いかりじいじのブログ

ニューヨークタイムズ報道への感想

 アメリカのニューヨーク・タイムスが世界の旅行先で「2024年に行くべき52か所」を発表し、日本からは世界の旅行先の3番目に山口市”西の京”と紹介したとニュースになっています。
 この報道ぶりを見ると、報道ばかりでなく、国民のほとんどの人が、自分に関係のないことはほとんど興味がないのだと私には感じるのです。つまり、選ばれたことが不思議とか、理解できない人が大部分だと感じるからです。
 このことは、全てのことに通じているとも思います。結論として言いたいことは、日本人は優しい振りをして、自分の興味のないことには無関心で相手の気持ちに寄り添えないのではないかと思うのです。ですから、報道が、被災地に行くのにも被災者に寄り添ってといいながら、全然、関係のないというか、被災者には役に立たない(見ている人にも参考にもならない。)報道が出来るのですよ。
  NHKなどでは、高校野球をしている高校生が祖母を背負って逃げたとか、被災者の方々にはほとんど関心のないような報道が出来るのです。他のテレビも同じような者ですよね。反日左翼の好きそうな、やった振りの報道なのですよ。勇気を与えられるとか勝手に思っているのでしょうか。生活のために必要な情報を流せよと言いたいですよね。落ち着いているのなら許せるでしょうが、まだ、孤立している地域も多いというのに、この報道は何だと思うのです。
 そればかりか、NHKでは、被災地では、こうした災害報道ばかりなので普通の番組を流してほしいという要望があり、BSで流すとかやっていました。BSとか契約している人がいるのかとも思います。(何かとNHKに文句を言っていますが、私は、きちんとNHKの視聴料は、BS料金を含めて払っています。)
 このように、今回のニューヨーク・タイムス関連の報道では、日本国民が地元の良さを自覚していない住民が多いということが推測できるでしょう。そして、そのことは、自分たちのふるさとの状況が把握できていないし、地元をよくしたいとも思っていないような気がするのですよね。今の状況が幸せだから努力しなかった、大名商売をしてきたのですよね。そうして沈んできたのがシャッター通りになったのではないかと推測しています。
 地元のいいところが見えないのですよね。東京や京都など都会ではいいところはたくさんありますよ。しかし、日本のそれぞれの地域でいいところがあるのですよ。それは、人間一人一人にいいところがあるのと同じです。それを理解できない人は不幸ですよね。ですから、今回の報道に関して、インタビューされた地元の人が不思議だとか、わからないとかコメントしているのですが、人としていい顔をしていないですよね。地元を愛していないような人なのだと感じるのですよ。
 いいところを挙げられたらいいというものではないでしょう。自分のふるさとを好きかどうかですよね。外国の人の気持ちはわからないけど、ふるさとのこういうところが好きだとかあるでしょう。自分は、いろいろな表情を見せるふるさとの空が好きです。それが風景を重なり、雨や晴天などの気候と合わせると、いごごちがいいのですよね。そういう説明出来ない良さもあると思います。
 皆さんも、このニューヨーク・タイムスの報道を契機として、ふるさとの見方を変えてみませんか。









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