岸の１００勝で再び連勝へ

少しずつ、いい流れができつつあるライオンズ。

調子は悪いものの、天敵ホークスからビジターで勝利をもぎ取るのは、難易度が高いミッションと思われましたが、何とか勝利。

序盤はどうなることかと思った、エース岸の投球も、４回に逆転してもらった後は７回までノーヒットに抑えて、流れを渡さずに終盤へ。８回は牧田かと思いましたが続投して、１点は失うものの８回を投げきってくれて100勝目。

ポイントは、４回の表に一気に逆転できたことですね。今までは同点までは行くけど逆転できず。その後、投手がこらえきれず、結局負けてしまう展開ばかりでした。

欲を言えば、ノーアウト満塁でしたからもう１、２点欲しかったところですが仕方なし。リードさえ奪えれば、エースが仕事をしてくれたという試合でした。

これでようやく武田に負けをつけることができました。変則２連戦は、明日が移動日、明後日が京セラドーム。何とか、２つ獲って所沢に帰ってきて欲しいです。


豊田さんがお亡くなりになり、今日は喪章をつけての試合。
私が中学の頃、ライオンズ戦の中継は、文化放送ライオンズナイターが基本でした。その中でも豊田さんと戸谷アナウンサーのコンビの中継は、非常に楽しくまた勉強になるものでした。
最近では、２００８年の西鉄ライオンズ復刻ユニプロジェクトでの姿が印象的でした。豊田さんが朝出かける際に、『西鉄時代の写真に「行ってくるよと話しかけたら、稲尾が笑った気がした』、『稲尾に見せたかった』との談話もありました。

いろいろあった西鉄と西武の関係も（納得されていない方もいらっしゃるとは思いますが）一定の融和から一つの歴史としてつなげることができました。そしてそれを喜んで頂けたことは、所沢に移転してからのファンにとっても本当にありがいことでした。
もっと早くこのときが来ればよかったとは思いますが、ギリギリ間に合ったのかなと思いたいところ。

豊田さんには、歴史あるライオンズを、これからもずっと見守って欲しいと思うばかりです。