毎度、ありがとうございます

好きなこといろいろ

鋼の錬金術師 第26話「再会」

2009年10月04日 | 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
正体を表したエンヴィーに取り込まれた人々は一夜にして姿を消したクセルクセスの国民だった。
一緒に飲み込まれていた石版をヒントにアルの待つ次元に戻る方法を思いつくエド。
再び訪れた真理の扉の前でエドは意外な人物と再会するのでした。


何が凄かったってエンヴィーに取り込まれた人々の声と姿!
特に声に女性の声が交じっていて男性のうめき声の合間に「お母さん」とか言ってるのが……近所の子の声かと思ったんですけどね!!
でも「あそぼ」はやっぱりインパクト大きいな…。ニーナ…。
そしてボコボコ発生する顔や手。
これって夕方5時で大丈夫なの…?って感じでした。

ブラットレイの過去話もありましたが、ここで人間としての矜持、ホムンクルスとしての矜持と言ったブラッドレイ。
元はただの人間だった彼に人間に戻ることは出来ないのかと説得を試みるマスタングでしたが、矜持を持ち出されたら…そこを曲げて!!って頼むしかないよね。
矜持って大切だけど、それ以上に大切なものってあるだろっ!?って事で。
ところで、エドが開いた真理の扉に飛び込む時にリンが「信用してるぞ、錬金術師」と言うんですが、ここで何故エドって呼ばないのかなと疑問だったんです。
で、ひょっとしたらブラッドレイが持ち出した矜持が関係してくるのかな、と。
エドという人間を信用してないわけじゃないけど、ここはエドの技量、仮説を含めた錬金術師という人間を信用するという意味があったら……のかもしれない。

そして今回の二番目の見せ場のリンの台詞。
「まるで神への祈りじゃないか」
まだ上手く整理出来ないので保留にしているのですが、何とも深い台詞です。
リンは練成陣を描かずに手の平を合わせて練成するエドやアルしか見ていないから、二人の姿が基準となるわけですが。(練丹術を見た事あるのかは分からない)
便利なように見えた錬金術も神頼みでしかない、という事なのか。
人の願いを神に祈り体現している、という事なのか。

そして最大の見せ場。
エドが真理の扉の前で再会したのは人間の姿をしたアルでした。
以前エドがたてた仮説、エドとアルの精神が混線している、正解だったようです。
原作では手に引きずられながら「必ず迎えに来るから待ってろ」と言うエドですが、今回はなんと一度、扉が閉じられたのをこじ開けて宣言しました。
この演出エドの執念が感じられて凄く良かったと思います。
抗って言うよりも扉をこじ開けてっていうのが、ね。
原作でもアニメでも指を指して「待ってろ」と言う迫力は凄まじかったですけどね。


恐怖で震えるシャオメイが今回の唯一の癒し!!


次回「狭間の宴」
おっと久しぶりにオリジナルですかね?
どうもホーエンハイムがピナコと会った時の話のようです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿