黒須遊のLOVE&米粒残すなっ!

ブラスインストバンド『リディメイツ』の黒須遊によるBlog。

ウルルン滞在期 村ステイ終了→ボボへ

2010年02月02日 | 黒須遊
15日(金曜)
村→ガランゴ→ワガドゥグ→ボボ・デュラッソ、友人の家で就寝

朝、薄暗いうちに村をロバ車で出発する、今日はボボ・デュラッソというブルキナファソ第二の都市へブルキナベ(ブルキナファソ人)2人と向う、生子の家があるのだ。ガランゴからワガまで4時間、ワゴン車のような11人乗りのバンに20人ぐらいが重なりあって乗る、風が入ってきて不思議と乗り心地は悪くなかった。ワガへ到着後すぐに大型バスへ乗り換え更に4時間半の移動でボボへ。冷房付と聞いていたバスが満員で乗れず、違うバスへ変更、こっちは冷房が壊れてサウナ状態、まだ窓があったのが救いか。途中、バスが止められ警察らしき人が乗車してきた、前の二人組みが荷物を調べられる、嫌な予感はした、サックスを足元に置いていたのだ、二人の調べが終わりこちらに来る、ぐるっと見渡しサックスに目が止まる、予感は的中した「中は何だ、空けろ」と言われる。目の前で吹いてやろうかと思ったが、中を見て納得したようだ。辺りは暗くなりやっとボボデュラッソへ着く。ブルキナベの2人、特にアメットは住んでいる町に着いて嬉しそうだ。タクシーに乗り家路に向う、タクシーのおっちゃんと金銭のことでちょっと揉めていたのが最後で爆発したのか、途中で降ろされる。そこから、全ての荷物を持っての移動はちょっと堪えたが無事友人の家に到着、疲労困憊だったのでシャワーを浴び就寝しようとしたら、下痢になる、誰でもなる洗礼だろうが、この日は少々キツかった。が、運がいいとも言える、移動でならなくて良かった。多分、村の井戸水かと思う、うまかったし、ガブガブ飲んでいた。久し振りに鏡で自分の顔を見て、久し振りにベットで寝る、自分は恵まれている。ウルルン滞在期は終了し、明日からボボでの生活が始まる。