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It's something about Eddie

英ゴル“エディ”の湘南生活

ドイツからの犬連れ帰国

2016-04-20 17:30:55 | ドイツ編

僕は帰国します。

検疫をすんなり通過して、その日のうちに茅ヶ崎のお家に帰る為に一番大切だったことは、狂犬病の予防注射です。

日本で最後に予防接種してから二年以内であれば、ドイツで再度狂犬病の抗体検査をしないまま帰国できます。

二年を超える場合は、改めて狂犬病の抗体ができていることを証明しなくてはなりません。

ミュンヘンのあるバイエルン州にも抗体検査をしてくれる機関はあるけれど、手順が面倒だし僕の体にも負担がかかる。

しかも、おっ母もおっ父もドイツ語がわからない。

というわけで、二年以内に帰国することにしました。おっ父の仕事も片付きそうだし。

ただし一つだけ条件があります。

『日本で最後にした予防注射から1年以内に、ドイツでも予防注射を打つ』というものです。

僕の場合、2014年7月21日に茅ヶ崎のお医者さんで接種したのが最後。

だから、2015年7月21日迄に再接種すればよかったのだけど、ミュンヘンの獣医さんとおっ母のコミュニケーションミスで2015年は5月10日に接種してしまったのです!

なので、いろいろ考えて、GW前に帰国することになったのさ。

ただ、予防接種のタイミングで7月中旬まで滞独できたとしても、5月には帰国してたよ。

だって、いきなり日本の7月じゃね...僕、日本の暑い夏に免疫がなくなっちゃってるしぃ。

 

帰国が決まったら、検疫に帰国する旨を伝えます。『届出書』を提出するのです。

この作業はオンラインでできるので楽!

それなのに、おっ母はタイプミスやら記載漏れやらで、何度も修正させられてたよ。

 

この『届出書』が完成すると、『届け出受理書』が送られてきます。

これ、印刷して検疫で提出するんだって。

おっ母、プリンターもってない...どうするんだ?どうにかしてよね。

 

さてこのあと必要になるのが、書類。ドイツ政府の裏書き (Endorsement)付き書類。

全ての情報を記載した書類にドイツ政府が指定する機関にハンコを押してもらうんだけなんだけど。

おっ母もいつもの獣医さんも初めてのことで、手探り状態!

 

おっ母が書くのは一般情報ばかり。

僕の名前から始まって、種類やらマイクロチップの番号やら...

書き間違えた場合ホワイトは使わないで、二重線で消して云々かんぬん。

おっ母、素面で記載に臨んでた。

おっ母はこの一枚だけ。

でも獣医さんが記載するのは三枚もあったので、先生ちょっとパニック...!

先生ったら、あっちこっち調べまくって、ついには日独辞典片手に日本の検疫のHPを解読!すごいね!

結論から言うとそんなに記載することは多くなくて、出来上がった書類は、結構スカスカ感あるものだった...。

やっぱり狂犬病の予防注射に関することが一番大切みたい。

 

こんな書類と共に、雨の中、ココ↓に連れて行かれた

特別な資格を持った、ドイツ政府が指定する獣医さんがいるところ。

こんなところに用事がある人は少ないから、開いてる時間も短い。他の訪問者も見なかった。

たぶん、世間話だったんだろうな。

僕の出番は、僕の首に埋め込まれているチップの確認だけ。二秒で終了。

書類の中身を確認することもなく、ハンコをバンバン押していく。

いつもお世話になってる獣医さんが書いた内容を政府が裏が書きするってことね。

因みにこのハンコ、有料です。〆て8.5ユーロ、ざっくり1000円くらい。高いのか?安いのか?微妙。

 

これらの書類をスキャンしてメールで日本の検疫に送って...

日本の検疫さんからOKをもらいました。

これらの書類<原本>を持っていけば、すんなり検疫を通過できるのです!

あとは...飛行機だ...嗚呼。

 

 

 



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