クリスタル・チルドレン１

ハルの昔からのクライアントさんの女性Ａさん。
もちろんお金を頂いていたわけではないので
正確には、相談相手なのですが。

彼女は、幼少期から高校生まで父親から性的虐待を受け、
見て見ぬ振りした母に救ってももらえず、
過去のどこかで二重人格となってしまった方です。
主人格が現れたことはなく、ハルが会った事があるのは
２人目の人格のみ……それも本人は気付いていないとのこと。

そんなＡさんが結婚した男性はバツイチの微妙な方で、
昨年、元妻が精神的に病んで入院したことから
元妻との間にできた２人の子供（中学生と小学生）を
引き取ると勝手に決めてしまったそうです。
Ａさんとの間の子供はまだ２才、Ａさん自身も過去の体験から
情緒的に不安定なところもあり夫婦仲もしっくりこない時期。
その夫の判断に耐えかねて、彼女は赤ちゃんを連れて家を出ました。

……という話だけは聞いていたのですが、
そのＡさんから「ＧＷにお会いしたい」と連絡を受けていたハル。
でも、家族から反対を受けて説得されたらしく、
実際にＧＷ中には「来ないことに決めた」オーラを感じて
ハル自身は、その約束がなくなったと思っていたところ。

今朝、Ａさんから連絡があって、
「ハルさんが大変なご様子なので行ってみようか」
と２才のまだ喋らぬ息子さんに話しかけてみたら
ニッコリ微笑み返したとか。
（ちなみにＡさんも、小さいけどサイキックな能力があります）


実は、この子、クリスタル・チルドレンじゃないか？と
前々から二人で話していた男の子なのです。
私達がこういうスピリチュアルな世界に興味を持ったのは
ほんの少し前、3.11の震災後なのですが、
それ系に詳しい友人が「ハルさんはインディゴじゃないか？」
と言ってくれたことがあったのです。
その時に私がネットで調べ、結局ハルはインディゴではなかったのですが
説明を聞いたハルが「でもクリスタルなら知ってるかも」と。
私もすぐにピンときました。
Ａさんが、お子さんの言葉が遅いことを悩んでいたからです。
ハル曰く「確かにあの子の瞳には何かを感じる」と。
なのでＡさんがサイキックなことも含めて、
「その子は傷だらけのお母さんを癒すために
　Ａさんの元に生まれて来たのかもねぇ」
と話していたのです。


そして今回、連絡を受けたハルがその子に意識の焦点を合わせたところ
「ハルさんを癒してあげたい。会わなければ」
と２才の男の子が思っていることが分かったそうです。
と、同時にヨハネがハルに「すぐにお会いなさい」と。

私もハルも感動して涙が出ました。
ハルがＡさんに会うなら、ハルが頼られる側だと思っていたのに
実は、ハルのために会う必要があっただなんて……。
この世の愛の循環に、改めて美しさと優しさを感じました。
もしかするとハルとＡさんの出会いも、
このためにあったのかも知れませんね。


【インディゴとクリスタル】
http://www15.ocn.ne.jp/~toa213/indigo.html





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