RAW撮りに目覚めて以来、JPEGで撮る事は無くなりました。
カメラの設定も、マニュアル露出モード（Mモード）で明るさとか色々設定して撮っているので、意図せず暗くなったりしてませんし、絞り（F値）も絞ってるので、JPEG設定のオートモードで絞りを開放状態にして撮っちゃってる写真に比べても、輪郭がはっきりした写真が撮れちゃいます。
自分の場合以下の通り補正してブログに掲載していますので、参考になれば幸いです。
まずはこれをいじってみます。
画像を開いたらこんな感じ。
この状態でも、JPEGで撮ったよりカリッとしてる。
まず、シャープネスを1段階上げて、カリッと感を出してみる。
3～4でもだいぶブレとか補正されるんだけど、目が悪いので、どうしても自分が見てるとぼけてしまうので、ついつい5まで上げちゃう。
バッチリ撮れていれば、3くらいでも十分かもしれない。
続いてコントラストを1段階上げてみる。
これでいくらか見た目が変わってくる。
明るく、順光で撮れていれば、あまりコントラストはいじらなくても良いかもしれない。
コントラストを上げると、被写体が明るくなってしまい、後で明るさの調整が必要になっちゃうからだ。
曇っていたりした時こそ、コントラストを調整した方が良い。
明るすぎると、機体表面のドアの溝などの細かい部分が潰れてしまって見た目もいまいちなので、明るさを下げて白くなった機体表面のディティールをはっきりさせる。
ついでに機体と空の境界もはっきりさせる為に明るさを下げる事も大事かも。
ただし、明るさを下げ過ぎると、機体下部の光が当たっていない部分が黒く潰れてしまうので、元々撮る上で「修正出来るから、撮る時はアバウトで良いや」って撮らないで、白飛びや黒く潰れてしまったら修正が困難になるので、ある程度修正しつつも、潰れないようにちゃんと撮っておく事が大事です。
逆光でも明るく修正すれば、影になった部分を明るくしてくれますが、空が更に明るくなってしまい、「まぶしい写真」は見苦しさも増してしまいます。
重ね重ね言いますが、RAWだと修正出来ると思って安易に撮らず、逆光時でも順光時でもある程度の補正だけでほとんど手を加えずとも撮れるように心がけましょう。（あとで修正するのが大変ですよ～）
フレームの中心に機体が無いと、バランス的に気になっちゃうのでトリミングして機体が中心に来る様にする。
シャープネスとコントラストを上げ、明るさを下げて表面の細かい部分も見える様にして、更に機体が中心になる様に処理。
これでオリジナルとしての写真編集はおしまい。
ま、フレームの中心に見事収めて撮れればトリミングは要らないんですが、たまにずれた写真が一番カリッとした写真だったりするんですよね。
写真データをJPEGに変換して保存する。
ここでやっとJPEGとして写真をオリジナルとして保存する。
ここからはブログをやってるので行う工程。
DPPには、著作権表示（コピーライト）の透かしを入れる機能が無い。
そこで、画像補正ソフトとしては使いこなせていない（汗）、フォトショップライトルームを立ち上げて、DPPで編集したヒコーキ写真を読み込む。
ここで写真データを800×533ピクセルに縮小する。
オリジナルだと、1枚の写真データ量が5MB以上になってしまうので、ブログの契約容量が一気に埋まってしまう。
そこで縮小が大事になります。
また、大きめの写真を掲載すると、余所のサイトに自分で撮った物でないのに転載したりするなど、撮った人の労力に合わない事をする人もいるので、わざと縮小し画質を落としておく事で転載する輩に対して写真の価値を低下させる効果もありますね。
ま、ぼくの下手な写真は見向きされないでしょうが、苦労して撮った写真を悪意無しであってもホイホイと転載されるとか、少しですけど不愉快です・・・
そのため、縮小以外にも自分は透かしで「コピーライト」を入れています。
大抵は写真の端っこに表示させる人が多いのですが、その部分を塗りつぶしたり、切り取って転載出来ないようにわざと被写体の真ん中に透かしを入れています。
まあ、そこまでしなくても良いんですが、羽田に飛来歴の無い機体を撮った時とか、誰の撮った写真なのか一発で分かるようにしたいので、敢えてヒコーキのど真ん中にコピーライト入れました。
「素人がコピーライトなんて入れていきがってんじゃないよ」って言う人も居るけどね・・・
全ての処理を終えたブログ掲載用のヒコーキ写真。
縮小したので、細かい粗探しが出来ない状態。
素人目には綺麗に撮れたヒコーキ写真の完成です。これで貴方も「かっこいい写真が撮れて羨ましいです」って言われて、気持ちいい思いをしましょう。（爆）
いつも見させて頂いております。
自分も飛行機の写真をよく撮るので、編集作業参考になりました。ありがとうございます。
夜分遅くに失礼します。
初めてのコメントになります。
高知空港をベースに撮影をしている8096と申します。
いつもブログの記事を拝見させていただいております。
僕も飛行機撮影を趣味の一つとしていて、このような編集の仕方は大変参考になりました
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
グダグダな解説で済みません。
たぶん、「デジタルから始めた奴って本当に程度低いよな～」って言ってる重鎮が鼻で笑っている気がしています。ｗ
分かりにくいかもしれませんが、自分がどういう風な事をしているか、書いちゃいました。
腕が良いんじゃないんです。（爆）
JPEG撮りではなかなか味わえない視点をデジイチの機能を使いこなしていない人たちにも体験してもらいたいなと思った次第です。
これでどんどんヒコーキ専門誌への投稿者が増えてくれたら良いな・・・
あ、自分の投稿が載りにくくなる・・・（汗）
高知空港だと大型機は767が一番大型ですよね。
自分は羽田中心なので、大型機が多く撮れますが、各地の空港ガイドを見ると、四国の空港は風情があってなかなかおもしろそうですね。
四国空港巡礼の旅をしてみたいものです・・・（先立つものと、休みが足りません・・・）
へっぽこな写真補正をやってますけど、少しでも参考になれば幸いです。（汗）