囲碁にまつわる四方山話でも
私はもっぱら観戦専門で、NHK杯だけはなるべく見るようにしています。普段全く知らなかった若い人たちの活躍がこの目で見ることができることが一番ですね。
伊田八段、一力八段、芝野名人など今ではトップ棋士として活躍されていますが、最初見たときはとても新鮮でした。
私はもっぱら観戦専門で、NHK杯だけはなるべく見るようにしています。普段全く知らなかった若い人たちの活躍がこの目で見ることができることが一番ですね。
伊田八段、一力八段、芝野名人など今ではトップ棋士として活躍されていますが、最初見たときはとても新鮮でした。
芝野七段(当時)の今年のNHK杯トーナメント(67回)の2回戦の創造の一手です。(詳細は前回を参考にしてください)
伊田八段が初出場(62回)で、あれよあれよという間に優勝したのにはびっくりしましたが、その前年の活躍からすればフロックでもなんでもないことが分かりました。
四段で本因坊リーグ入りしたので飛付七段、そのリーグ戦で挑戦者になり八段。
この飛付七段はこれまでの記録(本因坊リーグ入は井山四冠の二十才二か月)を破ったものの、一歳年下の余正麒三段も同期リーグ入したため最年少記録の樹立はなりませんでした。さらに飛付昇段も同じく三段から七段になった余正麒さんが最年少記録保持者です。
この余正麒八段、すでに前年の61回NHK杯戦に当時三段で小林覚・張栩九段を破り3回戦まで勝ち進んでいます。その後、王座戦・十段戦の挑戦者(いずれも井山タイトル保持者)になり、名人戦リーグ2期、本因坊リーグ5期のほか関西棋院第一位のタイトルを取るなど活躍されています。
この飛付七段はこれまでの記録(本因坊リーグ入は井山四冠の二十才二か月)を破ったものの、一歳年下の余正麒三段も同期リーグ入したため最年少記録の樹立はなりませんでした。さらに飛付昇段も同じく三段から七段になった余正麒さんが最年少記録保持者です。
この余正麒八段、すでに前年の61回NHK杯戦に当時三段で小林覚・張栩九段を破り3回戦まで勝ち進んでいます。その後、王座戦・十段戦の挑戦者(いずれも井山タイトル保持者)になり、名人戦リーグ2期、本因坊リーグ5期のほか関西棋院第一位のタイトルを取るなど活躍されています。
一力八段や芝野名人については今更ですね。囲碁界のNO.1はもちろん井山四冠。続いて一力八段、芝野名人となりますが、果たして今年度末ではどう変わっているのでしょうか?私が勝手に名付けた「AIのトラ」名人は?
ところで名人の由来は、織田信長の頃といわれていますが、その辺りはまた別の機会にでもすることにして、忘れていた詰碁の解答です(笑)
黒1~3と四目を捨て石にして半分だけ活きることができます。
今回のお土産は、まずは官子譜から
黒先:白死 ごく易しい問題ですが、深く考えると迷いの森を彷徨うことになりそうです。
もう一題、玄玄碁経から
黒先:結果は? 有名な手筋ですが、知らないでヨミ切れれば4~5段は十分あります。