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ぬらりひょんの孫~千年魔京~ 第24話「リクオ、宣言す」

2011年12月22日 | ぬらりひょんの孫
晴明に手も足も出ない奴良組でしたが諦めない気持ちで百鬼夜行を成し遂げたリクオ達。
しかし、それすらもあっさりといなされてしまう。
絶望しかけた時、体が不完全ということで晴明は部下を地獄に引き連れて消えるのでした。

…ここ最近、毎度言ってますが相変わらずテンポが悪い!!
最終回を前にして盛り上がる場面でOPやEDを挿入するのは王道だし気持ちがつられて高揚します。
だけど今回はお世辞にも高揚出来ない。
OPの曲は悪くないんだけど“百鬼夜行”とかドーンと表示されても…(´・ω・`)って感じ。
この技出す時のテンポが悪いことは前から言ってますね。
そして前述したように今現在いる部下で百鬼夜行を披露しても相手はほぼ無傷という有り様。
晴明は強いという印象はもう十分だから!!と思うし、せっかく盛り上げようとしたのに一気に萎んじゃって残念でした。
そして祖父、父と桜の下で束の間の交流をしたシーン。
…原作にあんなシーンありましたっけ?
あったとしてもアニメのあの演出はないわーと思った。
寒々しくなかったですか?
母親が交じるならともかく男親との交流なんてあんなものなのかもしれませんが、ED曲を挿入したことが残念すぎた。
申し訳ないのですがEDはあまり好きではないのです。
だからかもしれませんが、EDだけで流れるからマシだったものを親子の会話シーンに適切な曲だったのかと疑問。

山吹乙女を看取るシーンはなかなか良かった。
愛した人の面影を見つけ子どもを授かることのなかった自分だけどリクオを自分の子のように思う、というシーンは感動もの。
しかし若菜さん好きなので少し引っ掛かるんだよね…。
以前にも書きましたが若菜さんなら山吹乙女もリクオの母親よ!と本心から言ってくれるでしょう。
それでも若菜さん贔屓の自分はリクオは鯉伴と若菜さんの子どもであって、山吹乙女と鯉伴の子どもではないのです。
うーん…山吹乙女の身代わりとして若菜さんを見て欲しくないってことかな。
でも山吹乙女(羽衣狐?)の遺体を託し見送ったリクオの複雑で鯉伴の子には違いないという気持ちも分かるつもり。
そして三世代の交流の後目覚めたリクオを「良い夢でも見たの?」と若菜さんの笑顔で締めたのは、なかなか良い繋がりだと思った。
後を託して父親と息子から遠ざかって行く鯉伴が奴良組はもちろん若菜さんに加え山吹乙女のことも頼んだのだと思います。

それにしても実質最終回のサブタイトルにしてはパンチが弱い!!
何を宣言するのかと思えば三代目襲名の席でリクオが目指す「人に仇なす妖怪は許さない、それでいて畏れをなくさない存在でいて欲しい」という奴良組の在り方だったのでした。
1年後の晴明復活の時を陰陽師と協力して迎える為にリクオは三代目を襲名するのでした。


次回「総集編 乾坤の千年魔京」
最終回に総集編って斬新だなぁ…。



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