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詩人・絵詞作家・内田麟太郎オフィシャルブログ

余は白である

2024年06月30日 17時52分21秒 | 日記

  

 NHKTVの日曜美術館で渡辺省亭を紹介していました。(上手い日本画家はごちゃごちゃ書かないんだよなぁ)。その余白に感心しながら観ていました。絵は余白を観る者の想像力に委ねる。詩は余白を読む者の想像力に委ねる。というわけで余白の詩を試みてみました。

 それから、こんなものも。

     いきがい    
 
  あかん
  にんげん 
  つづかん
  どぼーん
  すいめん
  ぷか~ん
  どざえもん
 
  ぶつだん
  プリン
  メロン
  ワイン
  ようかん
 
  しにん
  くえん
  のめん
  うまかもん
  ざんねん
 
  ──もどりました。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うーん、すごい!!! (木枯しモンジャロウ)
2024-06-30 21:24:26
「絵は余白を観る者の想像力に委ねる。詩は余白を読む者の想像力に委ねる。」
ぜんぶ「ん」で終わらせる発想が、ステキですね!!
返信する
トンビ (絵本の河)
2024-06-30 22:18:56
教室の中をはるかちゃんへの思いと一緒に
トンビがくるりと輪をかいているのでしょうね!

麟太郎さんの絵本も詩のような余白を
感じて読み始めたのが始まりでした。
返信する
よっ、根性なし (ひでちゃん)
2024-07-01 05:03:27
内田麟太郎さま
いいワインだったら、帰ってきたくなりますよ。本当はそんなものでしょうね。ナンマイダ―。
返信する
俳句 (内田麟太郞)
2024-07-01 09:52:50
木枯らしモンジャロウ様
 俳句はまさに余白の文学ですね。その読者に委ねる方法には学ぶものがあります。「ん」は、ふと。

絵本の河さま
 長さんに「内田さんは詩人だから、詩のような文体で書くといいですよ」とアドバイスされてから30年。やっと書けるようになってきました。

ひでちゃんさま
 私は下戸だから メロンで直帰です。
返信する

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