(社)RJAV被災動物ネットワーク  Rescue Japanese Animal Victims 

被災地・殺処分・虐待からの犬猫保護施設。ご支援で一頭一食を!必達・人と動物同行避難

昭島警察より保護、猫のピーポくん強制給餌です。

2014年01月01日 | お知らせ&活動報告

昭島警察が12月30日、RJAVへ保護依頼し引取りました「昭島ピーポくん♂」
キジ胸腹白、背中黒、推定5歳 の回復にはボランティアさんと総力あげて取り組んでいます。


ご報告、発信が現行より遅れましてご心配お掛けしておりますことをお詫びします。

このような状況をご理解頂いた上でご支援頂いております皆様には、

一同、心より感謝申し上げます



毎日、眼からの出血が止まらず低いうめき声を発しています。



一日4回ほど、疲れないよう短く強制給餌しています。

沁みない生理食塩水でそっと拭いてますが、触るときにも慎重に。

口からも血の混じった、納豆のような粘液が止まりません。

かなり匂いはなくなりましたが、まだ化膿している状態で抗生剤を多めに投与します。



12月30日のレントゲン写真を接写させて頂き、了解を得て公表します。




真っ二つに真ん中を走る、左右を分ける筋のような線が、口蓋破裂による亀裂です。



眼の位置がずれて、かなり腫れあがっているのが分かります。

首の損傷はありません。



通常交通事故にはよくある横隔膜と肺の位置も正常です。

内臓の損傷も血液検査などにより、問題ありませんでした。

人為的な外傷を考えてしまいます・・。


 強制給餌のやり方

FIV、猫後天性免疫不全症候群が血検で判明しており、

口唇炎が進んでいることから更に傷つけてしまわないよう隙間を探します。


通常の強制給餌のようには行かず、痛そうな頭部を触らないよう慎重に

唇を押し上げ
シリンジを入れていきます。



全体に左右がずれているため口の中央があいた状態になっています。

唇の先に何かできものか傷ができており、黒くなっています。


何もかも痛そうで、まさに「腫れ物にさわるように」ムリをしないことが大事です。


抗生剤はしっかり、最初の一発で投与します。



シリンジで口内に入れた後は、あごの下や喉から下へ指でソッと撫でてやります。

これにより、口内に残留した液体を嚥下させ、気管に入るのを防ぎます。


刺激により何度か自主的に嚥下を続けますので、

しばらく次の強制給餌の機会を待ちます。





このあと、シリンジを少し大きなもの変えて行いました。

内容は、流動食、AD缶、粉ミルク、タウリン、フェロビタ、水、ペニシリン系抗生剤

で少しモタッとした状態で気管に入らないよう調整しています。 



堀こたつで温めてから、与えます。
堀こたつは、風を起こさない暖房で一時間8~9円です。
阪神大震災での活動のときから大活躍しています
2011年、郡山でシェルターを設置した時から使用している堀こたつ6機が
それぞれスイッチが強しか使えなかったり、時々スイッチが入らなかったりで
ご支援を呼びかけさせていただいています。
皆様のご協力をお願い致します
アマゾン欲しいものリストです。
ぜひ、ギフト設定でお願いします。(ご支援頂いた方が判ります。)http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/23U18WAW6SG1F/ref=cm_wl_sortbar_v_p_page_1?_encoding=UTF8&page=1
現在、特に猫ドライフード・犬ドライフードの在庫が厳しい状況となりました。
ぜひ、あわせてご協力のほどお願い申し上げます。

強制給餌が終了しました

 

 ハートの紙細工ライン素材/透過png (18.png - 400x53)
ご支援のお礼

活動支援金、物資によるご支援を頂いております皆様へ。
たいへんに有難く、代表はじめボランティア一同心より感謝申し上げます。

同時に、責任の重さを痛感しております。
本当にありがとうございます

ぜひ一度、RJAVのシェルターへボランティア、
見学にいらして下さい。
http://blog.goo.ne.jp/rjav/c/edb4af00360b0de83379bbe046ce3d53

ボランティア参加・里親希望等の見学は
予定日、お名前、性別、年齢、当日連絡先(携帯)、居住地域、飼育経験のある動物などを入力し予約して下さい。
rjav311@yahoo.co.jp



RJAVは阪神大震災における救護活動のノウハウを活かし、本来の目的からブレることなく


ケガや病気の犬猫を慎重にレスキューし、その生存と回復を的確に果たしてきました。


保護した動物の画像を使ってその悲惨さを知らせ、寄付を
呼びかけ続けることも必要ですが、

何より緊急に運ばれた動物の治療やシェルター内での処置・看病を最優先にしています。


ブログ更新と現行にタイムラグが生じることをお許し下さい

  

ご支援の方法
※ネットで振込みが可能です。*Web donations are possible.
※不定期で、活動報告を郵送します。*We will send you up-dates on our activities.

ご寄附
金額は任意(都度のご支援)

②一般会員様
・月会費  1.000 円(月払いご支援)
・年会費 10.000 円(年払いご支援)

法人会員様
・月会費  10.000 円(月払いご支援)
・年会費 100.000 円(年払いご支援)

※会員様には活動のご報告を郵送もしくはメール致します。

  <振込口座>
ゆうちょ銀行
郵便振替口座 
番号     00210-7-101037 
名義     どうぶつ支援
他行からは 店名〇二九(ゼロニキユウ) 当座 0101037 
<払込票に会費または、ご寄付の記入をお願いします。> 

 

銀行口座 
みずほ銀行 向ヶ丘支店(540) 

普通預金   1262115 
名義       RJAV
<領収証ご希望の方は、メールかコメントでご住所をご連絡ください。>
rjav311@yahoo.co.jpあて

 
クレジットカードでのご寄付が可能になりました。
Donation by Credit Card
  
https://www2.donation.fm/rjav2/ (日本語)

https://www2.donation.fm/rjav/ (English) 

 

皆様のご理解とご支援がなければ、日々一頭一頭の食事、医療を
続けることができません。
すべての動物たちを安楽死せずに、治療し守り続けています。
少しずつでも結構ですので、ご支援のほどお願い申し上げます。
代表理事  佐藤厚子









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