浅田次郎の本は好きなんですが、歴史物はダメ。でも、ベストファイブ選ぶなら『鉄道員』は確実に入るという作家です。
何となく時間が出来て、本読みたくなって帰宅途中でダウンロードしたのが『椿山課長の七日間』
気にはなってたけど、何となく手が出ない一冊でしたが、いざ手にすると一気読みしてしまう魅力満載の一冊でした!
主人公が死んで極楽か地獄かを分ける講習?を受けるくだりは、ふざけんてのかと思う流れでしたが、3人が過去を探しにいく姿、徐々に明らかになる真実など、いきつかせぬ展開に笑いと涙の連続で完全に引き込まれてしまいました。
浅田次郎の真骨頂は歴史物だと思いますが、こういう軽快な小説も本当によいですね。
年をとったせいか、悲しくなる結末は嫌なんだけど、ハッピーエンドも少し違う。辛さのなかに少しの希望がある、そんな小説に出会えると嬉しくなります。
動画もよいけど、活字は動画とは違う癒しをもらえますね。(見てるのはどっちもスマホだけど、、、)
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