黒須遊のLOVE&米粒残すなっ!

ブラスインストバンド『リディメイツ』の黒須遊によるBlog。

ウルルン滞在期 2

2010年01月31日 | 黒須遊
13日(水曜)
村の朝は早い、6時、7時ぐらいに目が覚める、井戸の水で顔と歯を洗う、身体はお湯がバケツに入っていてそれで洗う、至れり尽くせりだ。朝ごはんはパンを食べ、昨日とは違う近道の山道を教えてもらい町へ出る。美穂が髪を編んでいる間、何屋さんかわからない所へ入り、鶏肉に近い肉を食べた、電子辞書を片手に何の肉か聞くが、わからない。うまい、味付けが良かったのか、なんとも言えないがうまかった。そして昼に飲むビールはうまい、それは、どこの国も一緒なんだろうと、ふと日本を思い出す。ちなみに爪楊枝がなかったので、店の壁になっていた藁で掃除をする。昼飯はまた別に食べた、リソースと揚げ魚だ、骨は地面に落とし、犬や鶏が食べる。お腹もいっぱいになり、ビールも飲んでいるので、いい気分で眠くなるが今日はサッカーの試合がテレビでやっているので観てから村に帰ることになった、サッカーが始まるまで、フランス語のテレビを永遠と観る、更に眠い。暑い、蒸し暑い。眠い。やっとサッカーが始まるが、内容が面白くない、0対1だっただろうか。まぁこんなもんだ。こっちは日が沈むのが早い、日がある内に帰らないと街灯がないので真っ暗の山道を帰ることになる、案の定山道の途中で日が沈む、地元の人はひょいひょいと、重い荷物を頭に乗せながら岩と岩を渡っていた。なんとか無事村に着くが、真っ暗なので、サックスを吹くのをやめた。ご飯は歯ごたえ抜群の鴨、これもうまい、こっちはご飯がうまいので太りそうだ。寝る前に、あのわからなかった肉は何かと聞くと、リザードとのことだった。(小さいワニかオオトカゲといった類のものらしい)ごちそうさま、おやすみなさい。

ウルルン滞在期

2010年01月29日 | 黒須遊
12日(火曜)
首都 ワガドゥグ→テンコドゴ→ガランゴ→村で就寝
9時に集合しガランゴと言う町へ向い、そこから歩いて30分の村に泊まる、オマールのお兄さんの家だ。ちょっと早く起きたので、サックスが気になり空けてみる、リガチャーが変形している、必死で直しなんとかなったが、預けるとやっぱりこうなるんだなと再確認、二つ目の方を持ってきて良かった。
まずはワガドゥグからテンコドゴの町へバスで向う、バス停でサンドウィッチを食べる、挽肉と春雨の中華風でうまかった、食後はリプトンの紅茶も飲んだ、ホットだ、暑い。ここで初めて物売りを体験する、それ売れるのって物が多いなか、友人はシャンプーキャップを熱心に薦められていた、バスは冷房なしの窓なしの殺人バスに四時間だ、水が無かったら脱水症状でぶっ倒れるだろう。テンコドゴで昼飯、ブルキナのご飯はリソース(ソースをご飯にかける)とリグラ(炊き込みご飯)が主流でここでは、リソースを食べた、美味しかった。瓶ビール一本が約100円は嬉しい。そこからタクシーで30分でガランゴの町に着く、まずは町でゆっくりとしていると、彼方此方から挨拶にくるブルキナベ(ブルキナファソ人)、握手をするみんな優しく暖かい。そこから歩いて村まで30分、40分、途中のパン屋で焼きたてのパンを食べる、うまい、なんでもできたてが最高だ。サックスを持っての移動は結構キツかったが、なんとか到着、ちょっと前の洪水で半壊してしまった家の中でも一番いい部屋を使わせてくれたみたいだ、コンクリにゴザだがありがたい。ご飯は、リソースや、もちもちした米粉などにソースを着けて食べる、トーと呼ばれる食べ物が出てきた、手でつっつきながら食べる。電気、水道は通っていない。夜に外でサックスを吹くと気持ちのいい風が吹いていた。「くろすゆうが~アフリカのブルキナファソで~サックスを吹く~」世界ウルルン滞在期の始まりだ。

ブルキナ日記

2010年01月29日 | 黒須遊
11日(月曜)
空港近くのホテル→シャルルドゴール空港→ワガドゥグ空港→ワガドゥグ市内の宿で就寝

時差のせいか早く寝たせいか、早く起きるも空港へのバスは15時まで無いと昨日聞いていたので、シャワーを浴び、日記を書き、フロントでパリの地図をもらう、そのときなぜかシャトル・バスが到着する、なんでだと思い昨日の女性とは違う人に聞く、すると7時から20分おきに出ているよとのこと、結局昨日の人はなにが言いたかったのかは今でもわからないが、聞き間違えだろう。パリ市内へ出ようと、用意をし足早にホテルをでるが残った時間と移動時間、料金を考え止めた。帰りにゆっくり回ろう。空港内でサンドウィッチとカフェオレを頼み、ポストカードを1枚買う、カフェオレはあまりおいしくなかった。荷物を渡し順番を待つ、誰かがストールを落としていたので、「失礼、こちら違いますか」と回りに聞くが違うようだ、すると「貰わないのか?」と不思議そうな顔で言われる、近くの椅子に置くと、声をかけてきた婦人が広げてみていた、気に入ったのだろうか、さすが海外、拾ったものは自分のものということか。機内では左にアメリカン、右はヨーロピアンの席で真ん中だ、肘がガンガン当たる。眠くなかったので映画を観ることにした、大韓航空よりエア・フランスは日本語の映画が少なく、嘘つきの男を描いたドキュメント映画とハリーポッターしかなかったが、その2本と食事で時間は丁度良かった。しかし、久しぶりに飛行機に乗って思うことは、狭いし反応が鈍いと置いて行かれるということだ。スチュワーデスの食事や飲み物の問いに対して、聞き返しては逆効果だ、「失礼、チキンと何ですか」と言ったらもうチキンの食事が出てくる、プレッシャーも凄い、すぐ答えろと言わんばかりの笑顔で圧倒される、終始、片方のイヤホンを外し気をつけておかねば、飲み物も食事も出てこないんじゃないかと思ったほどだ。到着は隣の黒人さんが慌てて、俺の腕を掴む位の揺れで到着、入国手続きが混雑していたので1時間ほど遅れてしまった。出口で友人がいると聞いていたのだが、見当たらず、そこはもうアフリカのブルキナファソだった、薄暗い街灯と黒人の白い歯が目立つ。どこからか「ユウチャーン」と片言の日本語で呼びかける声がし、3人の成年黒人男子が駆け寄ってきた、ちょっと驚いたが、すぐに友人の恋人オマールとその友達だろうと気づいた。そのあとから、見慣れた顔の日本人、友人の生子と美穂が現れた。今日はブルキナファソの首都、ワガドゥグで泊まるようだ、正直、どんな日程になっているのか知らないが楽しみだ。宿は天井が流木のようなもので作られた、ペンションのような所で、水洗トイレで良かったねと言われた。まずは荷物を置き、お土産を手渡す、マカロンにお菓子に友人は目を輝かせていた、このときはまだ、気づかなかったのだが、2、3日でその輝きはすぐに感じた。軽く晩御飯でも食べようということになり、路面店でチキンを食べる、まずはヤカンの水で手を洗い、右手で食べる、フランスの味気ない料理よりよっぽどうまい、ビールは一人一本でグラスはまずビールをちょっと入れて濯いでから注ぐ。今日は良く寝れそうだ。24時就寝。


ジャンベ と ビリビリバー

2010年01月24日 | 黒須遊
最近はジャンベ習ったり、ジャンベとセッションしたりしています。

今、住んでいる町は昔ジャンベが有名だったらしく、まだ名残があります。

感覚で話す、アフリカ人と格闘しながら、四拍目の裏を感じながら

毎日生きています。

ここでは、日本での当たり前なことが通用しません、生活も音楽も

良いところも、悪いところも肌で感じています。


ところで、こっちの言葉で「ビリビリバー」という言葉があります。

フランス語ではなく現地語で、太っていて健康的な子、

こっちでは、良い意味です。


リディメイツでは、アンボくんかな。

アンボくんのお腹はビリビリバー。


ではボンニュイ♪

昨日の晩御飯はスパゲティを作りましたよん。

2010年01月17日 | 黒須遊
出発日10日の日記を載せます、ちょっと小説っぽく書いてみました。

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10日(日曜)
家→成田空港→仁川(韓国)→パリ、シャルルドゴール空港→空港近くのホテルで就寝

ワクワクし、一睡もできず朝を迎え、成田行きのバスに乗る。ここでは寝れたがまだ胸は高鳴っていた。大韓航空のためか、あまりパリへいく感じがしない、更に安いチケットの為か、一旦、韓国で乗り換える、2時間の待ち時間の為、通常12時間の移動が、16時間の移動時間。映画を5本も観た。「サロゲート」とかいうのはつまらなかったなぁ。「ジュリー&ジュリア」?みたいな名前の料理とブログを題材にしたのが面白かった、エンディングはちょっと納得いかなかったけど。そんなこんなで、時差を計算してなかったから、まだかまだかと、ほぼ起きてた。
パリは雪がパラパラと降っていた、やっとパリへきた感じがしたのは空港で「タクシーは必要ないか?」と言われたときだった、ホテルまではシャトル・バスはないと聞いていたので結局、タクシーに乗るつもりだったのだが、相場がわからなかったので断り、インフォメーションに座っていた黒人の大きい女性に英語で聞いたところ、立ち上がりマイクでこれでもかと言わんばかりの大きい声で、シャトル・バスが出てると言われたので信じ、乗り場へ行くと大勢の人が待っていた、韓国人らしき東洋人はいたが、日本人は皆無だった。1時間は待っただろうか、何度かタクシーも考えたのだが、その度、あの大きい黒人の捲くし立てる様でありながら、ゆっくりとした丁寧な英語を思い出し留まる。バスが来た、空港からの道はなんとも運転が難しそうな曲線と一方通行の嵐だった、友人に国際免許を薦められたのだが、あれは無理だ、首都高よりも入り組んでいる気がした。
ホテルに着くと「こ洒落た」という好印象の外見だったが、シンプル・イズ・ベストでアメニティ・ゼロな部屋と値段に納得した。機内食で夕食は済ませていたので、ビールでも呑んで寝ようと、ホテルお抱えのレストランへ、ちょっとした軽食とビールを呑みたいと受付の女性に伝え、席に着く、チップスとビールと頼むが、肉は食べないのかと聞かれる、さっき言ったじゃないかと、思いつつ断る。このチップスのソースが美味しくない、トマトは味が無く、チーズはしょっぱく、海老のオーロラソースとアボカドは市販のソースだろう、見た目は満点なのにと思いながら、ビールで流し込む。これなら機内食のビビンパの方がうまかった。22時就寝。


久し振りに自分の顔をみた!

2010年01月17日 | 黒須遊
お久し振りです。

アフリカのブルキナファソに到着しました。

11日には到着してたんだけど、12日~15日まで村に居たんで

電気が通ってなくて、連絡が遅くなりましたが元気でやってるよ。

村は、うるるん滞在期みたいで、凄かったね、

もちろん、鏡なんて無いから、昨日久し振りに顔を見ました!

丘に登ってサックスを吹きましたよ~。


今は、友達の家のボボデュラッソ(地名)でのんびりしてます。

行ってきます!

2010年01月10日 | 黒須遊
一睡も出来んかった、、笑。

さてさて、いまはと言うと、成田行きのバスに乗っています。

これから、9時の便で、パリへ、そこで、一泊して、次の日に、ブルキナファソのワガドゥグに着きます。

因みに、一昨日まで、パリで、一泊するなんて、わかってなくて、、汗。

一昨日、焦って宿とりました!危なかったー♪( ´▽`)

そんな、一昨日はリディ新年会。

高円寺ONE含め、ファミリーのみんな、ありがとう、楽しかったー!

ではでは、改めまして

行ってきま~す!

DVDを遂にdiskunion限定で販売します。

2010年01月06日 | 黒須遊


今まで、ライヴ会場と高円寺ONEだけの販売でしたが!

この度diskunionでも販売開始、販売店としてはdiskunion限定です。

明日が発売日なので、今日から店頭並んでいます。

↓ここからdiskunionのwebへ飛べます。

diskunion

liveにこれない方もこれで通販にて購入できます!!

是非!



ps.ジャケットはリバーシブルになってます♪

新年会のお知らせ♪

2010年01月05日 | 黒須遊
新年会きてね~



RIDDIMATES 新年会やります。

リディメイツの新年会2010@高円寺ONE

2010.01.08(fri)

OPEN:18:00
CLOSE:23:30 終電まで~

チャージ:2000円(4D+1shot)
+FOOD( CROSS YOU(おつまみ) / can cafe(おつまみ) )
DJ:BEN / sadabon / BUCHI / タツ / and more...

LIVEはないです、ワイワイしましょう。

だれでも入れますんでお待ちしています!!!!!

明けましておめでとうございます。

2010年01月01日 | 黒須遊
レゲエ雑誌 Riddim の年間アワードに載りました!

http://www.overheat.com/riddim/issues/no/322/riddim_awards_2009_reggae/

この記事の座談会の中で出てきます。

雑誌には、ジャケとこの、座談会が載っています!!

正直、凄く嬉しい。

日々精進。

がむしゃらに、今できることと、新しいことを提示して生きたい。行きたい。

アフリカ帰りで、パリ経由なので、UKダブの、ロンドンか、バイレファンキのスペインか、ロッテルダムスカジャズオーケストラで、オランダか、悩んでます。

今年もよろしくお願いします。