短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

花煙草

2020-07-30 22:00:17 | 日記
花煙草
鏡の前の
忘れ貝
夜の帳(とばり)に
愛がこぼれる

今は肩身のせまい煙草ですが、星形のかわいい花をたくさんつける、そんなに悪そうに?見えないお花です。

「あなたはまだ一人ですか?あなたがいれば……」なんて切ない花言葉。

花のイメージで歌を詠んで、後で花言葉を調べるのですが、あらためて花言葉に励まされたり、感心したり、胸がざわついたり。

「忘れ貝」は恋を忘れさせるという貝。離れ離れになった二枚貝の片方。

「帳(とばり)」は物をおおいかくすもの。さえぎって見えないようにするもの。

日本語ってホント、色っぽ~いですね💕