2018年初夏
その年は様々なイベントが公私共に目白押しで、たくさんの人々に接する機会がありました
そのとき、目の前の人から受ける「何か」を明らかに感知していたのです
それは主に胸の辺りでわかります
元気な人、焦りのある人
あれ、これは一体誰の「感覚」なんだろうという混乱がワタシの中に生まれていました
Sさんのことがわかる! と嬉しくなっていはずが、その頃にはもう、誰でもかれでもお構いなく感じとっているということに気付き始めていました
特に、普段は穏やかでも内にひめた楽しい! という感覚の強い方やら明らかにハイテンションな状況。そういった方々からは強烈なものを感じて動けなくなりました
さらにSさんとの間ではこの頃更に、向き合う(たとえば横断歩道など)と胸の辺りで バンッという音がするようなことが、2度3度とおきました
時や場合を問わず、互いを認識したかどうかというタイミングでそれはおこりました
まるで覆われていた蓋がこじ開けられるかのような
誰も彼もを感知する一方。こういった出来事もあったため何が起きているのかわからない、というのが正直なところでした
2月ころ、ツインソウルという言葉を知った時の、純粋にSさんを愛しているという感覚とは随分かわって、ただただ喜んでいたはずのそれは、そもそも何か勘違いしていたのではないか、という疑問に変わっていました
彼だと思っていた感覚のほとんどは誰か別の人のものだったのかもしれない、そんな疑心暗鬼にかられて、純粋さが失われかけていたのもこの時期です
わからないなりに、Sさんを好きであること、愛していることは変わらなかったのですが、どうしてもそこに意味を求めてしまいがちでした
また同時に『夢』が明確なお知らせとして意味を持つようになっていました
海辺の町の鮮明な情景
それはとても近しい友人のおばあさまの家でした
会ったことも行ったこともない人のお家でしたが、見ていたものは細部まで合っていました
このことにより、夢はワタシにとっては意味があるのだと感じたのです
その彼女との縁は非常に深く、ツインソウルというものがあるなら、ソウルメイトというのはこういう存在だろうなと感じた人でした
そういった縁の強い、出生やご先祖さまレベルでの明らかに近しい縁のある方が身の回りにどんどん増えていき、ありがたくも、不思議なことだなと感じてはじめていました
その矢先、ワタシたちの地域は大きな災害にあうこととなります