きまぐれテンプテーション感想

いやぁ、すっかりご無沙汰ですね。

といってもエロゲを全くやってなかったわけではないんですよ。ただ良いのが無かっただけ。今年の前半は、やりたいものが目白押しで、うれしくてウキウキしてたのがまるで嘘のようです。「つきかな」を最後に急転直下、7月に入った途端に大暴落でした。
流星ワールドアクターは、広げすぎた風呂敷をたためずに終了のようです。あのライターですからね、結末のない起承転々はいつも通り。

期待のオーガストも、ようやくの新作が３年前の「千の刃濤」のFDとは。今更出されても気の抜けたビールのようなもので、開いた口が塞がりません。ソシャゲに力を入れ過ぎて、感覚が麻痺しているのかも。好きなメーカーだっただけに残念です。

新しいメーカーのSonoraの「同じクラスのアイドルさん。」もDMM経由なんてわけのわからない仕様のためパス。
そういえば何年か前に、果つることなき未来ヨリ X-RATEDでDMMに￥100（税別）を払って18禁仕様にしたはいいが、余りにも頻繁に宣伝が入ってくるものだから（もちろん案内不要にしてあるにもかかわらず）サッサと退会した経験があります。それでも同様のDMが随分入ってきましたね。まあ、イマドキのPCなんて常時ネットと繋がっているのでプライバシーなんて一切ありませんけどね。

そんなこんなでやるものが全くない状態で、唯一がこのシルキーズプラスのきまぐれテンプテーション。ロープライスの作品で、時間的には9-nine- シリーズとほぼ同じ。シナリオライターも同じくかずきふみさん。フルプライスではなく、こういったロープライスの作品が増えていくのかもしれません。時間的にも１本で10時間前後、3～4日もあれば十分な量です。Sonoraのように妙な細工をしなくても、これなら新品と中古の値段はあまり変わりません。中古メインの私でも、どうせなら新しい方を買いますしね。メーカーの工夫に脱帽です。それでなくても今回は体験版が良かったので、すぐにAmazonに予約しましたけどね(笑)　今後はこういった形が益々増えていくのでしょうね。中古ファンとしては些か寂しい感じがします。何しろ一番の魅力のお買い得感がまるでないんですから!!

どうでもいいからサッサと感想を書け？

いや書くことがないからダラダラしているんですよ。

体験版でもお分かりのように、なにしろあのボンキュッボーンじゃないですか。

紛れもなく日本人離れした体躯。イギリスの片田舎でしたっけ。妖艶で有り余る色香を巻き散らかすグラマラスな淫魔なんて反則ですよ。身に着けているものといえば、衣装というよりもただのヒモ。可愛く、エロく、上目遣いに微笑みながら、甘ったる～い声で「ねえ、ダ～リン♪～」

全身凶器の悩殺ボディがE-moteでこれ見よがしになまめかしく、画面いっぱいに立体的に誘ってくるんですから。そりゃ大学生の主人公でなくったっていちころですよ。

「ホント、チョロいね」って言われながらも、朝から晩までイチャイチャ、エロエロ。

これはもうアンネで始まりアンネで終わりとしかいいようがないですよね。

で、スッキリしたところで終了・・・のはずでしたが、ホンのちょっぴり猟奇が混じっているのを忘れていました。あと謎解きもついていましたっけ。それも実にあざやかなどんでん返しのやつが。

まあ、かずきふみさんの企画・シナリオですからね。怪奇推理物といえばお得意のパターンです。いたるところに罠が仕掛けられており、気が付けばBad End。

選択肢を誤ると地獄へ一直線！ゾンビがにこやかにお出迎え。至れり尽くせりですね。

怪奇だの猟奇だのいっても大したことはありませんよ。せいぜい一晩トイレに行けないくらいのものですから、なんてね。いえ、ホンの冗談です。ななリンやあけいろ怪奇譚と同じレベル。鬼や幽霊や悪魔が怖くなければ何の問題ありません。何しろ当の本人のアンネリーゼが悪魔なんですから。

そういえばななリンでお馴染みの琴莉ですが、どうやら加賀見家に嫁いだようで、しかもオメデタ間近とか。声だけの出演ですが、こんな洒落た企画はかずきふみさんならではですね。思わずクスリ。それに主人公を派遣した師匠と呼ばれるヨーコさんは、年中旅ばかりしていて・・・ウン？待てよ、放浪癖のあるヨーコ？

ヨウコ？葉子？？妖狐⁈

あの金髪で、大柄で目が細く口の大きな葉子!!!!

そうか、確かあけいろ怪奇譚のラストシーンで・・・

アカン、これ以上はネタバレや。思わず漏らしてしまうとこやった。

お漏らしは自分のパンツの中だけにしておきます。

えらい匂うけど・・・これってまさか・・・