はにわの部屋

打楽器奏者・指導者平永里恵(旧姓:橋本)のひとりごと

4本マレットの持ち方

2021年09月21日 14時12分00秒 | Weblog

4本マレットについて。

4本マレットの持ち方は色々あります。

①手の大きさや扱いやすさなどの身体的理由や
②音色の好みや楽曲にあった表現をするための音楽的な理由
などなど、、、

演奏者によって様々なスタイルがあります。

さて、
ここからは私の悩みです😅
以下長文。

私は「逆トラディショナルグリップ」を使っています。
※一般的なトラディショナルグリップのクロス部分が逆バージョンです。

学生時代からなので約30年。
(歳がバレる😂)

私が学生時代は今のようにたくさんの情報に溢れている時代ではなかったのと、私自身勉強不足で無知な田舎娘だったため、ただひたすらに教わったやり方を練習する日々でした。
(他に知ってるグリップはスティーブンスさんくらい😅💦)

じつは随分前からこのグリップについて疑問というか悩みというか、、、

このグリップ
私に合ってないんじゃない?

ということ。

とにかく演奏中の疲労感が半端ないんですよ💦💦💦
たぶん私だけだと思いますが😥

そう思って
いわゆる一般的なトラディショナルグリップを何度か練習してみました。

疲労感については
「逆」の場合に比べるとすっごく楽なんです。
クロスした部分をしっかり支えていなくても楽に固定されているというか、クロスしている部分にあまり意識をもっていかなくて済むというか、、、

とにかく身体的には楽なんです。

しかし、
音色が自分が思ってるのと違う。
自分が求めてるのと違うんです。
30年分の慣れもあると思うので、もっとやり込めば馴染んでいくのかな?
とも思いますが、、、

今のところ逆トラディショナルのほうが素直に楽器が響いていて私的には心地良いのです。

自問自答をしながら何度もスタイルチェンジを試みていますが、思うように扱いきれず実用的ではないため失敗に終わっています😅

少しでも長く演奏をし続けるために、以前よりも増して「身体に負担が少ない効率的な演奏法」について考えていますが、結局のところどちらが良いのか答えは出ていません。

悩める中年。
アラフォーの長すぎるつぶやきでした。

(注)
生徒を教えるときは私のスタイルを無理強いすることはしていません。
生徒とコミュニケーションをとりながら演奏スタイルや練習方法を決めております。