岩手、宮城内陸地震で被害にあわれた方々にお見舞い申しあげます。
一刻も早い行方不明者の救出と、避難所で不安な日を過ごしている皆様が、早期に自宅に戻ることが出来ることを祈念しております。
中越地震、能登地震の記憶も新しいうちにこのような大きな地震が発生し、心が震える思いです。
被害を受けた多くの友人たちがようやく立ち直ってきたところへ、また他の友人たちがあらたに地震の被害を受ける、このところこんな繰り返しが続いています。
一関の知りあいのお寺では、参道にある数十基の石灯籠がすべて倒れてしまったとのことでした。不幸中の幸い、たまたま通行中の方がいなかったので、怪我人等は出なかったそうです。
しかし、本堂の中や位牌堂はひどい状態になってしまっているとのことでした。
お寺の被害だけでなく、お檀家様方の被害もまた深刻です。岩手、宮城の内陸部の村では高齢の方々が多く、人的な被害、精神的な被害は村全体の消滅につながりかねません。
宮城県のご寺院さまのブログでは、大変な状況にある様子が刻々と伝えられています。
政府等には外見だけの復旧ではなく、心のケアの部分にもしっかりと時間と手間をかけていただきたいと思います。
こんなときこそ、困った時にはおたがいさま、今度は岩手、宮城の皆さんのためのたすけあい托鉢を行いたいと思います。ミャンマー、四川の皆さんの苦悩を忘れているわけではありませんが、自国の笑顔を取り戻さねばなりません。
近々に呼びかけを行いますので、教区の若者たち、有縁の諸宗師、みなさまのご協力をお願いいたします。
頑張ろう!東北!頑張ろう!岩手・宮城!