最近、お稽古しております 水墨画教室での課題です。
「福寿草、おまけで梅に鶯」
福寿草は繊細で、葉に注目がいく珍しい画題です。故酒井抱道先生の発見とお手本によるもの。
「正月遊び」
羽子板、羽、独楽は鉄ゴマから、現代風の大きな独楽まで。大きな独楽に初級で習わないといけない筆法がございます。
春の七種(ななくさ)からなずな、すずしろ。
7種類全部描きます。葉の描き方にとても琳派の墨絵の特徴を感じます。
画像は生徒さんの練習作。
「寒ぼたん」
菰を突き抜けてのびる新芽に風情を感じるところが、琳派らしい趣きのあるところです。
藁の描き方に、其一の名作を思わされます。ざくっと描いて、北宋画にあるような筆法ですが、
それでも和風で、琳派の風が吹いていないといけません。
ぼかしは、花弁と菰のなかの空間と、背景を描き分ける事。
紅椿、白椿、同教室内でなかよく描かれております。
体験レッスンの課題に出した「竹」
あせったりあわてたりする事なく、丹念に描かれた椿の花。
重み、赤さ、うるおいなど。
この一瞬でなければ出会えない自分自身かもしれません。大切にしましょう。
琳派墨絵クラブ