの入り口方向に花火が上がっていたのと雨が小降りだったので、全室部分をフルオープンにして食事をしながらの花火見物。

ブルスカの花火って、結構すごいんです。 毎年思うのだけど、ちょっとそこんじゃそこらの花火大会を、質量ともにはるかに凌駕していると思う。 雨さえ降らなきゃね。

10時、寝袋に入って、ファスナーをきちんと閉めてエアマットから落ちないように姿勢を正して就寝。 枕代わりの革ジャンの下には、濡れないようにビニールを敷いて・・・お休みなさい。 

でも、このあとに待ち受ける悲惨な状況を、まだ私は知らないまま、眠りに入ったのだった。