絵本 『ひとのなみだ』 絵・nakaban 童心社
今朝7日の東京新聞で紹介して頂きました。
インタビュー「土曜訪問」は17日に、東京新聞と中日新聞に同時掲載されます。
いつもの小公園まで散歩が出来て喜んでいます。このまま7月のレベルまで戻れれば御の字です。
マンション管理組合理事長の引き継ぎで、メールのラッシュでした。その間にこんなものを書いたり、ごごごろしたり。
送別
カエルは湖面にみみをすます
さざなみが走り
水がうたいはじめる
森からひくくドラムがひびき
フクロウがたからかにラッパをふく
月のソプラノが空をエメラルドにそめ
カエルたちはうたいはじめる
空へのぼっていくコンクリートの赤いポスト
直立不動で見送る鉄塔とダム
スズメを頭にとまらせうごかないイノシシ
ゆっくり腰をまげる火の見櫓
だれがいれたのだろう
ポストのなかに葉書が一枚
ポストはさびしがりやです
ヤマカガシはあなから出てこない
(送別)
最後のヤマカガシが効いていますが
ヤマカガシが出てきたら
秀雄さんは、逃げ出すかも知れませんね(>᎑<`๑)
同時掲載の中日新聞は、東京新聞の6倍の発行部数で、三重、愛知、岐阜、長野、静岡がエリアです。中部地方でしょうか。
詩は意識よりも、言葉自身が優先しますから、ヤマカガシ氏もも仕方がありませんね。私の意識では、どうにも。