'k ROOM

u know what?...anyway not k's but 'k... 'k? by kuro

「スカーレット ~続 風と共に去りぬ~」 VHS

2006-10-02 00:01:07 | DVDs



世紀の恋愛大スペクタクルの続編を見てみた。
理由はやっと「風と共に去りぬ」をジックリ堪能してレビューまで書いてみてブログ交換していてこの続編があるらしい、と判明したから。
それと黒人問題の行方も気になったし。。。

ちなみに見たのはテレビドラマシリーズのビデオ化したものです。

さて、冒頭はまさに続きでいきなりメラニーの葬儀のシーンから再開です。
その葬儀の大衆の面前で我をうしなったアシュレーに駆け寄ったスカーレットは村人に顰蹙を買います。
また、レットは娘ボニーの墓に人知れず花を置き去って姿を消します。
それを見て、スカーレットもアトランタに別れを告げる決心をし、ピーチツリーの不動産全てを手放しタラに戻ります。
タラでは妹に歓迎されず、一方、ビッグサムのために建てたアパートのおかけで大金を手にします。
そしてなんと、レットとよりを戻すべくチャールストンの彼の実家に住み込みます。
そしてレットの母親と仲良くなりレットとの仲も復活にも見えます。

ところがそんな中、レットに最後のデエトを宣告され、二人で海にヨットでセーリングにでかけます。
レットが密かに所持していたヨットの名は亡くなった娘の名、ボニー。
ところがこのデートの最中、天候が急変し、命からがら打ち上げられた浜で二人は無人小屋に避難します。
ここでなんとレットは寒さに震えるスカーレットを暖めているうちにいつしか二人は愛し合い、なんとスカーレットは子供ができたのでした。

そして愛の復活を信じ、女の子だと良いな、と祈るのですが。。。

ふとしたことでまたアシュレーと一緒の部屋にいたうわさが広まってしまいレットの離婚の決意は決定的になってしまいます。
でもスカーレットはお腹の子供にレットとの絆を託し、彼には子供のことは内緒で父から聞いていたオハラ家の故郷、アイルランドに帰る決意をします。

アイルランドに戻った彼女にはなんと、そこにもオハラ家ユカリの地、タラという土地があります。
スカーレットはここのタラでもアメリカで築いた資本を武器に貧しい小作人達を解放してあげることで一気にアイルランドでも名声を高め、「ジ・オハラ」と呼ばれるほど有名になります。

ところがハロウィーンの夜、そんなスカーレットにレット再婚、の知らせが入ります。
しかも再婚相手はスカーレットとアシュレーのうわさを広めた張本人でした。
それを知ったそのショックでスカーレットは予定より早く産気づいてしまいます。
激しい雷雨の中、出血を伴う危険な状態。。。

果たして運命やいかに。。。

と言う感じで波乱万丈の続編です。
オリジナルの本ではスカーレットは大人になっているようですがこのビデオでは相変わらず。。。と言った感じ。
でもアイルランドのタラの土をアメリカのタラの父の墓に返してあげるシーンとかは結構ジーンと来ます。

「風と共に去りぬ」を思い出しながら頭の中でストーリをきちんと整理し、補正しながら見ると良いのではないでしょうか? 笑


アレクサンドラ・リプリィ原作

ティモシー・ダルトン       レッド・バトラー
ジョアンヌ・ウォーリー=キルマー スカーレット・オハラ
ショーン・ビーン         フェントン卿


監督 ジョン・アーマン

"Scarlette"
米'94    360分

俺流評価 ★★★☆☆


おまけの一言
・「風と共に去りぬ」の、その後がどうしても気になる方に♪


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2 コメント

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この映画は知りませんでした (heiron)
2006-10-02 00:25:50
kuroさん、こんばんは。

「風と共に去りぬ」って続編があったのですね。



この映画は知りませんでした。



アレクサンドラ・リプリィ原作なんですね。マーガレット・ミッチェルの原作とはまたちがった「風と共に去りぬ」の世界観があるのでしょうか。



またレンタルショップで探してみます。
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お久しぶりです (kuro)
2006-10-03 00:16:19
heironさん、こちらでははじめまして、ですね。

デス



マーガレット・ミッチェルもその後たびたび続編を依頼されたそうですが頑として拒否し続けたそうです。

そこでついに違う人に白羽の矢が立ったのでしょう。

この映画のエンドロールを見ていたらgone with the wind INC なる会社が名を連ねていましたので、多分邦画でもよくある「○×実行委員会」みたいな類いの「風と共に去りぬ」愛好家達による続編、という感じだったのではないでしょうか?

だからこの映画(というかテレビドラマのビデオ版ですが)あまり突っ込みやっかみで見るのでなく暖かく見守ってあげる、という感じが「風と共に去りぬ」のファンによる正しい見方(笑)なのではないかと思いました。



この作品については多分見たことの無い人が多いと思われたので僕のレビューもいつになく単にハナシの筋を追うだけのインパクトに欠けるものになってしまいゴメンナサイ



ただ、あまり触れませんでしたがオハラ家の故郷、アイルランドにも南北戦争並みの政治的動乱があり、またしてもスカーレットの嫌いな「politics」が扱われていたのは僕としては興味深かったです。



ちなみに O' ではじまる名前はアイリッシュの特徴だそうです。

O'hara O'neillなど。

オハラは風と共に去りぬ、オニールはウェットスーツ等のサーフィン系ブランドで有名ですね。



全然関係ありませんが'k ROOMの'k は ok の略です。

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