いかりじいじのブログ

国民の対立を煽った歴史小説家

 今日、「Qさま」とかいうクイズ番組があり、少しだけ見ていました。そこで感心したのは、大学生が好きな戦国武将のランキング紹介があり、その武将のいい面を紹介したことです。とかく悪者にされがちな石田三成や明智光秀などが評価されるようになったとされていました。
 これまでの歴史小説家は、水戸黄門ではないですが、善悪をはっきりさせた方が小説としては売れるので、主人公を持ち上げる一方で悪役を作り出しているのですよね。
 そして、司馬遼太郎に代表されるように、長州閥や薩摩閥をよく書かないことで日本国民の対立を煽っているのですよ。その戦略にまんまとはまって、日本国民の中には現在でもかたくなに薩長同盟をこけにしたりしています。その流れが安倍元総理に代表される政治家や日本会議という団体について、原理主義のどうしようもない昔の日本人で危険な団体のような書き方につながるのですよね。日本会議がいいというのではありませんよ。中には変な人もいますからね。是々非々で考えろということですよ。
 私が言いたいのはいろいろな角度から見るべきだということです。例えば、西郷隆盛は歴史的には反乱軍でしょうが、元武士達の希望でもあったでしょう。どちらが正義というくくり方は間違いですよ。この一番うんざり例が白虎隊の悲劇ですよ。子どもをだしに使って長州を貶めて、福島の恨みを増幅させるという、反日左翼の原型のような物語ですよ。反日左翼がよく使うでしょう。沖縄戦の慰霊の日や広島原爆の日などで子どもを使います。
 現在のテレビや新聞のニュースでも同じですよね。子どものニュースをことさら大きく詳細に報じるでしょう。今日も先生からの指導で自死したとかやってましたよ。このことは、また、次の機会に書きたいと思います。
 結論としては、偉人にしろ、英雄にしろ、光と影はありますよ。でも、できたら功績に感謝しましょうよ。逆に反発した人もこうした意見があったんだということも考えて、自分でどちらが良かったのだろうと考えてもいいと思います。そうすると、それぞれの立場における責任の重さも理解できるでしょう。
 いずれにしても、反日左翼のニュースで日本が暗くなっている時に、大学生達の歴史に関するいろいろな見方をしていることがわかっただけでも心強かったのですよ。そして、できたら自分なりの世界の見方についても考えて、幅広い視野でみることが出来るようになっていただきたいと思います。そうすれば、いかに日本の報道関係者のレベルが低いかを痛感できるでしょうから。





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