良い加減で行こう!スピリチュアルの道

生まれつきサイキックな能力を持つハルと
霊感ゼロの鈍感すばるのスピリチュアル奮闘記

闇とは何ぞや?

2012年04月23日 | 見えない存在
カテゴリーに「高次の存在」というのがありましたが、
「見えない存在」に変更しました……この記事を入れるために。


「闇の勢力」とか「イルミナティ」「グレイ」とか聞きますね。
それに対抗するために活動しているというブロガーさんも少なくないし、
信頼しているワーカーさんにも居たりします。
そういう「闇の存在」に洗脳されたり憑依されたりすると、
その人は獣化して、犯罪を犯したり戦争を指導したりするのだとか。
そして悪の親玉と言われるルシファーは堕天使と呼ばれて評判悪いですが
こういうメッセージを読むと、結局「悪い」とかじゃないんだ、と感じます。


私がスピを勉強し始めて、最初に感銘を受けた知恵が、
「善悪を判断しないこと」
だったので、この「闇」という考え方をどう受け止めればいいのか
戸惑っていた時期がありました。
「闇」=「悪」=「なくしていくべき存在」→「戦おう」
そんな図式で発言、行動しているライトワーカーさんが
意外に多い事に気付いたからです……私は「戦士系」と呼んでいますが(笑)

まあ、いくら善悪を判断しないように努力したところで
絶句するようなことをする人というのはいるもので。

ハルの学びが始まってラファエルさんが常駐していた時、
彼は「ここ数日、残虐シーンばっかり見させられて凹んでいる」
とぼやいていたことがありました。
人間を知るテーマのもと、古今東西残虐の旅(笑)
その話を聞いた日にはポルポトのジェノサイドを見てきたとか。
後日、私もドキュメント等で見ましたが……理解不能 Σ(゜д゜;) ナンスカ、コレ!?
色々と調べましたが、ポルポトの真意が分からず尋ねました。
「で、ヤツは結局、何で1/3も殺したの?自国民なのに?そこ教えてもらった?」
「カンボジアは貧し過ぎ、農業しかなかった。
 そこで、愛する国土を肥えさせる肥料に人肉を使っただけ」
確かに犠牲者は、穴に放り込まれるでもなく地面に放置されていたらしく。
「…………つまり彼は、究極の愛国者だと?」
「少なくとも、彼自身はそう信じていた。
 確かにどういう視点から見ても、いいところは全くないように見えるけど
 でも、これがポルポトという人生の学びだったというだけだよ」

宗教でもスピでも、神という概念を採用する人に対して、
「神が人を創造したのではなく、人が神を創造したのだ」
と反論して、宇宙の起源はビッグバンだと譲らない人がいます。
というか、多くの現代人はそう思っているようです。
そういう無神論者はよく、こうも言います。
「神がいるのなら、何故、戦争が? 何故、飢餓が?」と。
それに対する模範解答は恐らくこうです。
「戦争がなければ殺し合うことの無意味さ、空しさ、悲劇性が分からないし
 いつも簡単に食べ物が手に入れば、食べ物のありがたみが分からないから。
 世の中のネガティブな事象は全て、対象となるポジティブのありがたみを
 教えるために存在しているのです」と。

こういう考え方に納得していた私は、人の行為については
善悪で判断しないような姿勢を身につけることができましたが、
見えない世界の「悪しき存在」と呼ばれるモノについては実は解釈しかねていたのです。
憑依して犯罪を促す悪霊?だとか、いわゆる低級霊と呼ばれる存在。
三次元と言う二元の世界において、ネガティブ面から学びをする存在は理解できても、
三次元を離れてなお、ってどういうことなんでしょう?

そのへんを考えていた時に、ハルが「面白い人と会ったよ」
と教えてくれました……その人がヤコブさん。
ラファエルさんに学びの一環として引き合わされたようです。
いつのどこのヤコブさんか不明だったので話を聞いてから調べてみたのですが、
恐らく15世紀中頃、エチオピア帝国皇帝であったザラ・ヤコブではないかと。
(余談ですが、エチオピアって1975年まで帝政だったんですね!)


ヤコブさんは、普通ならとっくに転生している時期なのに
ヤコブと呼ばれていた人生を終えた後の後悔が強くて、
そしてまた繰り返したらどうしよう?という恐怖で
生まれ変われずに、ずっとここに(どこに?w)いるそうです。
天使などからは「もう、いんじゃね? そろそろ行っとけば?」
と転生を促されたりもするらしいのですが、そんな気にはなれないそう。
どうも、ヤコブであった時、かなりの独裁者だったようで
信仰なども含めて、とにかくたくさんの人を殺したそうです。
自らを振り返って
「イッちゃってたよ、俺、どうしたの?
 自分で自分がわかんねーよ、そこまでのつもり、なかったのに」
と、正直、自分にビビっちゃったというか。
割に意気込んで生まれてみたけど、やらかして帰ってきたヤコブさんw
ちなみにはすっぱな口調は私の超訳にすぎず、
ご本人は至って真面目で物静かな印象だったようですので誤解なきよう(笑)

で、ラファエルさんは言ったそうです。
「この者は、上にも上がらず転生もせず、ずっとここにいる。
 そういう者も少なからずいるのだ。
 彼は光の存在とは言えない。強いて言うなら闇の存在だろう。
 しかしながら……闇の存在は、悪かね? 彼は悪だろうか?
 思い悩み動けずにいる者が悪かね?」


なるほど、確かにヤコブさんは低級霊の部類のようです。
でも、もしヤコブさんが誰かに憑依したとしても
ヤコブさんの思いどおりに行動させられた人は、
なんだか悪行より善行しそうな印象ですね……?
でも、ライトワーカーさんの中には、
除霊や浄霊など、良くない霊を扱った仕事をしている人もいるわけで
やはりヤコブさんのように感じのいい低級霊ばかりではないような。

ヤコブさんのことを書くために、自分の中を整理していた時、
やはり上記の点が納得できないまま残っていたので、
ヤコブ話から数ヶ月が経った先日、改めてハルに見解を訊いてみました。

「これは天使から教えてもらったことではなく、
 自分の解釈・見解なのだけどね。
 守護霊さんとかも居るのだから、本当にヤバい存在に
 そうそう明け渡すか?と思うんだよね。
 確かに未来は不確定で決まっている訳ではないけれど
 でも霊に憑依されるなんてことが偶発事項とは思えないんだ。
 ということは、織り込み済みの予定と思えばどうかな?
 犯罪者の学びの予定が、思わぬ素直な良い人に育っちゃって
 そんな時には憑依で対処、とか決めてきてるのかも。
 もちろん憑依してもらうには、悪い役割をお願いするわけ。
 ある段階で除霊してもらうのも予定内のこと。
 そういう一連の過程を、人間目線で解釈すると
 あの人は波動が下がって低級霊を招き入れてしまった!
 でも霊能者さんのおかげで除霊できて良かったね!となる。
 でも実は全部、レコードに沿って守護霊さんが手配しただけw
 どう、こんな感じの解釈(笑)?」


私は、けっこう「なるほど!」と納得したのですが
どんなもんでしょうかね(^_^;
どんなに悪そうでも、それは持ちつ持たれつ、
楽屋(霊界)に戻れば、役を離れてみなニュートラル。



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1 コメント

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Unknown (スピルン)
2016-02-19 14:57:29
初めまして。
「闇とは何ぞや?」という言葉にすごく惹かれて読みました。

自分もちょうど弱いところがあって罪悪感でいっぱいでしたが、「悪とは何か?正しいことをしようとするな。楽しいことをやれ」というメッセージではっとしました。
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