『獣の奏者』を読んでみた

何年か前に、教育テレビで放送していたアニメがありました。子供が見てたのを一緒に見てたのですが、なかなか面白かったのです。

仮想の世界で、仮想の生き物（闘蛇と王獣）と人間が繰り広げる、ファンタジーがベースにある物語です。
教育テレビの子供枠ですが、内容もななかなか濃いものがあり、家族、自然、政治、成長・・・などなど、考えさせられる部分もいろいろありました。

最終回は、少し含みをもたす感じで終わったのが気になってたのですが、Ａｍａｚｏｎを見てたら、この原作本が出ているのを見つけました。

それがタイトルの『獣の奏者』です。（テレビではこれに主人公の名前のエリンがついてます）

さらに、アニメで放送したその後の話も含めた、全５巻となっています。あの後どうなったか非常に興味があったため、まとめ買いです！

こういうときは、Kindleが活躍しますね。読み終わるタイミングを気にせず、出張等の移動時にちょこちょこ読めますし、気になるところにもすぐ戻れます。

アニメは最初の２巻がベースになっていましたが、残りの３巻は完全に切り離されていて、読みごたえがありました。完全に大人向けです。

最初の２巻ででてくるキーワードが、さらに掘り下げられ、重く重く読者に訴えてきます。最後は決してハッピーエンドではないものの、小さな救いと希望が見えるエンディングがよかったです。（少し、重松清を思い出します）


野球もバスケもない月曜日。こんな日は、読書の振り返りもいいですね。

そして夕飯には、インカのめざめを買って塩辛ジャガにしてみました。
初めて買いましたが、すごく黄色くて甘味があります。ちょっと甘すぎて失敗です。これじゃ、おかずになりませんよ。ヤッパリきたあかりかな～