私の職場の経理職員Uさんの話です。
Uさんは30代後半、小学生の子供が二人いるママさんです。
私の職場は、何と言うか…とても昭和感満載なところです。
今だに紙文化、ハンコ文化が根付いていて、経理職員は常にファイルや書類に囲まれています。
おまけに人不足(採用しない)で、残業してもしても仕事が終わらない🥲
Uさんは、お昼ごはんも、仕事をしながら『飲むゼリー』で済ませています。
そんな様子なので、経理職員の離職率が高いんですよね…💦
Uさんの前任は1年で、その前の人も2年足らずで退職しています。
引き継ぎなんてものも、ほぼ存在せず、新任が手探りでやっていくしかない。
Uさんも、勤務初日から残業する事態となっていました。
18時までの勤務時間が、初日から21時頃までの残業。おうちでは、四年生と一年生の子供が待っています。
そんな日が続き、ダンナさんと揉める日が増えたそうです。揉めるというより、Uさんがダンナさんに謝る日々。
転職はUさんの希望だったそうで、家族に負担をかけている現状は、彼女にとっても胸が痛い状況でした。
そこで、彼女が考えた解決策が『2万円』!
自分が残業で遅くなる時は、ダンナさんに早めに帰宅してもらい、子供たちの世話をお願いする…その対価に毎月2万円をダンナさんに払う事にしたと言うのです。
「ん?対価発生⁈」
「ダンナさんにとっても我が子でしょ⁈」
とあれこれツッコミたくなってしまうところですが…😅
それでダンナさんも納得。
彼女も、ずっと申し訳ないと思っていた気持ちがスッキリ。夫婦が揉める事も無くなったそうです。
「お金で解決しました!夫婦らしくないでしょ?(笑)でも、ほんと気持ちが楽になりました。もうちょっと出さないとダメかと思ったけど、2万で済んでラッキー🤞」
と笑うUさんを見て、そういう夫婦の形もあるんだなぁ〜と驚くとともに、その2万円で彼女の心の負担が減った事が、なによりも一番❣️と思う私でした😆