スピードスター金子の躍動

負けた瞬間、イーグルス戦の負け越しが決まる最後の３連戦。
何としてでも獲りたい初戦に立ちはだかるのは則本です。しかし、うちも菊池が登板ですので、投手戦が予想されました。

両投手とも、序盤からヒットは許すものの、後続をたってゼロ発進。
こういう試合は先制点が重要。そして３回裏に、渡辺直人のヒットでノーアウトのランナーがでました。
打者は９番の呉、相手は則本ですし、ここは送りバントと思いましたが、気配なし。結局、ゲッツーという最悪の形となり、チャンス消滅。序盤ではありましが、このままゼロで終わっていたら、流れがイーグルスに行きかねない場面でしたが、救ってくれたのが金子。

則本に対してファールで粘り、最後はたたきつけるバッティングで内野安打。そして、ここからが金子劇場開幕です！執拗な牽制をかいくぐり二盗。ワイルドピッチで３進。そして、秋山の内野ゴロエラー（←ヒットでもいい当たりでした）の間に先制点。

ゲッツーでチャンスをつぶした後の、得点は大きいものでした。１点ではありましが、それ以上のダメージを与え、かつ、流れを引きよせる大きなプレーとなりました。
そしてその後の得点も、いずれもツーアウトからと、いい攻撃ができていましたね。

そして、金子はさらに二つの盗塁を重ね、ついに５０盗塁に到達。スピードについては、入団当初から申し分ありませんでしたが、盗塁は、塁にでないことには始まりません。そしてバッティングについては、ムラが多く１年戦うだけのスタミナが無いことが課題だったように思います。
しかし今季は、多少つかれが見えた時期はありましたが、１２０試合以上出てますし、何といっても叩きつけるバッティングで内野安打を重ねる姿勢が評価をあげています。
金子が塁に出て、盗塁して、秋山が返す、これならクリンナップまでに１点取れる計算です（笑）
金子の躍動がライオンズを引っ張っていってくれそうです。楽しみですね。


あと、菊池の緊急降板はびっくりしましたが、指の豆がつぶれたとのことで、一安心。規定投球回数は難しくなりましたが、ひじや肩の故障となると大変です。それでも、大石らの頑張りで１２勝目をゲット。もはや、ライオンズのエースです。岸と菊池で左右の２枚看板がそろえば、来年は期待できそうです♪

今日からのシリーズは、記録達成クリアファイルのプレゼント。栗山キャプテンの１５００本安打をいただきました。

さらに巷で話題の、レオのWALKステッカー。

ビクトリーバルーンプレゼントもあってか、お客さんの数も３万人越え。この成績でこの時期に、これだけ入るのはありがたいですね。ついに、残り１０試合とカウントダウン。最後まで、楽しませてほしいと思います。