横浜美術館で「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」展が開催されています
鑑賞して参りました
ゆっくりと鑑賞したいので その前に・・・
ロイヤルパークホテルの皇苑でお昼をいただきました
点心の前の健美スープがとても美味しかったのですが・・・
写真を取り忘れてしまいました
どのお料理も 身体に優しいメニュー
お喋りしながら美味しく頂きました
美術館へ・・・
パリのセーヌ川岸に建つオランジュリー美術館
ルノワール セザンヌ モネ、マティスやピカソ モディリアーニなど・・・
今回の展示は 所蔵する「ジャン・ヴァルテル&ポール・ギヨーム コレクション」の作品の半数にわたる約70点が紹介されています
ギヨームは若き才能が集まる20世紀初頭のパリで画商として活動し 自らもコレクターとして作品を収集しました
私邸を美術館にする構想を果たせぬまま彼が若くして世を去った後 そのコレクションはドメニカ夫人に・・・
その後 フランス国家へ譲渡され オランジュリー美術館で展示されるようになりました
ポール・ギヨーム婦人 ドミニカ
ポール・ギヨームのコレクションが ドミニカによって最終的にフランス国家に譲渡され
オランジュリー美術館で展示されるまでの物語が絵画とともに綴られています
絵画と物語に引き込まれます
画商ポール・ギヨームの邸宅 書斎の「マケット(模型)」です
画商ギヨームの収集した数々の作品が飾られています
・・・素晴しい・・・
部屋の至る所に飾ってあり まるで美術館のようです
奥の廊下の絵画も・・・
マケットで楽しむ事ができます
母が大好きだった モディリアーニの絵・・・
そう・・・最後のお別れの時 大好きだった絵を一緒に添えてあげました
今もきっと傍に置いて 楽しんでくれていると思います
そしてポール・ギヨームは 当時無名だった若い作家たちをも 画商として積極的に支援していました
中でもモディリアーニには モンマルトルのスタジオを貸し モディリアーニは パトロンであるギョームの4つの肖像画を描きました
その中の一枚
ギョームが23歳の肖像画です
絵画を通して 夫婦のコレクションヘの情熱や生活 ジャン・ヴァルテルとの交流・・・
その歴史にとても感慨深く思い あの頃のパリの芸術家達の生活が思い浮びました
いつも美術館へ足を運ぶ度に 絵画や作品にはとても感動しますが
その奥に秘められたストーリーにも胸に響く感動があります
芸術の秋を楽しみましょう!
Madame K