最近、羽田空港の展望デッキに行くと、非常に気になる事が一つあります。
ワイヤーフェンスをこじ開けて写真を撮る人が少なくない事です。
金網フェンスから、ワイヤーフェンスにした羽田空港国内線ターミナルの展望デッキ。
なんでも、著名なカメラマンの方々が有志を募り、羽田空港にワイヤーフェンスへの交換を嘆願したとの事・・・
金網フェンスより写真が撮りやすくなって良い事もあるのですが・・・
よく見かけるのが、衣類を引っかけて吊したりする為に使うS字フックや、カラビナなどを使ってワイヤー同士を固定してしまうこじ開け方。
こじ開けられて、元に戻らなくなったワイヤーフェンスの留め具。
老いも若きも、一部のカメラマンがワイヤーフェンスのこじ開けを当たり前の様に行っているようです。
注意しても、レンズが大きくてワイヤーが邪魔だとか、みんなもやってるのになんで注意されるんだ、レンズに傷が付くからと返されるので、こちらとしても注意する意欲が沸かなくなりました。
ワイヤーフェンスは、撮りやすくなった反面、航空保安体制に少なからずマイナスの面もあるかなぁ、と思います。
恐るべき事に、某航空誌に寄稿しているカメラマンまで、ワイヤーフェンスをこじ開けて、大口径レンズを差し込んで写真を撮ってたりします。
でも、ワイヤーフェンスの間から撮るには支障の無い直径のレンズ(通称しょっぺーレンズ)を付けたマニアもワイヤーフェンスをこじ開けて撮っているんですが、そんな事しなくても充分撮れるんですけどねぇ。
ぼくと同じレンズを付けてこじ開けてる連中が多いんですが、自分はこじ開けなくても充分撮れている訳です。こじ開けないと良い写真が撮れないと言う前提は成り立たないんですよね・・・
つまりはこじ開けないとまともに撮れない、弩下手糞とカテゴライズすべきなんでしょうか・・・
腕前は別にしても、フェンスをこじ開けて撮るなんて、保安体制に対する意識が希薄で、良い写真を撮る事だけしか念頭に無い印象を受ける行為ですよね?
一番困るのは、ワイヤーフェンスにレンズを突っ込んだ後、そのワイヤーを弾いてしまう為、並びで撮っていると、ワイヤーの揺れでコッチの写真がぶれたり、視界にワイヤーが入ってしまう。
テメエのところは、ワイヤーをこじ開けているから視界が開けても、その横の人は視点が少し高い場合、ワイヤーの間隔が狭まってしまって、大型機を撮ろうとすると、ワイヤーが端に被ったりしちゃうんですよね。
実に独善的な行為だと思うんですが・・・
この問題は、個々のカメラマンのモラルに寄る部分が大きいです。
鉄ちゃんカメラマンでも、線路に立ち入ったりして問題化する話をよく聞きますが、飛行機カメラマンでも変わらないですね。
自分も気を付けて飛行機写真を撮っていこうと思うのですが、こういう好ましくないモラル欠如のカメラマンを放置したくない歯痒さを感じてます。
そういえば、ワイヤーフェンスに張り替える運動は聞きましたが、モラル向上の運動は殆ど見聞きしませんね・・・
一個人がブログでグダグダ言っても始まらないでしょうが、何とかしたい気持ちを抱きつつ、展望デッキに佇む日々です。
少年期に鉄道写真を撮っていたのですが、いわゆる「撮り鉄」のネガティブイメージはすさまじく、並みの神経では、とても回帰出来る環境では無くなっていました。
先日、初の航空祭(静浜)でブルーインパルスに感動し今度は、民空を撮りに羽田or成田へと思っていたのですが、こちらも鉄道と似たような状況が起こりつつあるのですね。
拝見させていただいた写真で、ちょっと衝撃を受けたのが13枚目のマスクの方の写真でした。この方のレンズは、気のせいかもしれませんが3月に発売された新型レンズではないかと。しかし記事の日付は1月。その時点で未発売のレンズを使用できるっていうことは、いわゆるメーカーさんかプロの写真家の方ですよね。ちょっとショックでした。。少なくともそういう方ほどマナーを守っていただきたいですよね。
少なくとも私は、後ろ指を指されるようなことがないようにしようと思いました。
ブックマークさせていただきました、今後も素敵な写真のアップを楽しみにしています。
お気を害されてしまった事、誠に申し訳ありません。
13枚目の写真について、これは3月後半に撮った物を追加していたので、記事自体の初回掲載日付だと、誤解を招いてしまいました。
実際には、早速買った人・・・だと思います。
撮り鉄のマナーについては、最近殆ど聞かなくなりましたね。
一部のマスコミが、他にネタが出来たので、書き立てて市民の目を引きつける価値が無くなったのでしょうね・・・
マニアの一部には、傍目からどう見えるか、感じるかがさっぱり分からない人もいらっしゃるので、傍目から見て、奇行にしか見えない行動もあるのでしょう・・・
自分も、気を付けていきたいと痛感している次第です。
羽田空港の撮影環境についてですが、極々一部の方が、ワイヤーフェンスをこじ開けて撮影している模様です。多くは、滅多に羽田空港に来ない方や、余所の空港で至極当然の様にやっている方かもしれません。
毎日・毎週羽田空港に来る方で、あのような行為をするのは、本当に極少数で、どんだけ超広角・焦点距離数ミリなんだ?と思う様な、ワイヤーなんて被写体に被らない様に撮れる筈なのに、わざわざワイヤーをこじ開けてます。
さて、散々ネガティブな書き込みをしてしまいましたが、話は変わって、飛行機撮りを始められるという事ですが、これからの季節は羽田空港の展望デッキからの撮影は、ちょっと大変かも知れません。
滑走路上では陽炎が酷くなってくるので、被写体がメラメラと揺らいでしまいます。
シャープな写真を撮りたい場合は、飛行中の飛行機を撮った方が精神的に安心かも知れません。
南風でのアプローチを撮りに城南島に行く事が増えそうです。
成田空港の展望デッキは金網フェンスで、カメラ用の穴がいくつか空いていますが、数に限りがあり、マニアの穴取り合戦になるので、もっぱら公園から撮る様にしています。
これからの季節は暑くなるので、熱中症や熱射病に気を付けてヒコーキ撮影を楽しんでください。
それでは。