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詩人・絵詞作家・内田麟太郎オフィシャルブログ

メダカと狸

2024年08月06日 17時17分34秒 | 日記

 

 階段上りで痛めていた膝が、やや良くなったので郵便局まで。子ども文学の実験 『ざわざわ』の会費を払ってきました。

 あとは猛暑なれば、こんなものを書いたり、ごろごろしてたり。

 

     質問       
 
  ヒグラシは
  月光をあびながら
  羽化した
 
   秋
 
  少年は
  ガラスを透かし
  遠く月をみつめる
  ヒグラシが鳴いているから
 
    かな かな かな。
    かな かな かな。
 
  少年は
  月光をあびながら
  羽化する
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
瞬間 (木枯しモンジャロウ)
2024-08-06 18:56:37
「少年は
 月光をあびながら
 羽化する」
こういう瞬間って、ありますね。いいなあ!!
返信する
ひぐらし (絵本の河)
2024-08-06 21:11:11
「質問」「秋」好きな詩です。
ヒグラシも少年も羽化する。
なかなか出来ない表現と敬服しました。

メダカ鉢は、日陰に置いていますが
水がお風呂の温度より熱かったので
驚きました。麟太郎さんのお宅のメダカさんは、
元気そうで良かったです!
返信する
月光 (ひでちゃん)
2024-08-07 04:56:20
内田麟太郎さま
お盆は、そしたら、月見られるでしょうか。毎晩、吸血鬼とコウモリの飛ぶ夜です。
返信する
少年時代 (内田麟太郞)
2024-08-07 10:53:27
木枯しモンジャロウ様
 ありますね。模型少年時代に。

絵本の河さま
 詩は「質問」だけですが、「秋」もというのは俳句的で面白いですね。ムジナがときどき冷水を注入しているようです。

ひでちゃんさま
 コウモリと吸血鬼。ひでちゃんの「真意識」があるのかな。かんちゃんのエピソードではなく独立作品で書くと面白そう。
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