gooたら日記

日々のつれづれを気ままに

文字の視認性

2004年12月10日 14時02分10秒 | 日記
 日本語の仮名漢字混ざり文は常々視認性のいい文字表記法だと思っているのだが、ときにはイライラすることもある。とくにパソコン作業で。
 例えば、「開」と「閉」の文字。似すぎてる! プルダウンメニューなどでファイルを開くつもりで閉じてしまったという経験は、私だけではないと思う。これだけは英語表記の「open」「close」の方がわかりやすい。色分けするとかすればまた別だが(色の視認性は抜群)。
 そして、「ぱぴぷぺぽ」と「ばびぶべぼ」の半濁音・濁音の表記がまたまぎらわしい。年齢とともに視力が落ちてきたせいか、最近とくに読みづらく感じる。ブラウザなどの文字の表示設定を変えて大きくすればいいのだが、それはそれでまた別の使いづらさが出てくるし…。ひらがなやカタカナをつくった人を恨みたくなる、誰だかは知らないけれど…。
 例えば、「は ば ぱ」はアルファベットでは「ha ba pa」となる。あきらかにアルファベットの方が視認性がよい。それに、「は」という母字に「点々」や「まる」を打って文字を作るなどというのは、なんとなく発想としては凡庸な感じもする。

 ま、文字のできた成り立ちを考えると、近い意味や発音のものは似た形状になるというのもわかるけれど、視認性という観点から見れば、紛らわしさを避ける意味でも、それらははっきりと違いがわかる形状の方がいいような気もする。しかしいまさら新しいひらがなやカタカナをつくれといっても現実的ではないのだけれど。