親から借りた本、横山秀夫さんの『ルパンの消息』を読みました。冒頭の入り方、すごい既読感がありましたが、読み終わってみれば、やはり初読でした(^^;。何か別の作品と似ていただけなのでしょうね(汗)。高校生のテスト盗難計画と女性教師の自殺(と思われていた)事件に、あの有名な三億円事件を絡ませた本作、色々な人物の視点で描かれていて、結構読み応えがありました。女性教師の事件については、時効間近という緊張感や二転三転する展開に先が気になって気になって仕方ありませんでした。それにしても、横山さん、『震度0』もそうでしたが、実際の事件・事故を絡めた小説が多いんですね~。 ルパンの消息 (カッパノベルス)横山 秀夫光文社このアイテムの詳細を見る