昨日の続き・・・

今日はお天気が良くて暖かかったのですが、朝からとても眠くて体調が悪かったので、
午前中はダラダラとしていました。
父を見に行く事も何となく怖い気がして。。

昼過ぎに病院へ到着し、姉夫婦と実家の近所の方が既に来てくれていました。
父はベットの上で目を閉じてただただ寝ている感じでした。
「お父さん、○○（←私の名）だよ。分かる？」と頬を叩いて言いましたが、
目を開ける事もなく、あーあーと言うだけです。
一昨日の状態からのあまりの変化もあり、ショックでもう涙が止まりませんでした。。

母は、落ち込んだ様子もなく、内心は違うと思いますがいつものサバサバした感じで、気丈に振舞っていました。
私は母に、父さんがこんな状態なのにすごいねを連発していたら、
「人生六十○年も生きてるとそうなれるよ」なんて言っていましたが、
私は３４年も生きているわりにはまだ修行が足りないのか全然まだ割り切れません。。
情け無いですが、目の前の事にショックを受けているだけです。。

父は、独身の頃は、栄養失調になる位、食事を切り詰めてお金を貯めて、
結婚してからは家族の為に表彰される位、一生懸命働いて、定年退職してもその後3年間また働き、ようやく、夫婦でのんびり海外旅行でも行こうという矢先に病気が発覚しました。。
贅沢を何もせず、せっかくの退職金も使わず。そんなかわいそうな事って！！
暖かくなって下の子がしっかりしてきたら一緒に旅行でもと言っていたのにそれも実現できず。まだ何にも親孝行もしていないのに。。

父はもうあの状態から戻る事はないのだろうか。。あのままでは、ただ生かされているだけ。。
あの状態がいつまで？かわいそうでなりません。。現実を受け入れられない。。
あのただただ寝ている光景が目に浮かんで、胸におもりが乗っているように重いです。

正直言って病院に行って父を見たくないし、見るのも怖いですが、やっぱりまた行こうと思います。。