キャプテンフィリップスからソマリランドへ

WOWOW映画シリーズで、キャプテンフィリップスを見ました。

ソマリア海賊ネタで実話のようですね。テレビでしたが、緊迫感のある展開に引き込まれました。

そもそも何故危険な海域を航行するのか？(まあ、航行ルートが近くてコストが安いということなのかな)という疑問はありますが、ソマリアの現状にも注意を向ける必要もありますね。

そんなソマリアのことについて特集をしていたのが、テレビ番組の『未来世紀ジパング』でした。
一口にソマリアと言っても、治安の不安定なソマリアと治安の安定しているとのソマリランドからなります。

ブラックホークダウンから20年以上たち、内戦が続くなか独立を宣言したのがソマリランド、ただし未承認国家です。
そこには、今までのソマリアのイメージとは少し異なる、平和な雰囲気が映し出されていました。ソマリアとソマリランドとはすでに別の国として機能しているようです。

しかし、独立国として認められないのには世界秩序のバランスの問題があるそうです。特にアフリカは民族と国境が一致していないためより複雑。ルワンダ(ホテルルワンダは民族間の争いを映画化したものですね)やコンゴなどは日本でも内戦のニュースが流れてたのを思い出しました。

そして、そこで活動する日本人が紹介されていました。時間が止まっているかのように見えても、たくさんの人が命をかけて尽力をつくしている姿は日本の誇りです。

映画自体は正義のアメリカ的なつくりですが、なかなか目を向けることのない地域のことを知るきっかけとなりました。(アメリカにとっては思い出したくない国の１つでしょうしね)

そんな今晩の夕飯は、手羽元で鳥鍋。味ぽんは酸味が少ないのはよいのですが、甘味が強くておかずには、合わないなと今さら感じた夜でした(笑)