天気予報を聞いていると、「平年並み」とか「平年に比べますと」などという言葉をよく聞く。でもこの「平年並み」という言葉、くせ者だ。なぜかというと気象でいう「平年」とは私の知る限り過去10年の記録の平均値だからだ(私は素人なので間違っていたらご容赦)。
例えば気温が毎年毎年少しずつ上昇し続けているとすると、平年値もそれに比例して毎年少しずつ上昇し続けるわけである。だから「今年の夏の気温は平年並み」などといっても、10年前の「平年並み」とはずいぶん違っている可能性もあるわけである。安心してる場合じゃない。
例えば気温が毎年毎年少しずつ上昇し続けているとすると、平年値もそれに比例して毎年少しずつ上昇し続けるわけである。だから「今年の夏の気温は平年並み」などといっても、10年前の「平年並み」とはずいぶん違っている可能性もあるわけである。安心してる場合じゃない。